一鬼夜行 鬼やらい(下) の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
まずね、硯の精のくだり、あんな長々といるかな… 早く多聞なところに行けばいいのにと思いつつ、行ったら行ったで特に戦うでもなくなんだかダラダラと幻を見せられて。多聞の正体や目的をイマイチはっきりさせない。 なんだかよくわからないうちに帰宅して、深雪と一緒に住む&綾子に謝罪は良かったんだけど… これまたよくわからないうちに小春は帰って行っちゃう。 喜蔵の気難しさはしつこいし、なにより彦次に対する態度がひどい。 なんだかなぁ…でした。 残念。
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暇を潰すための遊び。 仕事が終われば帰宅するのは当たり前だが、一言もなく消えてしまうのは寂しすぎやしないか。 妖として長年生きていたら色々あるだろうが、悲しい別れは一度でいいだろう。
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帯文(裏表紙):”文明開化の東京で、凸凹コンビが繰り広げる人情妖怪譚第二幕、完結編!” 目次:6.墨色の足跡、7.仮の住処、8.無数の瞳が語るもの、9.帰路、10.春疾風、解説 三村美衣
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面白い…なんだかんだと言いながらフルコンプした澪つくしシリーズ同様また追い続けてしまいそうな予感プンプン、だって料理より妖怪の方が私には性に合ってるものな。 エメルさんの魅力の一番はやはり文章の上手さだろう、独特の会話の手法や文間にまるでト書きが入っているような臨場感は抜群のリー...
面白い…なんだかんだと言いながらフルコンプした澪つくしシリーズ同様また追い続けてしまいそうな予感プンプン、だって料理より妖怪の方が私には性に合ってるものな。 エメルさんの魅力の一番はやはり文章の上手さだろう、独特の会話の手法や文間にまるでト書きが入っているような臨場感は抜群のリーダビリティで一気に読ませる。 そしてドタバタながらも悪ふざけせず正統派妖怪譚、お江戸人情噺を創り上げて行こうという真面目な姿勢はとても好感が持てる。 ちょっぴり甘酸っぱいながらも人と人との心の時空を練り歩く物の怪たちの行列を暖かく見守ろうではないか
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謎の男・多聞に、硯の精たち付喪神が宿る古道具を売ってしまった喜蔵。多聞の正体は、体中にある目で他人を操ることができる妖怪・百目鬼だった。帰ってきた小春から硯の精の悲しくも数奇な過去を聞いた喜蔵は、己のふがいなさを痛感する。二人は付喪神たちを取り戻すべく、「もののけ道」を通って多聞...
謎の男・多聞に、硯の精たち付喪神が宿る古道具を売ってしまった喜蔵。多聞の正体は、体中にある目で他人を操ることができる妖怪・百目鬼だった。帰ってきた小春から硯の精の悲しくも数奇な過去を聞いた喜蔵は、己のふがいなさを痛感する。二人は付喪神たちを取り戻すべく、「もののけ道」を通って多聞の屋敷に乗り込むことに…。文明開花の東京で、凸凹コンビが繰り広げる人情妖怪譚第二幕、完結編。
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一鬼夜行から鬼やらい(下)まで。 硯の精の話を夢中で読む。 やっと妹と一緒に暮らせることに。 喜藏が寂しいという感情をもてるようになる。
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2015.2.12 硯の精 が主役だと思う。 綾子さんと上手くいってほしい… 多聞のアレはどこから始まっていたのかな… そして、またもや次回予告的な人物登場…
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百目鬼、体中に目のある男の名が多聞。沢山見えて沢山聞こえるのかな? 硯の精は荻の屋に居るのが一番似合う気がする。
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スピンオフで正体を知ってたあのお方がやっと登場(笑)) なるほど、なるほど。 硯の精の過去が切ないなぁ。 喜蔵、少し変わってきたのかな。 この先もすごく楽しみ。
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うーん何とも言えず不思議な話。 夢なのか現実なのか、白昼夢の様な。 付喪神の硯、いいやつだなぁ。 こんな素敵な妖怪になるのなら、私も物を捨てずに大切にするのに!!
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