殺人鬼フジコの衝動 の商品レビュー
ちょっとエグすぎるというか・・・。表したい雰囲気などはわかるけど、いじめシーン、虐待の場面などはちょっと残酷すぎて救いがない。エンターテイメント作品として好きな人はいるかもしれない。「嫌われ松子の一生」や「告白」とテイストは似ているけど、それらの作品ほど好きにはなれなかった。残念...
ちょっとエグすぎるというか・・・。表したい雰囲気などはわかるけど、いじめシーン、虐待の場面などはちょっと残酷すぎて救いがない。エンターテイメント作品として好きな人はいるかもしれない。「嫌われ松子の一生」や「告白」とテイストは似ているけど、それらの作品ほど好きにはなれなかった。残念。
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そう云う名の、 伝説の殺人鬼がいるのです。 少女は一家惨殺事件の生き残り。 少なくとも15人はその手にかけた サツジンキ・・・・。 いつから狂い始めたの? 狂い始めたのは人生が先? それとも彼女自身? ザンニンだけど、 だけど、 ほんとうにカワイソウな彼女。 「人生は...
そう云う名の、 伝説の殺人鬼がいるのです。 少女は一家惨殺事件の生き残り。 少なくとも15人はその手にかけた サツジンキ・・・・。 いつから狂い始めたの? 狂い始めたのは人生が先? それとも彼女自身? ザンニンだけど、 だけど、 ほんとうにカワイソウな彼女。 「人生は薔薇色のお菓子のよう」 よく口ずさんでた彼女。 薔薇色のお菓子、 ほんとうにそうだったらよかったのにね。 読み進めて、 最後の一行に辿りつき、 たくらみに戦慄し、 哀しみに慟哭する・・・・・。 「殺人鬼フジコの衝動」 あとがきまでが物語。
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小説って何でもあり。 そんな感じ。 グロいと言われればグロいがそこまで如実に書かれていない。 個人的には好きな部類だが… 評価は分かれるのでは。
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途中、主人公のあまりの身勝手さと他力本願ぶりにイライラして辛くて辛くて読むのを止めたくなったが、悔しいかな結末が気になり読み終えた。はしがきやあとがき、最後の新聞記事までがこの小説のひとつになっているが、そこまでしたのが逆に良くなかったのか、週刊誌の事件特集みたいな安い仕上がりに...
途中、主人公のあまりの身勝手さと他力本願ぶりにイライラして辛くて辛くて読むのを止めたくなったが、悔しいかな結末が気になり読み終えた。はしがきやあとがき、最後の新聞記事までがこの小説のひとつになっているが、そこまでしたのが逆に良くなかったのか、週刊誌の事件特集みたいな安い仕上がりになった気がする。でもワイドショーを見るような第三者的好奇心をくすぐり、一気に読ませるっていうのはやっぱり凄い。再読はないけど。
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めっちゃネガティブ!!! 苦しいほどネガティブになっちゃいます。 しかし、「あとがき」まで読んでください。 そうんなかぁ~って、思って、 ネガティブなのに、速攻もう一回読んでしまいます。 怖い・・・。
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書店の店頭に平積みされて「グロくて後味悪いけど、それでも最後まで夢中で読んでしまう」などと絶賛されていたので買ったけど、期待負けして全然グロいと思わないし、あんまりおもしろくもなかった。 一応最後まで読めたし、確かに短時間であっという間に読めたが、それは中身が薄かったからだと思う...
書店の店頭に平積みされて「グロくて後味悪いけど、それでも最後まで夢中で読んでしまう」などと絶賛されていたので買ったけど、期待負けして全然グロいと思わないし、あんまりおもしろくもなかった。 一応最後まで読めたし、確かに短時間であっという間に読めたが、それは中身が薄かったからだと思う。 これは殺人鬼の話で、「グロい」というのを目玉にしているようなのに、肝心の殺人シーンは、ほとんどサラッと流されているし、中には「どうやら殺したらしい」ぐらいにしか触れていなかったりもして、何がグロいのか分からない。 それに比べて、どーでもいいような部分をネチネチとクドクドと書かれていて、これがこの作者の作風かもしれないが、私にはまったく受け入れにくい作品だった。 衝撃のラスト!!なんていうのも「え?それがなに?最初から分かってたよ」みたいなラストで、本当にお粗末この上なかった。
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ひたすらグロイ。 でも、どんどん読んでしまった。 なんで、こんなに悪い方向にばかり進んでしまうのか? あっけなく人を殺し、バラバラにする。 そんなフジコに少しだけ同情してしまう。
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一気読み。 帯に書いてた通り、あとがき、解説を読まずしてこの本の面白さは一切ナシ! あ~おそろしかった…
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なんという不快感と嫌悪感! こんなに後味が悪く、これっぽっちも共感が持てないのに、ページをめくる手が止まらない。 見栄っ張りで自堕落な浪費家両親にネグレクトギリギリの生活の姉妹は、思春期のとばくちならではの陰惨ないじめにあい、死にたいと思うが、一家惨殺事件の被害者となり、その唯一...
なんという不快感と嫌悪感! こんなに後味が悪く、これっぽっちも共感が持てないのに、ページをめくる手が止まらない。 見栄っ張りで自堕落な浪費家両親にネグレクトギリギリの生活の姉妹は、思春期のとばくちならではの陰惨ないじめにあい、死にたいと思うが、一家惨殺事件の被害者となり、その唯一の生き残りとして『可哀想な子』という最強の武器を手に入れる。 最後の「あとがき」まで気が抜けない毒を含んだ一冊。
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殺人鬼フジコの衝動・・・初めは何か怖そうだと思ったけど、何度か書店で見かけるたびに、何だこのふざけた名前は!まるでル○ンじゃないのか!?と思い、何度も手に取ったあげくついに購入。私は怖いのが本当に苦手なのにどうしてこれを手にとったんだろう。半ば後悔もしたがこれがまた全然グロくも怖くもない!殺人現場や残虐シーンをやたら細かく書く作家さんがいるが、これはそういうパターンではなく「そしてフジコは首にストッキングを締め付けた」みたいな表現で終わり。さらっとしてて読みやすかった。ただこの本はそういうグロさや気持ち悪さ、怖さを味あわせることが目的ではないんだと思う。私はそれよりも「フジコ」に対しての恐怖心がすごかった。逆に殺害シーンよりもフジコに対しての恐怖心が結構生々しくおどろおどろしいというか・・・。私が今まで読んだミステリーとは全く違う。最後の最後まで楽しませてくれて一気に読みきりました。これは本当におもしろかった!ぜひいろんな人に読んで欲しい一冊。
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