いま、地方で生きるということ の商品レビュー
都会と田舎とかではなく、身の回りの身近な関係性の部分がこの本に出てくる"地方"なのかな。この前読んだリトルピープルの時代では、日常の中に非日常性を見出して行く感じと通じるモノがあるな。手の届く範囲に働きかけて充実させていく、そんな生き方がしたいな。
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なんだかタイトルと内容が違うかなぁと感じました。 震災が大きな割合をさいていたので、 そういったタイトルのほうがつながるのではないかと思いました。
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この本のインタビューに登場しているのは、地域にしっかりと根づきながら、必要となれば軽やかに別の場所にも行けるような方ばかりだった。そういう両面性を持った暮らし方、いいなぁと思った。
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関東の端っこに引っ越してから、職住接近について思うことが多く、 そのヒントがたくさん詰まった一冊。 夫はすでに実践している身なので、自分の住む地域に役立つ仕事の面白さは 傍で見ていてもいいなあと思う。 自分もいずれ・・・と思う心に火が点きました。
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震災から、早くも半年がたち、 なぜ、東京にいるのか?なぜ、いま日本にいるのか? なぜ、ここにいるのか?ということをずっと考えていた。 この本でインタビューされている多くの人は、 常に、自分にとって何ができるのか?何が最適なのか? ということを常に考えている人たち。 「自分の好...
震災から、早くも半年がたち、 なぜ、東京にいるのか?なぜ、いま日本にいるのか? なぜ、ここにいるのか?ということをずっと考えていた。 この本でインタビューされている多くの人は、 常に、自分にとって何ができるのか?何が最適なのか? ということを常に考えている人たち。 「自分の好きな場所・コト・人を。身近な場所にどれくらい持っているか?どれくらいそれに気づいているか?が、なにより大切な気がしてきた。」 という言葉に、共感した。 これから、どうやって生活をおいていくか、少しヒントをもらった気がします。
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いま、地方で生きている人、のインタビュー集+なにものか。地方、といっても東北と九州。震災のあとにできた本であること、結局、いま自分がなにをして、どこで生きていきますか、という問いを含んでいること。示唆に富みつつ、ここからまた考えるための本。
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東京から地方を語るのではなく、地方で生活を営む10名と著者による地方での生き方についての対談集。経済性(収入)というわかりやすい指標とは別の、それぞれの価値観に基づき、それぞれの場所でのそれぞれの生き方は特に3.11以後の読者の価値観を改めて問いただしている。少しづつ中央対地方という構図(既にこの概念が成り立たないのかもしれないが)に違和感を感じる人々に是非読んで頂きたい。
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「働き方研究家」の西村さんが、震災以降、東北・九州で暮らす人10人をインタビューして回った、旅の記録です。 そこには、著者の統括や主張があるわけではなく、本当に「インタビュー集」。 そこからどう考えるか、どう解釈するかは、完全に私たち読者にゆだねられています。 個人的に印象に残った部分は、「震災から十日以上経つと、すごく影響力のある人の言葉にみんな引っ張られていくんじゃないか」という部分と、「東京/地方 の二項対立で考える時代ではなくなっているんじゃないか」といった趣旨の発言でした。 色々はっとさせられる部分も多く、また読み返したい本です。
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2011/3/11後の初夏に、東北および九州で自分で仕事を作って働く人10名へのインタビューを時系列でまとめた本。ゆくゆくは、グローバルな視点を持ちながら、ローカルに働くことを目標にしている自分にとって、何かの手掛かりを掴めるんじゃないかという期待を持って読んだ。 読み進めると...
2011/3/11後の初夏に、東北および九州で自分で仕事を作って働く人10名へのインタビューを時系列でまとめた本。ゆくゆくは、グローバルな視点を持ちながら、ローカルに働くことを目標にしている自分にとって、何かの手掛かりを掴めるんじゃないかという期待を持って読んだ。 読み進めると、今の自分の仕事にもつながる内容だった。 心に残った言葉を3つ。 ・成長とは、自分が安心できる領域が広がることである。 ・どこに行っても成り立つ仕事やスキルを持つことで本当に楽しめる。 ・この場所でやれることを、まずは最大限やることが大事。 どんな道を歩むにしろ、 今の仕事の延長に未来があることを忘れずに、しっかりと積み重ねていきたいと思った。
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地方=仕事がない。 ではなく「自分の仕事を作る」という感覚。 住む事が、そもそもの地方活性に繋がる。 そこに「いる」という事は、やはり大事。
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