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殺人鬼フジコの衝動 の商品レビュー

3.3

833件のお客様レビュー

  1. 5つ

    77

  2. 4つ

    235

  3. 3つ

    302

  4. 2つ

    121

  5. 1つ

    24

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2011/10/19

「あとがき」までしっかり読んでくださいと書いてあり、本屋のポップでもお勧めみたいだったので読んでみた。スラスラっと読めたので面白い内容だったと思う。けど、期待値が高かったのでこんな感じかぁ・・・と。後味悪い系。

Posted byブクログ

2011/10/21

これは凄い。一気に読まないと読みたくなくなるかも。でも、絶対に最後まで読まないと面白くない本だ。 追記、もう一度読んでみた。 映画セブンもそんな噂を知りながら観たが、見終わった時と同じ気分になったことを思い出した。 ちなみに、私はセブンを秀作だと思っているので、この本も秀作なん...

これは凄い。一気に読まないと読みたくなくなるかも。でも、絶対に最後まで読まないと面白くない本だ。 追記、もう一度読んでみた。 映画セブンもそんな噂を知りながら観たが、見終わった時と同じ気分になったことを思い出した。 ちなみに、私はセブンを秀作だと思っているので、この本も秀作なんだろう。 でも、やっぱりこの作品を映像化することはないであろうことを再認識。

Posted byブクログ

2011/10/14

お薦めすべきなのかどうか、非常に迷うので、評価はなしで。 しかし… こんなどん底地獄人生があったら、本当に怖い。 読んだあと、軽くパニックになったので(笑) 落ち着くためにレビュー書いてます。 出張中に一人で読まなくてよかったー 怖くて寝れなくなるところだった(^-^;

Posted byブクログ

2011/10/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

朝日の書評で紹介されていたので。戸梶圭太のような、オラオラな飛ばし方で一気に読めます。 小説としては、中だるみが感じられて出来はそれほどよくもなく。しかし、この少しダラダラ感がこの小説にあった雰囲気なのかも。 ミステリーとしては、オープニングで犯人につながる”それ”が既に語られていたことに、やられてしまいました。「サスペリア2」みたいな、騙し方。 カルマにピンクの口紅。あぁ、それだったのねと、作者の意図にまんまとはまってしまったので、ミステリーとして良いものです。 子供、美波ちゃんの虐待シーンは・・・、これはかなりつらかった。大阪のあの事件を思い出してしまった。

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2011/10/11

一気に読める読みやすさはあるが、内容が薄く、最後の期待感が高まらず、帯にかかれているようなオチの迫力を感じることは出来なかった。 ポップの魔力で売れてる本だと思う。

Posted byブクログ

2011/10/10

人間の心の闇を、これでもか~!と言うくらい見つめさせる本。にも関わらず、途中で読むのを止めなかったのは、作品のテンポの良さと、誰でも闇は持っている と言う事実に依るものなのだろうか… でも、読み終わった直後に「お口直しの一冊」を探しに本屋さんへ足が向いたのは、私には刺激が強すぎた...

人間の心の闇を、これでもか~!と言うくらい見つめさせる本。にも関わらず、途中で読むのを止めなかったのは、作品のテンポの良さと、誰でも闇は持っている と言う事実に依るものなのだろうか… でも、読み終わった直後に「お口直しの一冊」を探しに本屋さんへ足が向いたのは、私には刺激が強すぎたのか「忘れなさい」と言う心の声なのか。。。

Posted byブクログ

2011/10/09

ありえないくらいドン底ストーリーだけど、テンポがよく読みやすかったので、あっという間に読み終えました。 最後の最後まで読んでスッキリ! 読みながら自分の環境に幸せを感じつつ、なんとなく共感もしたりして(やばいかな)、面白かったです。

Posted byブクログ

2011/10/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

一言で言うなら、はしがきとあとがきに集約されている作品だと思う。 確かに、この作品は読んでいて後味の悪さや内容のヘビーさに否定的な部分も多いと思う。 俺自身、前半部分まで読んで、これはあまり薦めたくないかなと感じた。特に女性には薦めづらい。それくらい、キツイ。 しかし、読み進めていくと、フジコの母親をなぞるような生涯だという事に気付く。それに気付くと、最初は不幸でしか無く、読み進めるのも辛いフジコが、ただのエゴの塊でしか思えなくなる。 そうなると逆に人の醜さを全面に感じてしまい、これはこれで気持ち悪く感じる。 そして、あとがきを読むと、こういうことかと気付く。だからと言って、すっきりするかと言われればそういうわけでもない。 一人の女性の狂気の話が、カルトに振り回された人生の話という結末に薄ら寒さを覚えてしまう。 ここで気になるのが、自殺を計った「蝋人形、おがくず人形」の著者であるフジコの長女、さらにはしがき、あとがきを記した次女がいる。 次女は恐らく殺されたのだろう。ややこしい話なのだが、この作品を我々が読めているという事は、「この作品の世界」でも出版されたという事なのだろうか。そうなれば、「あとがきも公表されたこと」になり、あの2人に対して、何かしらの行動が起きていると考えるのが自然である。 どうなったのか、それを想像するのも1つの楽しみなのかもしれない。 しかし、個人的な思いとしてはその部分まで記して欲しかった、そう思う。 帯にもある「後味の悪さ」。何よりこの作品のポイントである。その後味の悪さをすっきりさせるためにも、そうして欲しかった、俺はそう思ってしまった。 フジコは悪だと思えない部分があった。特に前半部分は環境のせいだとも言える。しかし前述のように後半からは本人のエゴによるものに変わり、救いようのない人物になった。さらに示唆されているように、フジコは巧妙に操られていた、そうとも考えられる。だからと言って、直情的に殺害するのはフォローできないのだが。とにかく、フジコに対する感情は、読んでいてコロコロ変わり、結果的には変わりすぎてどんな感情もおこらなくなってしまった。 この作品を薦めたいか、そう問われると言葉に窮するだろう。 「読むのは構わない。でも責任は取れないけどね。」

Posted byブクログ

2012/01/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

表紙かわいいなーと思いつつ購入。あとがきを読むと作中作に登場する人物と現実の人物との違いに驚かされます。前半は読んでいて多少イヤーな気持ちにもなりましたが、後半は吹っ切れました。

Posted byブクログ

2011/10/08

読み始めたら途中でやめないこと。必ずあとがきまで読むこと。その後味の悪さを誰の所為にもしないこと。すべては読み始めた自分の責任。

Posted byブクログ