世界屠畜紀行 の商品レビュー
豚、牛、鶏がどうやって豚肉、牛肉、鳥肉になって行くのかを分かりやすくルポされている。外国の状況も旅行記のように読めて面白い。
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自分が見てたようで、見えてなかった世界が分かった。 自分の目で、屠畜の現場をみてみたい、やってみたいってすごい思った。 それなしには、命の重さだとかを子どもたちに伝えられない気がする。
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内澤さんの屠畜への興味、そして敬意が粘り強い取材活動と率直な文章、イラストに溢れ出ている一冊。 肉食や屠畜など今の食生活についても考えさせられると同時に、その食生活を支えてくれている多くの職業人の実情も詳しく書かれている。 屠畜を通じた文化人類学の書でもある。 これはバイブル...
内澤さんの屠畜への興味、そして敬意が粘り強い取材活動と率直な文章、イラストに溢れ出ている一冊。 肉食や屠畜など今の食生活についても考えさせられると同時に、その食生活を支えてくれている多くの職業人の実情も詳しく書かれている。 屠畜を通じた文化人類学の書でもある。 これはバイブルに認定。
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10年かけて取材しつくした感じ(・ω・)圧巻の文章力と知識!屠畜について、世界から日本から突き詰める内澤さんのアプローチの姿勢に感動!
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(推薦者コメント) 肉を食べるとき、その肉が元々生きていた動物であったことを私たちは意識しているだろうか。誰しも一度は考えたことがあると思うが、どうやって屠殺が行われているのかを分かっている人はほとんどいないだろう。本書は、世界の屠畜の現実をまじまじと見せつけてくれる。
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大事な部分は隠されるか、ぼやけさせる昨今ですが、この本はそんな世界にかかったモザイクの一部を外しにかかっている。肉食だろうが、草食だろうが、生命を喰らう者として読んで良かった。
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まだ読み途中だけども、どうもペースがあがらね。内容は興味深いし見聞きしたものを描写している分にはいいんだが、著者が自分の感想や考えを述べるとどうにももやる。 なんだろうなあ、タブーや恐怖、忌避、差別を文化的宗教的な側面から探り、差別はよくないって言いたいんだろうけど、考察の浅さと...
まだ読み途中だけども、どうもペースがあがらね。内容は興味深いし見聞きしたものを描写している分にはいいんだが、著者が自分の感想や考えを述べるとどうにももやる。 なんだろうなあ、タブーや恐怖、忌避、差別を文化的宗教的な側面から探り、差別はよくないって言いたいんだろうけど、考察の浅さと著者の思い込みが前面に押し出されて、こいつが一番差別主義者なんじゃねえかとの印象を受ける。無理に差別させて、それを非難したい的な? 気持ち悪い。 最後まで読んで、感想に変化があれば続きを。 読み終えて、基本的な感想は変わらず。差別主義者というよりは、自分は特別で変わり者だと思いたいんだな、気持ち悪っと思ったぐらい。 著者の、ちょこちょこ入る無駄な自己顕示を取っ払えば、スマートで分かりやすい屠畜入門書になったかもね。
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韓国ーバリーイスラムーエジプトーモンゴルー日本と、世界各国のと畜場を回ってのと畜場の様子だけでなく、と畜場を通して見えてくる社会や歴史まで軽く描かれていて面白い。以前の版でも迷っていたが、文庫化されたこともあって、手を出してしまった。
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我々が食べている肉は、はじめからパックされている訳ではないということを、あらためて実感した。 昔は日本でも身近にあったであろう「屠殺」が、現在では全く外からは見えないところで行われている。 しかし見えないだけで、この、命を「いただく」ということを忘れてはならない。
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