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黄泉坂案内人 の商品レビュー

3.3

60件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    10

  3. 3つ

    37

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    0

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2012/02/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この世とあの世の狭間に存在し、妖や神様が人と一緒に暮らす村。この村に迷い込み現世に戻れなくなった主人公は、この世に未練を残す魂を黄泉の国へと案内する仕事をすることになり…。 ほっこり人情系だけの話かと思ったら後半の急展開で面白さ急上昇。ラストは切ないながらも納得のいくグッドエンド。欲をいえば、妖怪や神様にもっと深く触れて欲しかった。初めて読む作家さんだったけど、他の作品も読んでみたいなー。

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2012/02/06
  • ネタバレ

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現世と嘘世の間の世界を舞台に描く物語。 人は死した時に未練を残す。その未練を妖怪少女と半死のタクシードライバーが解きほぐし、死人を成仏させてゆく。この解きほぐしや死人の未練こそがこの物語の肝といえる。特に「ねこのて」は、登場人物が幼女ということで死に対する気持ちがストレートに伝わっている。 ただ、タクシードライバーの速さんが不憫でならない。。

Posted byブクログ

2012/05/03
  • ネタバレ

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名前を奪われてうつし世から忘れ去られてしまったタクシー運転手。 未練がある魂を成仏させるため、少女と魂を救い、引導を渡し、市を受け入れさせる仕事をする、というお話ですが…。 これ、もう少しお仕事の話があったほうがよかったんじゃないかな、と思います。 一冊に纏めるにはちょっときつい。 実際に仕事ってほんとに数えるくらいしかしてないですし。 後半のほとんどがクライマックスに向けての物語だったから、一寸物足りない感じはしますね。 内容的には面白い、と言えたのでしょうけど…うーん。 元の世界に戻れるか、或いは死んでしまうかその場に留まるか、この3つに仕分けされてしまう分こうした話は未来が限られてきてしまうのですよね。 あー、そうなるのか、と思えばある意味納得の未来だったのですけど、もう少し遣りようがあったかなー、と思う作品でした。

Posted byブクログ

2011/12/15

いつものことながら話に引き込むのが上手い。  ずっと読んでいたくなる作品。 読書メーターのパブリッシュアカウントによればシリーズものらしいので続編も楽しみ

Posted byブクログ

2011/12/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

こういうパラレルワールドに迷い混む、って物語は、帰れるか、帰れないかというところで結末が分かれるものだと思いますが、結末はどうであれ、最後の方が描ききれていないような印象を持ってしまった。もう少し濃くしてほしかったな、というところが残念でした。

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2011/12/03

前半は面白くかったけど、最後は話が急ぎ足になっていたような気がするけど、全体的に面白かったです。 ラストはそれなりに納得できる結末だったんで。 これで終わりっていうより、つづくように書いて欲しかったです。 仁木先生の文章は今の若い子とか文章的に馴染みやすく、読みやすいと思います...

前半は面白くかったけど、最後は話が急ぎ足になっていたような気がするけど、全体的に面白かったです。 ラストはそれなりに納得できる結末だったんで。 これで終わりっていうより、つづくように書いて欲しかったです。 仁木先生の文章は今の若い子とか文章的に馴染みやすく、読みやすいと思います 第一話 スワンボートタクシー 第二話ねこのこ 第三話銀河に乗って 第四話空手形 第五話山崩れ 第六話かぐづち

Posted byブクログ

2011/11/19

「黄泉坂・・・」なので死が絡んでくる。 どのお話も号泣。1人で読んでいてよかった。 妖怪たちの純粋さにホワットさせてもらいました。 最後はちょっと切ないです・・・。

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2011/11/17

シリーズかと思ったけど、これで完結・・・っぽい。 連作短編集・・・かな。 「ねこのこ」で泣けてしかたなかった。 良い話しだったのだけど、パンチがもうひとつ・・・ というか、私があまり集中して読めなかったのかなあ。 日を置いて、またトライしてみよう。

Posted byブクログ

2011/11/16

読むのに時間がかかった本だった。 面白いし、テーマも深い… 悪くないのに、グイグイは読めない。 主人公のキャラが弱い。

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2011/11/11

大きな設定はすごく面白いし、この作者さんの人への面白いを大切にする雰囲気は好き。 ただ、細かい設定が荒削りすぎたし、終盤は話についていくのが大変だった。まあそれでも、心温まる話もあり、よい小説

Posted byブクログ