天と地の守り人(第3部) の商品レビュー
おわったー!やっと解放されたー\(^o^)/ 最後はもう絶対にチャグムとバルサを信じてるから、心から物語を楽しんで一気に読めました! 四路街の商人たちを守るために、街をすて、ロタへた国境越えさせるシーンが印象的でした。避難する途中のあのシーンは希望に満ちて素敵だった! 素敵...
おわったー!やっと解放されたー\(^o^)/ 最後はもう絶対にチャグムとバルサを信じてるから、心から物語を楽しんで一気に読めました! 四路街の商人たちを守るために、街をすて、ロタへた国境越えさせるシーンが印象的でした。避難する途中のあのシーンは希望に満ちて素敵だった! 素敵なシュガ様もやっと報われるし、帝とチャグムの関係も美しかった。 それからバルサがやっとタンダに会えたシーン、淡々と手当をするバルサ。。 どれをとっても期待通りで、納得の物語でした。 闇の守り人を読んだ後、まさか最後まで読みきるとは思ってもいなかったけど、チャグムの成長を、バルサと共に母のような気持ちで読み進められたかなと思います。 存分に味わいました。後は新年のドラマを楽しみにしよう。 ここまでの長編は始めてだったので、この読書経験を通して、やっと私もゲド戦記や指輪物語を読む勇気が湧いてきましたwwありがとう、バルサヾ(*´∀`*)ノ
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あらすじ チャグムが新ヨゴに帰ってきた。しかもロタとカンバルの軍を連れて。情勢が変わり始め、人々が喜ぶのもつかの間、ナユグの婚礼が影響して、大地が揺れ、山脈の根雪が溶け出す。都は扇状地にあるのだった。一方、バルサはチャグムと別れ、戦で傷ついたタンダを探す…。 この巻ではチャグムとバルサは別々の道を歩く。自分たちにできることに向かって。二人とも頑固で気が強かったけど、最後は上手く自分の気持ちの通りにできてよかった。
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終わってしまう、、と切ない気持ちと早く最後まで読みたいとはやる気持ちと、矛盾した気持ちを闘わせながら読み終わりました。 守り人シリーズ、完結。 いつの間にか子供だと思っていたチャグムが立派に成長していた。見守る母の気分。 バルサもところどころ体力の衰えがあり、まさに私だ。
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守り人シリーズの完結編、「天と地の守り人」3部作を読み終わりました。 児童文学のファンタジーから始まった守り人シリーズだけど、この完結編は「戦記物」という感じでした。チャグム視点の物語である「虚空の旅人」から入ってきた国と国との攻防の流れと、今までバルサが関わってきた人々との物...
守り人シリーズの完結編、「天と地の守り人」3部作を読み終わりました。 児童文学のファンタジーから始まった守り人シリーズだけど、この完結編は「戦記物」という感じでした。チャグム視点の物語である「虚空の旅人」から入ってきた国と国との攻防の流れと、今までバルサが関わってきた人々との物語の伏線が、全て1つに集まって大きなエンディングを迎えるさまは圧巻でした。 チャグムの成長も(ちょっと寂しいながらも)心踊る出来事だったし、今まで関わってきた人たちのその後にも納得ができました。そして、最後の最後まで気になっていたタンダとの関係も、へぇーなるほどね、ってところに落ち着いたらしいことでホッ。 それにしても、バルサって人は、ばぜそんなに人のために命を張れるんでしょうね。これからもタンダは大変だろうなぁ(笑)。 短編集が出ているらしいので、そっちも読もうと思ってます。 ※全てを読み終えて思うのは、これ、実写ドラマでどれだけ掘り下げるつもりだろう…ということ。無理なんじゃないなかなぁ……。
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チャグムの2年に渡る放浪の果ての帝に即位するまでの話。バルサも重要な登場人物であるが、この物語の主人公はやはりチャグム。 本当に面白くとうとう半日で一気読み、良かった。これは児童書じゃない。大人のファンタジー小説。鹿の王より10倍良い。
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やっと~守り人シリーズ読破。 最終章の天と地の守り人(第3部)は、本物語の集大成。 バルサとタンダなどの呪術師との生きざま。 そして、チャグムの故郷、新ヨゴ皇国と領土拡大を目指すタルシュ帝国と枝国となったサンガル王国、北部進出を目論むタルシュ帝国との狭間で葛藤するロタ王国とカンバル王国との駆け引きは実に面白い。 そうした危機にある中、かくしも精霊たちの動きで戦火どころではなく、皇国を襲う大洪水という2重の危機に襲われつつも、チャグムをはじめバルサ、トロガイなどの活躍がとても印象的!! 大変、面白い大作に出会えて感無量!!
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【 #天と地の守り人 第三部〜新ヨゴ皇国編 読了】 守り人シリーズ最終巻、面白かった♪ 僕が想い描いてたのと全然違うくて、 意外の連続だったけど、 だからこそ、楽しめたのかも? ※ 『守り人シリーズ』の総評としては、すごく楽しめて面白かった♪ 『十二国記シリーズ』以来にハマった長...
【 #天と地の守り人 第三部〜新ヨゴ皇国編 読了】 守り人シリーズ最終巻、面白かった♪ 僕が想い描いてたのと全然違うくて、 意外の連続だったけど、 だからこそ、楽しめたのかも? ※ 『守り人シリーズ』の総評としては、すごく楽しめて面白かった♪ 『十二国記シリーズ』以来にハマった長編続き物でした。 とっかかりの『聖霊の守り人』がかなりのファンタジーで始まるので設定が難しそうに思えるけど、読んで行くうちに慣れて憶えます。 児童文学から始まってるので、例えば、正義と悪はとても分かり易くなってたりします。 これから読もうとしてる方にアドバイスとしては、 『出版順で読むのが、一番理解しやすくて、一番楽しめる』 ってコトです。 『十二国記』はどの巻から読んでも楽しめるので、 同じ様な大河ファンタジーってコトで、 そのノリで順番関係なく読んだら、 ちょっとゴッチャになってしまった部分がありました。 なので、この守り人シリーズに関しては『順番通りが一番』です。 ※ とにかく、楽しかった♪ ありがとうバルサ!!ありがとうチャグム!! #守り人シリーズ #上橋菜穂子
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精霊の守り人を読み、このシリーズに引き込まれてから今まで。読み始めはここまで壮大な話になるとは想像していなかったけれど、巻を重ねてもマンネリすることもなく、むしろ勢いを増しながら、ラストまで夢中で読ませる上橋さんの筆力に、ただただ脱帽。本当にすごい人! 物語、お話、という言葉で...
精霊の守り人を読み、このシリーズに引き込まれてから今まで。読み始めはここまで壮大な話になるとは想像していなかったけれど、巻を重ねてもマンネリすることもなく、むしろ勢いを増しながら、ラストまで夢中で読ませる上橋さんの筆力に、ただただ脱帽。本当にすごい人! 物語、お話、という言葉でまとめたくないくらい、本の中でバルサもチャグムもタンダもラウル王子も帝もみんなみんな、迷い、もがきながらも自分が思う道を全力で進んでいる。確かにそこに国があり、意志があり、人が生きていた。心に響くシーンや言葉が幾度もあった。 本を読む喜びを感じられる、本当に素晴らしいシリーズ。
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おもしろかったです。 ドラマが始まってすぐに全巻買い揃え、一気に読んでしまいました。 ずっと守り人漬けだったので今は寂しい限りです。 成長したチャグムは頼もしかったですね! タンダの腕は泣きながら読みました。 あの腕が何度バルサを救ってくれたことか… でもバルサの剣がタンダの命を救うことに 使われたんですよね。 あの時タンダにしてやれる最高で 最善の策だったんだと思ったら泣けて泣けて。 腕がなくなるのは淋しいし辛いのだけど、 タンダが居なくなる方がもっと辛いですしね。 (われわれ読者側もw) そして、こちらから敵を見れば悪でも、 視点を変えれば正義も悪も入れ替わるし 一方からの情報だけで全てを決めるのは よくないな…と考えさせられました。 小説は小説なんだけれど、バルサ達の世界が ナユグとして今も存在していて、 バルサはタンダとの暮らしを楽しみながら たまにアスラのところへ行ったりカンバルに行ったり チャグムに呼ばれたりと忙しくしてるのかな、 タンダはトロガイ師の救いがあって なんとか呪術師として頑張っているんだろうな、 チャグムは春には花を、冬には雪を楽しむ生活を 政務の合間に妹弟たちと過ごしてるんだろうな、 なんて思ってしまいます。
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