心星ひとつ の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
シリーズ6作目。前作の後、どうなったのか気になって発売と同時くらいに手に入れ、1日で読んでしまった。料理と江戸時代の庶民の生活をうまくコラボレーションして、普通の日本料理でもそれが生まれた思いや、レシピなどを面白いと感じる。また、何より澪の将来、恋の行方、友人、野江とのことが気になる。今回の最後の話に恋の行方が・・・と気になる終わり方をして、また次作が気になってしまう。話の運びがうまい。いわゆるハーレクインのような展開もあり、きっと若い人にもまた私のような料理にも興味がある人にもうけるのだろう。次作も楽しみだ。
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待ってた新刊でたー。 というわけで、みをつくし料理帖の最新刊ですよ。 相変わらずのおなかがすくお話ばかりですが。 いろいろとこれまでもやもやしていたであろうものが形になりはじめて、 動いた。これからどうなるのだろう。 でも、みおは料理を捨てられないよね。 ただ、2人が幸せにな...
待ってた新刊でたー。 というわけで、みをつくし料理帖の最新刊ですよ。 相変わらずのおなかがすくお話ばかりですが。 いろいろとこれまでもやもやしていたであろうものが形になりはじめて、 動いた。これからどうなるのだろう。 でも、みおは料理を捨てられないよね。 ただ、2人が幸せになれる道があるとといいなぁ。
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次から次へと澪を襲う人生の岐路。読んでて息苦しくなって、つい読み飛ばしてしまいました。最終的にはこれしかないだろうという選択ではありましたが、本当にいいんですかね。 このシリーズは読んでて幸せを感じます。思わず年寄りの荷物を持ってやろうかと思うほど優しくなれます。でも、この巻の結...
次から次へと澪を襲う人生の岐路。読んでて息苦しくなって、つい読み飛ばしてしまいました。最終的にはこれしかないだろうという選択ではありましたが、本当にいいんですかね。 このシリーズは読んでて幸せを感じます。思わず年寄りの荷物を持ってやろうかと思うほど優しくなれます。でも、この巻の結末はちょっと複雑です。はやく次を読みたい。
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買ってそのまま読み始めて、一気に読了。一息もいれず、最後まで読み続ける、という読み方も、最近では滅多にやらないのだけれど、途中で本を置くことができなかった。やっぱりいい。 小松原さんのくだりで、ちょっと泣きそうになったりしてw あー、そして源斉先生、やっぱりね…、って思ったり。...
買ってそのまま読み始めて、一気に読了。一息もいれず、最後まで読み続ける、という読み方も、最近では滅多にやらないのだけれど、途中で本を置くことができなかった。やっぱりいい。 小松原さんのくだりで、ちょっと泣きそうになったりしてw あー、そして源斉先生、やっぱりね…、って思ったり。 女性向きかもしれませんが、私の周りでは男性でもこのシリーズを楽しみにしている人もいます。 優しく、そしてちょっと切なくて、何より美味しいシリーズ。早く次が読みたい。 そして、私の心星は、いったいどれだろう?
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澪ちゃん( ; ; ) 切ないです。。。 あれ?あれ? どうするの??と澪ちゃんに振り回されました。 つる屋を大きくし、自分の器も拡げていくと言った澪ちゃん。 きっと後からくる料理人さんが一役買ってくれるんでしょう。 ただ( ; ; ) 澪ちゃんがいちばん想っている人とは、やは...
澪ちゃん( ; ; ) 切ないです。。。 あれ?あれ? どうするの??と澪ちゃんに振り回されました。 つる屋を大きくし、自分の器も拡げていくと言った澪ちゃん。 きっと後からくる料理人さんが一役買ってくれるんでしょう。 ただ( ; ; ) 澪ちゃんがいちばん想っている人とは、やはりどうしても一緒になれないですね。。。 私もいやいや澪ちゃん、そこは我慢だと思いつつも、実際にそうなるとショックでした。 物語は進みましたが、こんなに辛い巻はもう無いと信じたい。 澪ちゃんの夢が叶いますように。
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毎回楽しみにしてます。澪の恋が劇的に動くんだけどラストでやっぱりそうなのかぁ…仕方ないけどラブ好きには切ないです(笑)
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新幹線の中で、夢中で読了。シリーズの中で、1番動きのある1冊。とにかく澪ちゃんには幸せになってほしいものだ。
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澪の料理の描写がいつも美味しそうで、お腹が空く。やっと色んな事が動き出したようで、やっぱりまだ進まない。そのじれったさが逆に好ましい。
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前巻の停滞?を吹き飛ばすかのような大転回!! めまぐるしくてめまぐるしくて…でも大きな決断を迫られる身の辛さ。 女の本音と魂の叫びに引き裂かれそうになる澪ちゃんにがんばれ~がんばれ~と念じております。 心星の話がどーも「ポラリス」に見えてしまって源斉センセイがヨンさまにダブって見えてしまう… 幸い柳吾さんは左兵衛が気に入ってたみたいだし、『一柳』にご寮さんが再嫁して、左兵衛が跡を継いでくれたら天満一兆庵再興を果たしたってことにならんかなぁ。 なんて妄想が止まりません
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高田さんの本を読んでいる時間は至福のときだ。 すべてのことを忘れてその物語に没頭できる。 約半年振りの新刊。なのに、その時間を埋め尽くすように物語りは流れ、人々は躍動し、僕はたちまち心を奪われる。 食も自然も季節も習慣も人々の身近にあり、その移り変わりを肌で感じていた時代の美しさ...
高田さんの本を読んでいる時間は至福のときだ。 すべてのことを忘れてその物語に没頭できる。 約半年振りの新刊。なのに、その時間を埋め尽くすように物語りは流れ、人々は躍動し、僕はたちまち心を奪われる。 食も自然も季節も習慣も人々の身近にあり、その移り変わりを肌で感じていた時代の美しさが行間に溢れる。時代は美しく、人々の心もまた美しい。迷い、悩み、躊躇い、慕い、焦がれ、澪はまた一歩雲外蒼天に近づいた。たかが小説なのに、澪の幸せを願ってやまない自分が不思議に可笑しい。 澪と野江の邂逅の描写はいつ読んでも美しく、時間の流れがそこだけ緩やかになる。あとで読み返すと、その行数の少なさに驚いてしまう。簡潔な描写で溢れる感情を饒舌に語る。高田郁はやはりすごい。
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