自分をいかして生きる の商品レビュー
「組織を抜けて、好きなことでお金を稼ぐ」とかそういう話系のと思ったらちょっと違った。 とりあえず目の前の仕事に、力の出し惜しみをすることなく取り組むことで見えてくる次のステージがある。そして、その仕事に対して他者が可能性を感じ取ることで、新しい《自分の仕事》が見出されることもある...
「組織を抜けて、好きなことでお金を稼ぐ」とかそういう話系のと思ったらちょっと違った。 とりあえず目の前の仕事に、力の出し惜しみをすることなく取り組むことで見えてくる次のステージがある。そして、その仕事に対して他者が可能性を感じ取ることで、新しい《自分の仕事》が見出されることもある…というようなことが書かれてた。(私の解釈) 組織で働くことが否定されるのかと思ってたから、意外だった。自分の価値観に沿うこともちろん大事だけど、他者との関係性の中で働くことの尊さがより強く書かれているように感じた。会社員として働く自分なりの哲学と合う部分があって安心した。 でも、やはり今の社会に組織で働くときに、自分の主体性がなくなることの危険性も書かれていた。 確かに思考停止で言われたことをこなすような場面がなくはない。そういう働き方は自分が『生きていない』し、周囲にもポジティブな影響を与えられない。ただの現代社会の奴隷だと。 何事もなければ長い人生、死ぬまで自分を生かして生きていかなければならないから、『社会のなかで、自分がよりいきる生き方』を見失わないようにしたい。 冒頭の話、私もアウトプットに哲学がある働き方がしたいなと思うと同時にある言葉を思い出した。 今はもう引退した職場の先輩が新人からのインタビューで「〇〇さんにとって、ものづくりとは?」という質問に対して、ひと言、「愛じゃ」と答えているのを聞いて、ポカンとした覚えがある。精神論とか言わなさそうな原理原則に忠実なエンジニアだったから。いま思うとそういうことなのかなと思った。
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正直最初は前向きなメッセージが強すぎるのではないかと不安だった。しかし、読むと「こうあるべき」「こう生きるべき」といった画一的な正解や、強い言葉の押し付けは一切なかった。 現代の社会構造、人間にとっての根源的な心の居場所、そして多様なフィールドで働く人々の生きたエピソードなど、極...
正直最初は前向きなメッセージが強すぎるのではないかと不安だった。しかし、読むと「こうあるべき」「こう生きるべき」といった画一的な正解や、強い言葉の押し付けは一切なかった。 現代の社会構造、人間にとっての根源的な心の居場所、そして多様なフィールドで働く人々の生きたエピソードなど、極めて多角的な視点と、それらが静かに重なり合うことで、「働くこと」と「生きること」の複雑な関係性が、立体的に浮かび上がってくる。 最近、自分らしく生きることや仕事の在り方について、出口のない問いを頭の中でぐるぐると繰り返していた。けれど、この本に記された多様な視点に触れていくうちに、固く絡まり合っていた思考がゆっくりと解けていくような感覚を覚えた。 このタイミングでこの本を開いたことは、2026年を歩んでいく上での小さなお守りになる気がしている。
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出会うべくして出会えたみたいで嬉しい 言葉の紡ぎ方が、最高に居心地いい。 感激してしまった この著者の書く文章をもっと読みたい
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わかるような、わからないような。 「自分を生かして」働くことが正解でもないと思うし、何のために働くかって人それぞれの理由であっていい。 私は、何のために働くのか? すごく、自分と向き合い対話する時間が大切なことだと学んだ。 まだ、働き始めて数年しか経っていないから「自分をいかし...
わかるような、わからないような。 「自分を生かして」働くことが正解でもないと思うし、何のために働くかって人それぞれの理由であっていい。 私は、何のために働くのか? すごく、自分と向き合い対話する時間が大切なことだと学んだ。 まだ、働き始めて数年しか経っていないから「自分をいかしています!」とも断言できないが、確実に言えることは、その時その時の自分が後悔なく「今」の選択をしていて働く自分にも胸張っていれたらいいなと思う。
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この本に出会うべくして出会った。だって、まさに自分が考えていることと同じだし、その先にあるもののヒントを提示してくれているから。 「遠方の隣人」の1人である私にとって、この出会いは必然であった。 働くことは生きることとほぼ同義で。 自分は社会と、自分自身の間で板挟みになってる。...
この本に出会うべくして出会った。だって、まさに自分が考えていることと同じだし、その先にあるもののヒントを提示してくれているから。 「遠方の隣人」の1人である私にとって、この出会いは必然であった。 働くことは生きることとほぼ同義で。 自分は社会と、自分自身の間で板挟みになってる。 両方を安定して行き来できる、どちらかに軸足を置きすぎないところで働けると、生きると働くは限りなく近くなる。 友達と話すと「働くことを割り切る、割り切らない」の話が必ずと言っていいほど出てくる。 話しながら「こういうことが言いたいわけではない」感がずっとあった。 筆者の適切な表現は、そうした自分のモヤモヤをそっと拾い上げてくれる。 柔らかく掬うように。 だからこそ心地よいし、すっと沁みてくる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
メモ】 死ぬまで自分をいかして生きることが、私たち一人一人の仕事。 何をとか誰ととかより、最終的には「どう」やるか 「好き」だけでは済まない、お客さんではいられないものの足元に自分の仕事がある はじめればはじまる。はじめない限り何もはじまらない(ほんとそう) ただでさえ分かり合えない人間同士、正直な本当の自分を出し切らないと、意味ない なんとなく意味のあり「そう」なこと、素敵「そう」で面白「そう」なものに、人の労働力ひいては時間や生命が利用されることに、人々の創造力が充てられている 一人ひとりは命を削るように働くのに、全体としてはあまり望ましくも喜ばしくもない方向に社会が整っていく 望ましくない自分の在り方に慣れるのは、自分がダメになってしまうこと
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一言で言うと、仕事への向き合い方を論じた本。 修練を積んだ人が、惜しまず真剣に力を発揮する時に、それを受け取った人はうれしくなる。 仕事は、自分の課題と社会の課題の重なるところにある。 一人ひとりが自分を突き動かしている力、この世界に生まれてきた力を働きに変えて、社会を豊か...
一言で言うと、仕事への向き合い方を論じた本。 修練を積んだ人が、惜しまず真剣に力を発揮する時に、それを受け取った人はうれしくなる。 仕事は、自分の課題と社会の課題の重なるところにある。 一人ひとりが自分を突き動かしている力、この世界に生まれてきた力を働きに変えて、社会を豊かにする。
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〈自分〉とはなにかを考えることと、〈自分〉を「いか」した「生き方」を探ることを同時に行い続けることが、「自分をいかして生きる」ということなのだろうか。 ただ、これをやるのは相当重労働だ。答えなどないし、問い続ける、考え続ける大変さから逃げたくて安易に答えを出そうとしてしまうか...
〈自分〉とはなにかを考えることと、〈自分〉を「いか」した「生き方」を探ることを同時に行い続けることが、「自分をいかして生きる」ということなのだろうか。 ただ、これをやるのは相当重労働だ。答えなどないし、問い続ける、考え続ける大変さから逃げたくて安易に答えを出そうとしてしまうかもしれない。
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まだ数ページしか読めてないけど、最高の本になりそうな予感。夢をかなえるゾウがあんなに騒がれるんやったらこの本もっと色んな人に手に取って貰えたらいいのに!!!
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人はみな、働くことを通じて『これが私です』と示せるような、そんな媒体になる仕事を求めているんじゃないか。筆者のこの言葉は、人が働く意味の核心を突いているように思えました。良い仕事には、その人が居る、他の人にはとてもマネできない創意工夫が積み重なっている。それを感じる時、受け手は激...
人はみな、働くことを通じて『これが私です』と示せるような、そんな媒体になる仕事を求めているんじゃないか。筆者のこの言葉は、人が働く意味の核心を突いているように思えました。良い仕事には、その人が居る、他の人にはとてもマネできない創意工夫が積み重なっている。それを感じる時、受け手は激しく感情を揺さぶられる。
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