日本人なら知っておきたい日本文学 の商品レビュー
「日本人の知らない日本語」の名コンビ、蛇蔵さんと海の凪子さんの作・・ということで、興味を持ったので読んでみました。 凪子さんの洞察力と、蛇蔵さんの表現力。 凪子さんのマニアックなところを、蛇蔵さんが万人向けに表現している・・という感じのコラボ作品です。 あとがきに、古典に触れたこ...
「日本人の知らない日本語」の名コンビ、蛇蔵さんと海の凪子さんの作・・ということで、興味を持ったので読んでみました。 凪子さんの洞察力と、蛇蔵さんの表現力。 凪子さんのマニアックなところを、蛇蔵さんが万人向けに表現している・・という感じのコラボ作品です。 あとがきに、古典に触れたことのない人が覗ける「窓」を開きたい・・と書かれていましたが、まさしくそういう本です。 面白かった! 古典文学には全く興味がありませんでしたが、 作者の性格や、人物関係図で示される作者の立場が分るだけで、こんなに親近感が湧くものなのですね。 さらに、時と共に受け入れられた経緯や、今も尚引き継いでいるものなど、興味深かった。 700年の時が、グググッと近くなった感じです。 分りやすい本があれば、「徒然草」と「紫式部日記」あたりを読んでみたいと思いました。 続編が出ることを切望!
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ちゃんと読んだことのない日本文学・・・知らないことだらけ。 枕草子も源氏物語ももちろんだけど、更級日記と徒然草をまずは読んでみたいな。…現代語訳で…。
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ヤマトタケルから兼好まで,人物で読む古典~清少納言・紫式部・藤原道長・安倍晴明・源頼光:菅原孝標女・鴨長明・兼好・ヤマトタケル~「日本人なら・・・日本語3」でなくて,「日本文学」を書いていて,余り売れなかったか。紫式部の方が清少納言より前かと思っていたが,逆だった。やっぱり日本史...
ヤマトタケルから兼好まで,人物で読む古典~清少納言・紫式部・藤原道長・安倍晴明・源頼光:菅原孝標女・鴨長明・兼好・ヤマトタケル~「日本人なら・・・日本語3」でなくて,「日本文学」を書いていて,余り売れなかったか。紫式部の方が清少納言より前かと思っていたが,逆だった。やっぱり日本史に弱いなあ
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ツッコミについつい笑ってしまいました。 実際の歴史と絡めてもう一度整理して、人に伝えたいです(^o^)
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『日本人の知らない日本語』でスマッシュヒットを飛ばした蛇蔵&海野凪子のコンビの新シリーズ。 『日本人の知らない日本語』は日本語教室を舞台に、外国人の面白エピソードと日本語の蘊蓄が学べる、一粒で二度美味しい作品だった。また、時流にもマッチしていて、当時は「海外の反応」系のブログが...
『日本人の知らない日本語』でスマッシュヒットを飛ばした蛇蔵&海野凪子のコンビの新シリーズ。 『日本人の知らない日本語』は日本語教室を舞台に、外国人の面白エピソードと日本語の蘊蓄が学べる、一粒で二度美味しい作品だった。また、時流にもマッチしていて、当時は「海外の反応」系のブログが流行していたのも、ヒットの要因になったと思う。日本人が「外人からこう観られている」話が好きというのも一因だろうけれど。 このコンビはとにかくエピソードの語り方が上手くて、漫画の画も洗練されている。ただ、さすがに『日本人の知らない日本語』は海野さんの日本語教師エピソードが底をついた感があって、これからどうするのだろうと思っていたのだけれど、まさか日本文学をフューチャーする方向に行くとは思わなかった。 そして、この方向転換は、新しい金鉱になるのでは? と期待を持たせるものだと思う。日本文学という1000年以上もの歴史を持つジャンルの、面白いエピソードをいろいろと紹介できるのだから、ネタ的には無尽蔵と言ってもいい。それに、二人の語り口は普段馴染みのないものを紹介する、という部分で才能が十二分に発揮できると思うからだ。 今回は、1巻目なので、源氏物語や枕草子など、有名どころをとりあえず紹介という感じか。徒然草を四コマ漫画にしたのは上手いし、歴史上の人物の血が通っている感も心地よい。1巻目の手応えとしては最高じゃないかと。これから、もっとマニアックでもっと面白い日本文学の世界を紹介してほしいと思った。
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マンガは読まないのだけれど、この作者コンビの作品は好き。作者の性格や生活環境なども現代の感覚に合わせておもしろ可笑しく紹介してあり、なかなか手を出せなかった古典も読んでみたくなった。 昔、授業で少しは読んだような記憶のある「徒然草」や「方丈記」、大人になった今のほうが興味深く読め...
マンガは読まないのだけれど、この作者コンビの作品は好き。作者の性格や生活環境なども現代の感覚に合わせておもしろ可笑しく紹介してあり、なかなか手を出せなかった古典も読んでみたくなった。 昔、授業で少しは読んだような記憶のある「徒然草」や「方丈記」、大人になった今のほうが興味深く読めるのかも。いずれ入手して読みたい。 恥ずかしいことに「更級日記」については聞いたこともなかったのだが、これについても、当時の女性の自叙伝ということで、とても興味を持ったので、今後手に取ってみたいと思う。
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清少納言や紫式部、徒然草の兼好さんや、ヤマトタケルも。現代風なテンションとかわいい絵で紹介されていて、とっつきやすい。特に気に入っちゃったのは兼好さん。徒然草ちゃんと読んでみたくなっちゃう。現代語訳で…
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
歴史がマンガで判る便利物。 チョーっと興味がある人が読めば爆笑しながら読めます。 しかも勉強も出来る優れもの。 古典文学が苦手と思ってた人には是非! 個人的に 清少納言 のイメージが一番インパクトあったかなぁ。 好きだな。この性格。
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清少納言、すっごいサバサバ! 断然枕草子が読みたくなってきました。 上手くまとめてあるなーと思います。 こういう感じで古典を習いたかったなー。 12.11.30
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高知大学OPAC⇒ http://opac.iic.kochi-u.ac.jp/webopac/ctlsrh.do?isbn_issn=9784344020375
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