緑の毒 の商品レビュー
連続レイプ犯とその廻りの人達と被害者達それぞれの視点で紡ぐ物語。 人の醜い部分をリアルに描くのは今回もさすがだが こちらもまた作者お得意の「…で?」な投げっぱなし結末。 それもまたリアルなんだろけど好みじゃない。 【図書館・初読・9/23読了】
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連続レイプ魔と関わる人達を描いた14の連作短篇。レイプ犯がただの妄想変態ナルシスト、チャラくてグズにしか見えない。登場人物が抱えてる日常の心の闇や歪みがリアルでダークな人間心理は楽しめた…でも、毒もキレも足りない。著者は最近、不調なのだろうか…このつまらなさはちょっと唖然!
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緑と嫉妬 エピローグで「緑と嫉妬」に触れているだけで、作品中には緑を連想させる部分はなかったように思います。一般的な犯罪作品で特にビックリなところはありませんでした。 ただ、桐野さんの作品にはワタシをひきつける力は確かにあります。
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えげつないが覗き見気分で読み続けてしまう。サイン会の券をゲットしたので時間があったら行ってみよう。人間の嫌な部分を炙り出すことにかけては他の追随を許さない桐野夏生を身近で見てみたい。
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