ミレニアム1(上) の商品レビュー
これは…惹き込まれる!最初は裁判の報道の話で、そういう記事は普段の新聞記事とさして代わり映えしない気がしていたが、そこから展開する密室(島)失踪事件、そしてまだどう絡んでくるのかがわかっていないリスベットの話と、復讐劇を予感させる伏線…続きが気になります。
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先に映画を見てしまったので思い出しながら読んだ。 リスベットが出てくるシーンがわくわくしてページが進む。
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マッチョなおじさんの考えた下品で独りよがりな妄想の産物。気色悪い。 原作に合わせたという意味ではリスベットが女言葉で話すのはそれでいいのだと思うけれど、あの人物像で女言葉使うのは違和感しかない。やっぱり気持ち悪い
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90点 *** 経済情報誌『ミレニアム』の記者ミカエルはスウェーデン国内で大物実業家ヴェンネルストレムに対する名誉棄損で訴えられ禁固刑を言い渡される。 一度ミレニアムを離れることに決めたミカエルの元にヴェンネルストレムの悪事の証拠を持っているというヴァンゲルグループの元会長ヘン...
90点 *** 経済情報誌『ミレニアム』の記者ミカエルはスウェーデン国内で大物実業家ヴェンネルストレムに対する名誉棄損で訴えられ禁固刑を言い渡される。 一度ミレニアムを離れることに決めたミカエルの元にヴェンネルストレムの悪事の証拠を持っているというヴァンゲルグループの元会長ヘンリックから依頼が舞い込む。 約50年前に密室と化した島から忽然と姿を消したハリエット失踪事件の驚くべき真相とは? *** 感想は http://booklog.jp/users/mametarou77/archives/1/415179252X で
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「ミレニアム」まさかの4巻が出たおかげで、 図書記号は著者名ラーソン,スティーグの「ラ」から シリーズ名ミレニアムの「ミ」に変りました。 この為、昨年末からこれらの変更作業に結構な時間を 割かれ、最近完了。 その記念で、予約も切れたので手に取りました。
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先日ハリウッド版リメイクを観て面白く、積読状態になっていたのを引っ張り出して読了。 文字数が多くて読むのが大変だったけれど、それなりには楽しめた。これ多分、映像より先に本から入っていたら長すぎる!って思って挫折しただろう。 それに、ヴァンゲル一族の人間が多すぎて途中でごちゃつき...
先日ハリウッド版リメイクを観て面白く、積読状態になっていたのを引っ張り出して読了。 文字数が多くて読むのが大変だったけれど、それなりには楽しめた。これ多分、映像より先に本から入っていたら長すぎる!って思って挫折しただろう。 それに、ヴァンゲル一族の人間が多すぎて途中でごちゃつき混乱する(映画もご多分にもれず、ごちゃついたwww) ただ、やっぱり北欧の小説だけあって、北欧が抱える問題なんかがストーリーを通して書き出されている訳で。それらの事をストーリーに投影するのは、北欧の作家はとても上手。 下巻も、もう少しだけ読み始めているので引き続き 読み進めていく。
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なんだこれは!めちゃくちゃおもしろいじゃないか! ということで、下巻の途中からは埋没するように読み進めた本書は、スティーグ・ラーソンの世界的な大ベストセラー「ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女」。 月刊誌『ミレニアム』の発行責任者であるミカエルは、大物実業家ヴェンネルストレム...
なんだこれは!めちゃくちゃおもしろいじゃないか! ということで、下巻の途中からは埋没するように読み進めた本書は、スティーグ・ラーソンの世界的な大ベストセラー「ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女」。 月刊誌『ミレニアム』の発行責任者であるミカエルは、大物実業家ヴェンネルストレム(言いづらい…)の違法行為を暴く記事を掲載するも、名誉毀損で訴えられ、あっけなく敗訴する。『ミレニアム』存続のため、一度は身を引くことを覚悟する彼の元に、大企業の元会長ヘンリック・ヴァンゲルから不可解な依頼が舞い込む。表向きはヴァンゲル一族の家族史を執筆すること。しかし、その真の目的は、36年前に突如姿を消したヘンリック兄の孫娘ハリエットの事件を調査することなのだ。一連の調査の中で、彼はヴァンゲル一族が抱える深い闇に立ち入ることに… ジャーナリスト出身の著者らしく、ジャーナリストとしての使命や、その使命と現実の狭間に揺れ動く葛藤は、そのまま作品に反映されているようです。また、終始、ヴェンネルストレムの姿が描かれず、不透明な印象を受けるのは、ヴェンネルストレムのような実業家は至る所に潜んでいることを示しているのか、それとも他の意図があるのか… ところで、本シリーズの根底に流れるテーマは、「女性に対する軽視や暴力」とのことで、1作目からそのテーマはひしひしと感じることに。「スウェーデンでは女性の十三パーセントが、性的パートナー以外の人物から深刻な性的暴行を受けた経験を有する」…各章の冒頭で挿入されるこれらの情報は、本書の裏で蠢く不気味な現実を突きつけるかのようです。 そして、本書というか(たぶん)本シリーズのもう一人の主人公であろうリスベット・サランデル。とてもいいキャラだ。 さて、ミレニアムシリーズは現在のところ、第4部まで出版されています。惜しむらくは、著者のラーソン氏が第1部の成功を見ることもなく、逝去されたこと。どうやら第4部の途中まで執筆していたとのことですが、なんとも残念でなりません。 とはいえ、第2部以降がとても楽しみです。
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再読メモ・・リスベットについて。最初彼女の描写は直接にはされず、その人物像は彼女とつながりを持つ会社社長側の印象・心象(関係の微妙)によって謎めいて描き出される。次、悪辣な後見人(弁護士)が登場し、対峙する形で彼女は組み伏せられる目にも遭うが、獣性(牙)を剥き出して強かに相手を凌...
再読メモ・・リスベットについて。最初彼女の描写は直接にはされず、その人物像は彼女とつながりを持つ会社社長側の印象・心象(関係の微妙)によって謎めいて描き出される。次、悪辣な後見人(弁護士)が登場し、対峙する形で彼女は組み伏せられる目にも遭うが、獣性(牙)を剥き出して強かに相手を凌駕(復讐)する。そのねじ伏し鉄鎚を下すさまは迫力で、彼女の魅力にキナ臭い凄味(鋭さ)を与えて効果的。彼女の感情表現の欠如(冷めた反応=硬直・寂寞)について、異様にも見えるが理解もできる・・他者との関係における窮屈や息苦しさなど。
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今更ながら読んでみた。翻訳だからかわからないが、1ページ辺りの文字数がかなり多く読みごたえがあるが、乱視には少し辛い。あと似た名前が多いのでなかなか覚えられない。 先が気になるので一気読みしてしまった。ハリエット殺し?の犯人は誰なのか、ミカエルとリスベットは今後どう絡んでくるのか...
今更ながら読んでみた。翻訳だからかわからないが、1ページ辺りの文字数がかなり多く読みごたえがあるが、乱視には少し辛い。あと似た名前が多いのでなかなか覚えられない。 先が気になるので一気読みしてしまった。ハリエット殺し?の犯人は誰なのか、ミカエルとリスベットは今後どう絡んでくるのか、ミカエルはどうして敗れ、次こそ勝つことができるのか。下巻も買っておいてよかった。
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