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日本人なら知っておきたい日本文学 の商品レビュー

3.8

202件のお客様レビュー

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2015/01/19

日本語教師を務める著者が古典の作者や登場人物の実像に迫る漫画。普通の人にとって枕草子は知っていても清少納言がどのような方であったのかは知る由も無い。彼女はとても素敵な女性であったようだ。紫式部の清少納言批評も大変興味深い。巻末の古典こぼれ話も実に笑えるものであり、文明が多少進んで...

日本語教師を務める著者が古典の作者や登場人物の実像に迫る漫画。普通の人にとって枕草子は知っていても清少納言がどのような方であったのかは知る由も無い。彼女はとても素敵な女性であったようだ。紫式部の清少納言批評も大変興味深い。巻末の古典こぼれ話も実に笑えるものであり、文明が多少進んでも、人間の考えや感性に殆ど差が現れないことが良く分かるのである。

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2014/06/10

本のタイトル通り。 学校の授業などで触れてきてはいるものの、いまいち興味が持ちきれない日本文学。 どんな人物だったのか簡単にではあるけれど知ることができて良かったです。 読みやすそうなものから手に取ってみたくなりました。

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2014/06/10

前著の「日本語」シリーズのつながりで。新聞に広告が出ていたので、衝動買い。 著者の一人が「専門家では無いので『正しい入門書』はかけません」とはっきり言い切っていることが、とても好印象です。 でも「窓」としての役割を果たしてくれるとしては、参考文献一覧が素っ気無さすぎやしませんか。

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2014/06/09

古典好きなのですが、作者本人について掘り下げて書いたものって案外ないので知らない事が多く、大変面白かったです。 コミックエッセイで読みやすいので、娘にも読ませたいと思います。

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2017/08/11

 著者の『日本人の知らない日本語』を1~4までずっと楽しく読んでいて、次が出ていないか本屋さんで探していたらこの本に出会いました。  この本では、有名な日本文学とその著者の面白そうなところだけをピックアップしてマンガにまとめています。あとがきに「この小さな窓から見える景色を、ど...

 著者の『日本人の知らない日本語』を1~4までずっと楽しく読んでいて、次が出ていないか本屋さんで探していたらこの本に出会いました。  この本では、有名な日本文学とその著者の面白そうなところだけをピックアップしてマンガにまとめています。あとがきに「この小さな窓から見える景色を、どうか楽しんで貰えますように。」とあるように、この本だけで作品や著者のことを何でも分かった気分になることはできません。あくまでも小さな窓からのぞいてみて、興味をもった人はさらに本格的な本をどうぞという、きっかけを作ってくれる本です。  私自身がこの本で紹介されている作品や著者のことをよく知らないので、どの程度デフォルメして紹介されているのか何とも判断しがたいのですが、なかなかユニークなエピソードが多いです。私が一番面白かったのは、藤原道長の有名な「この世をば我が世とぞ思ふ望月の欠けたることもなしと思へば」という歌を、本人は記録に残してないということ。仲の悪かった部下が日記に書いたせいで今に残っているというのは何とも気の毒な話です。

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2014/04/12

古典作品の概要や、その筆者の事を広く・浅く・肩の力を抜きながら知ることが出来る。古典文学に興味がある人には、最初にこの本を薦めたい。

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2014/03/26

名前だけ知ってればいいかと思っていた古典に興味がわいてきた。 ほかの古典や作者についてももっと紹介してほしい!

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2014/02/05

中学生から高校の古文の先生まで楽しめる古典面白知識本。 題名で読者を絞りすぎてると思いますが、極端な話、大学の教授がお読みになっても楽しめると思う。 なんといっても紫式部ら登場人物たちの造形が面白い。 特に清少納言の茶髪の現代っ娘(死語)、菅原孝標女が黒髪メガネの文学少女で...

中学生から高校の古文の先生まで楽しめる古典面白知識本。 題名で読者を絞りすぎてると思いますが、極端な話、大学の教授がお読みになっても楽しめると思う。 なんといっても紫式部ら登場人物たちの造形が面白い。 特に清少納言の茶髪の現代っ娘(死語)、菅原孝標女が黒髪メガネの文学少女で自分の黒歴史に足をばたばたさせながら悶絶してるというのは納得できすぎてにやにやしてしまった。 高校の古文の授業の面白いところを集めたような本。続編を切に希望しております!!

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2014/02/05

古典が好きな人なら割と知っているようなネタ話もあるものの、こんな風にコミカライズしているのは少ないと思うので、古典を教える先生には副読本か資料として学生に教えるときに使えていいんじゃないかと思う。

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2014/01/04

2012.11.27 推薦者:シレン(http://ayatsumugi.blog52.fc2.com/blog-entry-227.html)

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