コミュニティデザイン の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
まちをつくることを楽しむ… ものをデザインするのではなく、課題を解決するために、コミュニティの力を高めるようなデザインを提供するという考え、それに基づく実践例がたくさん書かれていた。 「ゆっくりじっくり」「ヒアリングの大切さ」コミュニティがいかに生まれるかをデザインするという発想は、仕事にも生きてきそう。 それより何より、自分も自分が住んでいる地域のために何かやっていきたいという願望は前々からあるものの、それを実行できていない。こっから10年の間に、自分にできる地域とのコミュニティを高めていくこと…やってみようという気になりました。
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Key word memo, To be revised ・ 町や公園を誰かにとって「やりたいことを叶えてくれる」場にできるかどうか ・ 遊ばせて「貰う」、使わせて「貰う」、「借りる」と思わせられるかどうか ・ Outputを主体が主観で行動出来るシナリオにする(「1人、10人...
Key word memo, To be revised ・ 町や公園を誰かにとって「やりたいことを叶えてくれる」場にできるかどうか ・ 遊ばせて「貰う」、使わせて「貰う」、「借りる」と思わせられるかどうか ・ Outputを主体が主観で行動出来るシナリオにする(「1人、10人、100人、1000人」) ・ 外の視点による価値の発見(内側にいると気付かない) ・ 餅は餅屋(空間/ハード作りはプロに任せる) ・ 愛着の蓄積(繰り返し訪れる、ブラッシュアップする、積み重ねる) ・ ゆっくり無借金で。軌道は進みながら微調整する。 ・ 中立的で素直な人/大学生の効用
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1「つくらない」デザインとの出会い 2つくるのをやめると、人が見えてきた 3コミュニティデザイン ー人と人をつなげる仕事 4まだまだ状況は好転させられる 5 モノやお金に価値を見出だせない時代に何を求めるのか 6ソーシャルデザイン ーコミュニティの力が課題を解決する 建物として...
1「つくらない」デザインとの出会い 2つくるのをやめると、人が見えてきた 3コミュニティデザイン ー人と人をつなげる仕事 4まだまだ状況は好転させられる 5 モノやお金に価値を見出だせない時代に何を求めるのか 6ソーシャルデザイン ーコミュニティの力が課題を解決する 建物としてのハコより、人と人のつながりから元気になろう。 その場所の良さを見つけよう。って感じの内容。大きなテーマじゃなく、小さなことからっていうのが多かったかな。 市民参加型は大事だろうな。 あんまり関係ないけど、ディズニーランドの話が個人的にぐっときた。 @ 時間がないため流し読み。
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状況を好転させる…自走コミュニティをつくる…ハードとソフトを組み合わせる…次の次を準備する…課題を見つけたら企画書を書く…デザインのチカラ…ワークショップの段取り…課題解決のための新たな仕事…表層から深層へ…アクティビティ・プログラムから考える…プログラムのデザイン…などなど、『...
状況を好転させる…自走コミュニティをつくる…ハードとソフトを組み合わせる…次の次を準備する…課題を見つけたら企画書を書く…デザインのチカラ…ワークショップの段取り…課題解決のための新たな仕事…表層から深層へ…アクティビティ・プログラムから考える…プログラムのデザイン…などなど、『これからの◯◯』が満載の一冊‼studio-Lのような組織を創りたいと思わされる一冊です。
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感動した!(◎_◎;) 地域振興というか再生のヒントが散りばめられてますW(`0`)W ヒントをどう活かすのか…頑張ります(苦笑) ※中公新書の『コミュニティデザインの時代』と合わせて読むのが良い。
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もとは都市設計を手がけ、都市というハードだけではなく、そこに集う人たちのコミュニティ力に着目して活動をしている山崎亮氏の著書。よく日本の公共事業はハード先行で、道路を作って終わり、文化ホールを作って終わり、公園を作って終わり、、とした箱物事業が昨今問題視されているが、やはりそこに...
もとは都市設計を手がけ、都市というハードだけではなく、そこに集う人たちのコミュニティ力に着目して活動をしている山崎亮氏の著書。よく日本の公共事業はハード先行で、道路を作って終わり、文化ホールを作って終わり、公園を作って終わり、、とした箱物事業が昨今問題視されているが、やはりそこに紐付くソフト力というのを上げないと、これからの社会はまずい方向にいくことがよく分かる。 単純にソフトを作るといっても、それは並大抵なことではない。人は10人いれば、10人だけのモノの見方や価値観を違いがある。しかし、例えば、自分の住んでいるところ・地域を少しでもよくしたい(この本に書かれている、個と公共の繋ぎ目を着目したランドスケープデザインという視点が面白い)、そうすれば自分のところはと思うはずなのである。そうした意志を集約化させ、アイディアをまとめていく。こうしたコミュニティ・デザインはそれを取りまとめるファシリテーターの役目が非常に重要であることが分かる。 また、デザインというのは人をそうしたコミュニティに集いやすく効果をもっているものだということに改めて気づかさせられる。自分が解決したいと思っている課題をスムーズに解まで導いてくれる。決してお洒落ではなくとも、そうしたソリューションデザインがこれからの日本産業には求められると常に考えている。電機産業の著しい衰退など、日本がこれから乗り越えないといけない課題も多い。そうした中、こうしたデザイン力を輸出できるような産業にまで拡大できるような考えはないのかと常に思う。
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過疎化する地域の再生に地域住民を巻き込んだシステムが必要であること、そして、その手法のひとつがコミュニティデザインであること、とても共感できました。 また、住民参加より行政参加の方が進んでいないとの指摘もごもっともだと思います。 まちづくりに使える資金も労力も限られている時代...
過疎化する地域の再生に地域住民を巻き込んだシステムが必要であること、そして、その手法のひとつがコミュニティデザインであること、とても共感できました。 また、住民参加より行政参加の方が進んでいないとの指摘もごもっともだと思います。 まちづくりに使える資金も労力も限られている時代に、コミュニティデザインの手法は求められているものだと感じました。
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ひとことでいうと、うさんくさいと思ってしまいます。 社会の課題に取り組む姿勢はわかりますが、 なぜそれを学生を中心とした素人集団でやる必要があるのか。 それを横文字を使ったデザインと称するのか。 何だかなあと思うことが多い内容だと思いました。
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過疎化復興の具体的アプローチ。 独りよがりな計画ではなく、地道に泥臭く、ワークショップを繰り返して地元の人の声を集め、聴く。その先10年以上を見据えて継続的に有効なコミュニティの創造。 プロジェクトマネジメント、ファシリテーションのレベルが極めて高い。また、情報収集から始まるロジ...
過疎化復興の具体的アプローチ。 独りよがりな計画ではなく、地道に泥臭く、ワークショップを繰り返して地元の人の声を集め、聴く。その先10年以上を見据えて継続的に有効なコミュニティの創造。 プロジェクトマネジメント、ファシリテーションのレベルが極めて高い。また、情報収集から始まるロジカルシンキングのアプローチ。 それだけではなく、やはり課題に対する熱意が半端ではない。
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公園、病院、マンション、デパートなど構造物(ハードウェア)が人の繋がり(ソフトウェア)と一体化してコミュニティを形成する。そしてそれを島や町など広い地域へ適用し地域活性化を推し進める。ウェブがコンテンツ中心から人間中心になったと言われているように、実社会も構造物から人間中心へ、当...
公園、病院、マンション、デパートなど構造物(ハードウェア)が人の繋がり(ソフトウェア)と一体化してコミュニティを形成する。そしてそれを島や町など広い地域へ適用し地域活性化を推し進める。ウェブがコンテンツ中心から人間中心になったと言われているように、実社会も構造物から人間中心へ、当然の帰結と言うのは簡単ですが、とても大変かつ素晴らしい仕事ですね。
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