憂鬱でなければ、仕事じゃない の商品レビュー
見城徹と藤田晋の仕事哲学。ストイックでエネルギアな内容に危機感を煽られた。 見城徹が抽象的な言葉を、藤田晋がそれをベースに具体的内容にカスケードしていくという構成になっている。この対比が空きさせずに面白い。
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すた丼みたいな一冊。若い時はこういうのガツガツ読めたのに、30半ばにもなると食い入るようには読みきらない。下手に歳を重ねてるもんだから、こういうエネルギッシュなのは図書館で借りで丁度いいな。買って本棚には置きたくない。 この感情なんなんだろう。書いてあることは正論だし忘れてたよ...
すた丼みたいな一冊。若い時はこういうのガツガツ読めたのに、30半ばにもなると食い入るようには読みきらない。下手に歳を重ねてるもんだから、こういうエネルギッシュなのは図書館で借りで丁度いいな。買って本棚には置きたくない。 この感情なんなんだろう。書いてあることは正論だし忘れてたようなものもあるし今一度徹底しないとなで収まるんだけど、なんでも吸収して同期のあいつより目立ってやるぞーとかいうのがなくなって、家庭とのバランスとりながら長く細く働くぞーに変わった。それに伴って、自分が長く細く働くために必要なスキルが、土台づくりではなく専門性の強化に変わった。とめどない野心が公私バランスの調整に変わった。そりゃ同じ文章でも読み方変わるよね。経営者として社会でのしあがって、途方もなく刺激的な毎日を過ごす人生に憧れないことはないけど、それでもなお憂鬱なんだったらいいやってなる。自己顕示欲と自己嫌悪を同時に極端にできる人間が向いているってのはその通りだと思う。その振れ幅が俺にはなさすぎる。 でも副業はしてみたいな。たった1人で社会にどんな価値を提供できるのか。それはとても興味がある。
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ここまで自分にできるのか、と考えさせられる。 「男子たるものは、一度戦って負けても、やめてはならない。二度目三度目の戦いの後でも、やめてはならない。刀折れ、矢尽きてもやめてはならない。骨が砕け、最後の血の一滴まで流して、初めてやめるのだ。」 新島襄 「あら楽し 思ひは晴る...
ここまで自分にできるのか、と考えさせられる。 「男子たるものは、一度戦って負けても、やめてはならない。二度目三度目の戦いの後でも、やめてはならない。刀折れ、矢尽きてもやめてはならない。骨が砕け、最後の血の一滴まで流して、初めてやめるのだ。」 新島襄 「あら楽し 思ひは晴るる 身は捨つる 浮世の月に かかる雲なし」 大石内蔵助の辞世の句 「かくすれば かくなるものと 知りながら やむにやまれぬ 大和魂」 吉田松陰が浦賀での密航失敗後、江戸・伝馬町に護送される途中、忠臣蔵四十七士の霊が眠っている高輪・泉岳寺の前で詠んだ大石への返歌 「自己顕示と自己嫌悪は「双子の兄弟」」とはいえ必要な人並みはずれた自己顕示 「努力は自分、評価は他人」とはいえ必要な圧倒的努力 「天使のように繊細に、悪魔のようにしたたかに」とは必要な徹底的に無償の行為 これら3つには、共通の構造がある。矛盾を引き受けるという覚悟と群を抜いて貫く何か
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憂鬱でなければ仕事じゃない 人は憂鬱、辛い方を避けるので、そちらにあえて飛び込むことで、大きな成果を得られる 大石内蔵助 あら楽し 思ひは晴るる 身は捨つる 浮世の月に かかる雲なし
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仕事に対して「ギラギラ」「メラメラ」「グツグツ」している人にフィットする一冊です。憂鬱から抜け出すには暗闇でジャンプし続けるしかない。ストイックに努力した、そんな実績を自分のビジネス人生に残したい方には参考になると思います。 時代にはフィットしていないタイトルかもしれませんが、...
仕事に対して「ギラギラ」「メラメラ」「グツグツ」している人にフィットする一冊です。憂鬱から抜け出すには暗闇でジャンプし続けるしかない。ストイックに努力した、そんな実績を自分のビジネス人生に残したい方には参考になると思います。 時代にはフィットしていないタイトルかもしれませんが、「量が質を作っていく」という経験がビジネスパーソン人生においては必要だと考えているので、私は本書の論調や考え方は好きです。
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一見、極端な人物による極端なビジネススタイルの話のようでいて、ところどころ身につまされるようなエピソードが続く。両名とも、基本的には実際に行なっていることを書いているようであり、そこから説得力が生まれている。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2020/04/23読了。 タイトルに惹かれて購入。 文章から二人の熱量が伝わってくる。 【内容】 何が大切で、何が無駄か?幻冬舎CEO見城徹とサイバーエージェントCEO藤田晋の魂が紡いだ、あなたの臓腑をえぐる35の言葉が詰まっている。 【メモ】 小さなことにくよくよしろよ。 ・ 「この世あらざるもの」を作れ 大衆は、自分たちが行けない世界、なれない存在に渇するような興味を覚える。 ・ 「極端」こそ我が命。 極端は、明快で、新しい。中間を憎み、極北を目指して圧倒的努力をする。
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大きなことを成し遂げる人ほど細かい当たり前のことを重視している。極端や無謀が魅力に見えるのは基礎からの幅が見えるからであって、基礎だけや無謀だけでは魅力には繋がらないのだと知った。そんな人が求めるのが3打数1安打。気持ちが楽になった。
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”2012年4月の社内読書会課題本。見城さんと藤田さんの刺激的な言葉のなかで現状ぶちあたっている状況に関するものが多く目にとまった。この混沌とした領域を抜ければ何かがつかめるはず。もうしばらく七転八倒しよう! <読書メモ> ・小さなことにくよくよしろよ(p.14-16:見城) ...
”2012年4月の社内読書会課題本。見城さんと藤田さんの刺激的な言葉のなかで現状ぶちあたっている状況に関するものが多く目にとまった。この混沌とした領域を抜ければ何かがつかめるはず。もうしばらく七転八倒しよう! <読書メモ> ・小さなことにくよくよしろよ(p.14-16:見城) これは角川書店の新入社員時代から守ってきた、僕の座右の銘だ。 小さなことを守れないやつに、大きな仕事などできるはずがない。 → 待ち合わせ時間や口約束は「必ず守る!」という気合いが必要! ・魅力ある人間においては、必ず、自己顕示と自己嫌悪が、双子のようにつながっている。その二つを揺れ動くからこそ、人としての幅が生まれ、それが他人から見ると、魅力に映る。目に見えなくても、心が運動すると、そこに風が起こり熱が発生する。それがその人のオーラなのだ。(p.28:見城) ・新しい道を切り拓くつもりならば、真っ向勝負で正面から突破する潔さが大切です。(p.43:藤田) →いままさに営業部門でこの壁にぶつかっている。 「人は、何にでもなれる」という気持ちでチカラをつけ、真っ向勝負で突破しよう! ・群れることから、成功は生まれない。群れることの無意味さに気づいた時、人は成功への道を歩き始めるのだと思います。(p.57:藤田) ・たったひとつ、これに命を懸けていると言えるほどのものを持つこと。それが信念の意味です。(p.69:藤田) →いまのビジネスで抜群の会社になることに命を懸けていると言えるか? >俺 まだまだ信念が足りん。 ・相手の心を掴むためには、まず相手のことを知り、そこをとば口にしなければならない。 自分ではなく、相手のことを言う。これが難攻不落の相手とコミュニケーションを取る際の基本である。(p.122:見城) ・顰蹙は金を出してでも買え 斬新で図抜けたことは、 必ず人の神経を逆なでする。 しかし不思議なことに時がたつと、 非難はいつか賞賛に変わっている。(p.166-167) ・何か事をなすためには、身を張らなければならない。もし誰かが、うまくいかないと嘆いていたら、 「君は身体を張ったのかい?」 と問いたい。 身体を張って七転八倒しながら、リスクを引き受けて、憂鬱な日々を過ごす。そうやって初めて、後悔のない、すがすがしい気持ちになれる。 これが仕事をする上で、そして、生きてゆく上で、何より大事なことなのだ。(p.236:見城 in あとがき) <きっかけ> 立ち読みして読んだ気になっていたが、2012年4月の社内読書会 課題本になったため改めて入手。”
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"サイバーエージェント社長 幻冬舎社長?" 横井さんのお勧め "小さなことにくよくよしろよ 小さなことだけどとても大事なことがある。なぜその小さなことが大切か、藤田さんと見城さんがそれぞれのエピソードを書いてわかりやすく書かれた本。ちいさなめちゃくち...
"サイバーエージェント社長 幻冬舎社長?" 横井さんのお勧め "小さなことにくよくよしろよ 小さなことだけどとても大事なことがある。なぜその小さなことが大切か、藤田さんと見城さんがそれぞれのエピソードを書いてわかりやすく書かれた本。ちいさなめちゃくちゃわかりやすい。本の構成としても◎" "努力は自分、評価は他人 35ページ" 無謀を演出して、鮮烈にかえよ "仕事上の人間関係は、貸しと借りのバランスで成り立っている (タイトルじゃない)" 8 "スムーズに進んだことは疑え。 極端こそわが命 普段何気なく言っていることでもかなり損につながることがある。 無償の行為こそ最大の利益を生み出す この世あらざるものを作れ"
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