日本人なら知っておきたい日本文学 の商品レビュー

蛇蔵,海野凪子【著】

2015/08/29

読了：2011/9/17

面白いけど1回読んだら売っちゃう。あまり深くはないので。

更級日記、前から気になっていたけど原本を読んでみたくなるな。そういう入門書としては良い出来だと思う。

菅原孝標女、「どうか物語が読めますように！」と仏像彫っちゃったり、源氏物語をもらったら読みっぱなしで御簾にこもって出てこなくなったり、そんな昔の自分を「我ながらイタイ子…！」と自分で自分につっこみ入れたり、オタにはとても共感出来る人だった…。

2011/09/15

漫画。だけど、あなどれない！
清少納言、紫式部、藤原道長、吉田兼好、ヤマトタケル、、、他、日本文学に欠かせない人達と作品やエピソードをわかりやすく、しかも現代人風に解説。

清少納言が言いたい放題の辛口トークをするおねーちゃんで、
紫式部はアホのフリをしていたり、吉田兼好は今で言う脱サラ、フリーランサーだったりとか。。。

生きていた時代は違えど、本質は現代のわたしたちと一緒で、とても親近感がわきました。

小難しい本を読んでいるときの気分転換にはもってこいの一冊だと思います。

2011/09/15

「へぇ～」の連続。
兼好の人物像とか、めちゃくちゃ興味深い。
絵（マンガ）がかわいいよね。
続編出ないかな、日本語シリーズのように。

2011/09/15

清少納言と兼好に共感を覚えました。
昔の有名なあの人たちを現代の表現でコミカルに伝えてます。読んでいて楽しい一冊。

2011/09/14

面白かった！古典って、ほんとに苦手だったけど、これを読んだら、ちょっと読み直したくなった(￣▽￣)
でもちゃんと、現代語訳がついてないと、わかん無いだろうけど〜w

2011/09/14

新聞の広告をみて購入。前作の「日本人の知らない日本語」とは違うものの、なかなか面白かった。受験勉強で覚えた作者名がよみがえってきた。でも前２作の方がよかったかな。

2012/03/18

ちょっと物足りなかったかな～。

清少納言と紫式部の描き方が面白かった。清少納言って何となく口の悪い生意気な印象があったのだが、云いたい放題でも腹に溜めないサラッとした女性のよう。比べて、漢字を知らない振りをして、日記にしか気持ちをぶつけられない紫式部。著書二人の女性の目から見た人物評には成程ねえ、と感心。

更級日記の孝標女。２次元大好きの文学オタク少女。納得したけど、昔、授業で習った話なので、意外感は少ないな。虫愛ずる姫君はラジオ講座の螢雪時代で習った。だから、これも知ってた話。でも、堤中納言物語でも読んでみようかな。
鴨長明や兼好のオジサンについては、あっさりし過ぎ。

高校生の長女が熟読してました。入門編としては宜しいんじゃないでしょうか。

2011/09/13

漫画で古典や作者についての話が描かれていて分かりやすく面白い。古典の入門にぴったりだと思います。古典が読みたくなりました。

2011/09/13

「日本人の知らない日本語」の、このコンビが日本古典文学に切り込んだらどうなるのか、と興味津々で、新聞広告を見たその日に購入。

　古典文学の入門書……というよりは、作者・筆者のパーソナリティを取り上げて、雑学的にとっかかりを作って興味を持たせる手腕はさすが。
(ここについては解説中で、蛇蔵さんも触れていますが。自分の個性やよい面を、本当に上手に活用しているなあと感服)

　そして、とりあげられている人物の中では「更級日記」の作者こと、菅原孝標女の解釈というか紹介がとにかく素晴らしい。

　いや、もともと原典の「更科日記」からして大好きなのだけど、菅原孝標女の魅力というか可愛らしさをここまでわかりやすくかつ明確に表現してくれた書籍ってなかったもので！(笑)　そう、ほんと黒歴史にごろごろするよね！　私もやったよ、二次元サイコー、リアル恋愛なんていらないとかさああああ！……orz
　他の方々も同様に、とても魅力的に(かつ、史実に忠実に)描かれています。

　人間の本質なんて、1000年2000年じゃ変わらないということをこの一冊で知れば、古典もちょっとは身近に思えてくるかもしれません。

2011/09/12

分かりやすさや笑いのための面白さを重視し過ぎていて、浅い。

「日本人の知らない日本語」のような、
「そうなんだ！」と思わず言ってしまいたくなる新たな気付きや、
ポンポン読めてしまう軽快感を期待していると、
かなり残念な印象が待っている。