われ日本海の橋とならん の商品レビュー
この本を読むとものすごい努力家で、するどいコメンテーターのように感じるが、この本を出版した後に学歴詐称や、中国共産党の広告塔的な役割だった疑惑などが噴出した。 この本で独学で必死で覚えたと言っている中国語は、実は中国共産党が用意した3人の先生に付いて学んだらしい。恐るべし、中国...
この本を読むとものすごい努力家で、するどいコメンテーターのように感じるが、この本を出版した後に学歴詐称や、中国共産党の広告塔的な役割だった疑惑などが噴出した。 この本で独学で必死で覚えたと言っている中国語は、実は中国共産党が用意した3人の先生に付いて学んだらしい。恐るべし、中国共産党。 この本を読んでると中国って結構自由で悪くないのかな~と思うが、実際どうだかわからない。 結局のところ、中国は恐ろしい国だと思った次第でした。
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中国でもっとも有名な日本人」加藤嘉一氏の著書刊行記念講演。いまもっとも熱く、激しく、人々のエネルギーがぶつかり合う国ですごした加藤氏から、内部に踏み込んだものしかわからない中国について語っていただきます。中国人とのつきあいかた、中国の政治のしくみ、ビジネスのやりかた、中国人の生活...
中国でもっとも有名な日本人」加藤嘉一氏の著書刊行記念講演。いまもっとも熱く、激しく、人々のエネルギーがぶつかり合う国ですごした加藤氏から、内部に踏み込んだものしかわからない中国について語っていただきます。中国人とのつきあいかた、中国の政治のしくみ、ビジネスのやりかた、中国人の生活。そして、そこから見えてくる、世界の中で日本はどうやってサバイバルしていけばいいのかについても伺います。 終演後にサイン会開催。 当日会場にて、『われ日本海の橋とならん』をお買上のお客様、先着100名様に整理券を配布します。 加藤嘉一(かとう・よしかず) 英フィナンシャルタイムズ中国語版コラムニスト、北京大学研究員、慶応義塾大学SFC研究所上席所員、香港フェニックステレビコメンテーター。 1984年静岡県生まれ。2003年高校卒業後単身で北京大学留学。同大学国際関係学院大学院修士課程修了。年間300以上の取材を受け、200本以上のコラムを書く。香港系フェニックスニューメディア(鳳凰網)における自身のブログは2008年3月開設後、3カ月で500万、半年で1000万アクセス、現在5500万アクセスを突破。中国版ツイッター「新浪微博」のフォロワー数は約65万人。中国での著書に『中国的邏輯一位日本青年所看到的中国』、『从伊豆到北京有多遠』、『中国、我誤解イ尓了口馬?』、日本では『中国人は本当にそんなに日本人が嫌いなのか』などを出版。2010年、中国の発展に貢献した人に贈られる「時代騎士賞」受賞。 日 時|2011年9月6日(火)19:00開演(18:30開場) 会 場|新宿・紀伊國屋ホール(紀伊國屋書店新宿本店4階) 料 金|1,000円(全席指定・税込)
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現代中国を日本人の目から北京で定点観測的に叙述したエッセイ。若者へのメッセージにあふれる良書で、私の読後感も元気づけられるものであった。いくつか気になるところを挙げると…。①中国は、国家の安定的統一が核心的利益である。②インターネット人口は5億(驚異的な数)。③愛国と一致する反日は中国の建国神話を構成。が、日本への目線は二律背反で日中の経済的連環は重視。④反日=愛国は中国にとってもリスク。⑤語学習得の肝は、大量の雑談、辞書、新聞読破。暇人は時間という武器を持つが、彼らを生かさぬ殺さぬ姿勢は安定維持の目的。
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とにかく熱い本で、加藤嘉一さんのすごさがよく分かりました。短期間で中国語をマスターした勉強法はもちろん、あれだけ日中のことを中国語で論じられるのは見事としか言いようがない。北京に留学経験のある私には、加藤さんの視点から見た中国や北京大学の実情など、とても興味深かったです。
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中国で一番有名な日本人となった経緯と中国観について述べられている。 尖閣問題のテレビの生放送でのコメントのすばらしさをきっかけに出演依頼が殺到した。 中国語は人民日報の暗唱と積極的な会話。 中国に対する考えは同意できるところが多い。
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とても素晴らしい本で、日本では大げさに報道されることも多い中国の実情、そしてそこでの著者の活躍について驚きを感じながら読んだ。外国に対するメディアの情報はテレビやネット本問わず、ある程度政治的なバイアスがかかる。けれど、この本を読むといま中国を取り巻く空気を実感できるような感じが...
とても素晴らしい本で、日本では大げさに報道されることも多い中国の実情、そしてそこでの著者の活躍について驚きを感じながら読んだ。外国に対するメディアの情報はテレビやネット本問わず、ある程度政治的なバイアスがかかる。けれど、この本を読むといま中国を取り巻く空気を実感できるような感じがして、本の値段以上に内容の濃い読書体験だった。ただ、著者も言うように本当は、実際に若いうちに海外に出て、世界を体感するべきなのだろう。著者の人間性も含めて、自分にとってとても刺激的な本だった。
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ちょっと前に著者の評価は別れ始めたがそれでも読んだ方がいいと思う。現地にいる人間の経験や日本人として外に出ることで得られるものなど良いこと言ってると思う。
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(カバー折り返しより) --------------------------------- 人の波がぶつかりあい時代のエネルギーが炸裂する。アジアでいちばん激しく生命力があふれた国、中国。中国で「もっとも有名な日本人」となった著者が、内側から見た人にしかわからないリアルタイムの中国を語ります。 そこから見えてくるのは、中国、日本、世界の現在。日本は、そして日本人は、これからいったいどこへ向かえばいいのか。 私たちの課題も見えてきます。 --------------------------------- 高校卒業後に国費で北京大学に留学し、2005年の反日デモに関するテレビ出演から一躍"中国でもっとも有名な日本人"となった著者による、中国のいまを解釈する1冊。 面白かった! 実際の中国で起きている現象の解説がそれぞれ非常に納得的で、中国のロジックがよく分かります。 また、著者自身について書いている部分が凄く面白いし感化させられる。ランナーとしてのストイックな一面と、外国語習得のための努力に脱帽です。 以下、面白かったトピック ・日本の「空気」としてのタブー ・民主的手続きがないからこその、中国政治の成果主義 ・広大な国土に13億人が暮らす多民族国家を統治するという至上命題 ・日本の対中外交のカード「反日感情」 ・面子が貨幣のように流通する ・面子とプライドを賭けた復興施策 こういう若くして頭角を現す評者が出てくると、頼もしいですね ちょっと眉唾っぽい感じもするのですが、個人的には応援したいと思います
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中国に対する考えが変わります。いかに自分が知らず、中国に偏見を持っていたかを痛感しました。表紙のデザインが素敵で、手に取りたいと思う一冊でした。
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何かと対立構造になりがちな中国について、客観的な立場から書かれており、内容も日本では得られないものが多く非常に興味深かった。現在も領土問題やエネルギー資源などで関係が悪化しているが、その根底に流れる考え方や風土に少しふれられた気がする。 と同時に、日本がこれからどうしていくべきか...
何かと対立構造になりがちな中国について、客観的な立場から書かれており、内容も日本では得られないものが多く非常に興味深かった。現在も領土問題やエネルギー資源などで関係が悪化しているが、その根底に流れる考え方や風土に少しふれられた気がする。 と同時に、日本がこれからどうしていくべきか?日本の教育はこのままでいいのか?など、日本に対する危機感が募る一冊でした。
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