コミュニティデザイン の商品レビュー
人のつながりを作ることによってまちづくりを進め、 社会的な課題を解決しているコミュニティデザインの仕事。 プロダクト、建築、ランドスケープなどの”ハード”のデザインによってではなく、 人を動かすプログラムを中心に、その周辺環境を整えていく”ソフト”のデザインで、 活発なコミュニ...
人のつながりを作ることによってまちづくりを進め、 社会的な課題を解決しているコミュニティデザインの仕事。 プロダクト、建築、ランドスケープなどの”ハード”のデザインによってではなく、 人を動かすプログラムを中心に、その周辺環境を整えていく”ソフト”のデザインで、 活発なコミュニティの動きを作り上げています。 ただし、その道のりに決まったシナリオはなく、さまざまな異なった問題が発生しますが、それに対する著者の解決方法が極めて的確で、敵をつくってしまわないようなものになっているところが見事です。 地域住民参加の企画やイベントを盛り上げても、それをゆっくりと、継続して盛り上げていけるようなプログラムを考えなければ、それは地域のためにはならないんだなと、改めて難しさと重要性を認識しました。 爆発的な企画やイベントではなく、継続してゆっくり成長していけるつながりを大事にしたいですね。
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斜め読みですが、なかなか面白いと思う。 コミュニティーを作るという事は、そこにいる人と関わるってこと。そこにいる人とは、住んでいる人、利用している人など、その場その場において様々です。 そして、そこにいる人が関わり合う事の大切さが書かれているように思いました。 コミュニティーを作...
斜め読みですが、なかなか面白いと思う。 コミュニティーを作るという事は、そこにいる人と関わるってこと。そこにいる人とは、住んでいる人、利用している人など、その場その場において様々です。 そして、そこにいる人が関わり合う事の大切さが書かれているように思いました。 コミュニティーを作るとは、人が関わり合える場を作る事なのかな。これはエンカウンター・グループにも通じるものではないかしら? 避難所で見た、「私○○できます」っていうゼッケン。これは山崎さんの学生さんの提案らしいです。 すごいなって思った。これも人が人と関わるきっかけになるもの。 あのゼッケン見た時思った。私は何が書けるだろうって...何も書けないなって感じた。
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うーん、面白かった。(ハードと対比される)ソフトはイベントではなくコミュニティをつくることをなんだよなぁ。
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【出会い】 学芸出版のツイッター@gakugei_today &店頭で。studio-Lについてはあまり予備知識がなかったものの、タイトルに関心。 震災後のタイミングでの出版。 【概要】 「つくらない」デザインとしてのコミュニティデザインの紹介・事例。モノではなくアクティビティ...
【出会い】 学芸出版のツイッター@gakugei_today &店頭で。studio-Lについてはあまり予備知識がなかったものの、タイトルに関心。 震災後のタイミングでの出版。 【概要】 「つくらない」デザインとしてのコミュニティデザインの紹介・事例。モノではなくアクティビティのデザインであり、コミュニティとの対話・働きかけが重要。それは時間がかかる(かけるべき)プロセスである。 【感想】 「ソーシャルデザイン」入門として、豊富な事例とともにエッセンスが入っていて読みやすい。 プロジェクト中のエピソードから、やりがいや難しさが伝わってきて、親しみが持てる。 ・・・(自分が携わる)プランニングというのはまさに「つくらない」デザインと言えるのではないか。 逆に、本書の言うデザインという観点からプランニングをしたいもの。
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