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一鬼夜行 鬼やらい(下) の商品レビュー

3.7

38件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    17

  3. 3つ

    9

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2013/09/21

付喪神である硯(すずり)の過去の話がうるる~でした。荻のやに居る付喪神たちが全員可愛い。喜蔵の周りを賑やかにしてくれる友達や家族みたいで羨ましい。百目鬼・多聞もこれから少し厄介な友達感覚で登場してくれるといいな。だんだんと角が取れていく喜蔵は次にどんな変化がもたらされるのか期待し...

付喪神である硯(すずり)の過去の話がうるる~でした。荻のやに居る付喪神たちが全員可愛い。喜蔵の周りを賑やかにしてくれる友達や家族みたいで羨ましい。百目鬼・多聞もこれから少し厄介な友達感覚で登場してくれるといいな。だんだんと角が取れていく喜蔵は次にどんな変化がもたらされるのか期待してます。

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2013/04/30

硯の精の過去の話からスタート。人に歴史あり、です。人じゃないけど。 このラストと、本編ラストのつながりが、じんわりきます。 喜蔵の偏屈さが、すこしずつすこしずつほぐれてゆく。 ATフィールド全開だったけどね。すこしずつほぐれてきてます。 喜蔵補完計画ってことで。 トリックスタ...

硯の精の過去の話からスタート。人に歴史あり、です。人じゃないけど。 このラストと、本編ラストのつながりが、じんわりきます。 喜蔵の偏屈さが、すこしずつすこしずつほぐれてゆく。 ATフィールド全開だったけどね。すこしずつほぐれてきてます。 喜蔵補完計画ってことで。 トリックスター多聞の再登場はあるんでしょうか? 喜蔵としては、宿敵とかじゃないけど、友人でもない。再登場しても、愉快犯なんでしょうけどね。

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2013/03/01

妖の想いも、人間の想いも、存在も、みんな不安定だけれど、ともに在ることの喜びと別れて離れる寂しさも知るものは弱くて、強い。小春が現れることで頑ななものがほんの少しずつ解れていくのはやっぱりいい。シリーズは始まったばかり、これから明らかにされていく過去や未来の話が楽しみ。

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2013/02/09

硯の精の話は、それだけでひとつの話としてもいいくらい。 温かくて切なくて、ほろりとした。 前作ではその他大勢だった付喪神たちが、ひとりひとり個性的に描かれていて親しみがわく。 前差櫛姫と喜蔵のやりとりが面白くて読み返してしまった。 最後、夕餉くらい一緒に食べて行けば良かったの...

硯の精の話は、それだけでひとつの話としてもいいくらい。 温かくて切なくて、ほろりとした。 前作ではその他大勢だった付喪神たちが、ひとりひとり個性的に描かれていて親しみがわく。 前差櫛姫と喜蔵のやりとりが面白くて読み返してしまった。 最後、夕餉くらい一緒に食べて行けば良かったのに・・・と思ってしまうのは、人間的思考回路だろうか。 多聞についても決着がついたようなついていないような・・・すっきりしない部分が残るが、続きに期待ということで。

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2013/02/08

硯の精のくだりが秀逸! むしろ、そこだけで一つのお話になるほど… まさか、彼にここで泣かされるとは。

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2013/01/21

硯の精が小道具屋に来るまでの話から始まる下巻。 語られる話を聞くことで、私たちもおそらく喜蔵も、店にいる道具がぐっと近く感じるようになります。 そしてほんの少しずつ、妖怪達と回りの人間に押されて前を向くようになる喜蔵がほほえましい。 これでキャラクターが揃った感じがします、次の話...

硯の精が小道具屋に来るまでの話から始まる下巻。 語られる話を聞くことで、私たちもおそらく喜蔵も、店にいる道具がぐっと近く感じるようになります。 そしてほんの少しずつ、妖怪達と回りの人間に押されて前を向くようになる喜蔵がほほえましい。 これでキャラクターが揃った感じがします、次の話も楽しみです。

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2012/11/09

喜蔵不器用すぎる。 不器用な癖に真っ直ぐで、捻くれてる癖に素直で。人間らしく、どこまでも人間臭く。 妖怪が妖怪らしくそこにあるように、人間も人間らしくここにあって、交わっても混じらない。 境を見極められないうちは人間でいられるのかなぁ

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2012/10/22

バックトゥザフューチャーという映画がありましたが、それと同じくらいの強さで次の作品へのつなぎをしてくれているように思いました。 飲み口はあっさりしていて決してベトベトせず、クイッと喉を通っていくけれど、気がつくとガツーンときているカクテルのような雰囲気を味わいました。そして、次の...

バックトゥザフューチャーという映画がありましたが、それと同じくらいの強さで次の作品へのつなぎをしてくれているように思いました。 飲み口はあっさりしていて決してベトベトせず、クイッと喉を通っていくけれど、気がつくとガツーンときているカクテルのような雰囲気を味わいました。そして、次の一杯、お代わりを所望します。 登場人物の造形が前作よりもはっきりしてきて、各々の動き方が得心できるものだからでしょう。 皆が皆、らしい活躍をします。だから、読んでいて楽しい時間を過ごせます。 綺羅星なんていう語句の使い方におや?と思わないでもありませんが、まあ、些細なことです。この下巻があれば、上巻の冗長な感じも気になりません。 青鬼ってあちらの世界では実力者なんだね〜、天狗の活躍が見たいな〜、なんて思いながら星四つで。

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2012/09/08

喜蔵が最後色々いわれてだけど、やっと動いてくれたのが嬉しいよ。 なんだかんだといいながら皆に助けてもらってるんだなあと思いました。あと深雪ちゃんの肝の太さが半端じゃないなと思いました。料理はお兄ちゃんに習えばいいよ。 最後の別れはちょっと寂しいけれど、また小春に会えるのを楽しみに...

喜蔵が最後色々いわれてだけど、やっと動いてくれたのが嬉しいよ。 なんだかんだといいながら皆に助けてもらってるんだなあと思いました。あと深雪ちゃんの肝の太さが半端じゃないなと思いました。料理はお兄ちゃんに習えばいいよ。 最後の別れはちょっと寂しいけれど、また小春に会えるのを楽しみにしてる。

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2012/09/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

なんだかんだと優しい喜蔵さんが幸せになれて良かった。付喪神たちを回収して歩く喜蔵さん無双が楽しかったです!(笑) 今後多聞さんはまだまだ出てくるのかな・・・?時間も是非読みたいです

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