コミュニティデザイン の商品レビュー

山崎亮【著】

2012/07/07

日本社会の閉塞感や近所付き合いなどがなく、人と人が疎遠になっていく社会。

そんな社会を建物や空間を作るだけでなく、人がどのようにその建物や空間と関わり合いを持ち、人と人が関わり合える環境を作っていることに共感した。

「デザイン」って言葉を聞いたら、僕は服とかなんかお洒落なものを制作したりすることやって思ってたけど、最近の「デザイン」という言葉はそんな狭義な言葉ではく、人が生きていくために必要なことだと色々な方や本が言っている。

自分の人生を「デザイン」するデザイナーで自分なっていくし、人の「デザイン」の手伝いも出来るようスキルもっとつけていこー！と思った！

山崎さんありがとう！

2012/07/02

人がどこかでなんとかしたいと
感じていることを、行動で示して
くれている。

ハードよりもソフト面をデザインすること。

その大切さを学べた。

2012/06/24

鹿児島にいたことがあるので、マツヤガーデンズの項を一番興味深く読みました。山崎さん、魅力的な方だなー　合ってみたい方です。今、住んでいるところの中心街も、いろんなかたが頑張っていらっしゃいますが、寂れてきていることは見ていて　悲しい限り・・　山崎さんのような方に、プロジェクトをお願いするとどういう風に変わっていくのか、かかわってみたいです。

2012/06/21

「まちのために活動してあげている」のではなく「まちを使って楽しませてもらっている」と思えるものであるのが理想的だ。自分たちで少しずつお金を出し合ってでも楽しみたいと思えるような活動であり、結果的にまちの人から感謝されてさらに楽しくなるような活動。学生ならお金より労力の方がしっくりくる。

2012/06/19

コミュニティデザインは、結果的に俺にすごい影響を与えている。でも、なんか俺はこの本から受け取れるほんの一部分しかもらってないとも思う。
どちらにしても、この本はめちゃくちゃ面白かった。

2012/06/10

「人がつながる」というのは、あまりにも使い古されてしまって、実際に人とつながろうと思ったところで、どうしたらいいのかわからない。そして、それが大切かどうかもわからない。
この本を読むと「人がつながる」ことの大切さを理解できる。「人がつながる」ことを声高にいうと偽善っぽくなってくる。しかし、そんなことはない。もっと普通のことなんだとわかってくる。

2012/06/09

地域の課題を地域に住む人が解決する為の物理的ではない、関与の為の仕組み（コミュニティエンパワーメント）の事例をまとめた一冊。時代の転換期の新しいことは危機意識の高い場所、地方（Turns）発からと思う一冊。1.社会的な課題を美と共感の力で解決する。…課題に直面している本人たちが力を合わせるきっかけを作り出すのが、コミュニティデザインの仕事。2.社会の課題を解決する為のデザインにおける2つのアプローチ。課題自体をモノのデザインで解決する。課題自体を解決する為にコミュニティの力を高める。人が協働する機会を生み出す仕組みを提供する（しよう）とすること。3.デザインはデコレーションではない。…課題の本質を掴み、それを美しく解決することこそがデザインなのである。…de-signは単に記号的な美しさとしてのサイン（sign）なら抜け出し（de）、課題の本質を解決する行為のことを言う。

2012/05/31

トークショーがおもしろくて購入
ハードじゃなくてソフト
こういうのやってみたいなぁ
みんなが集まる空間づくり
でもやっぱりオトナの壁はありそうだ

2012/05/30

建築を学んでいると、日々「コミュニティ」という言葉の使用に対する態度が慎重になっていく自分がいた。何か言葉にしてしまうことでとても安っぽい響きへと変わってしまい、あたかもツールであるかのような印象へと自分の中で変わってしまうからであった。この本を読んで、もう一度自分の口からしっかりとした意味を込めて「コミュニティ」という言葉を発したいと思うようになれた。

2012/05/25

しくみをつくる、と謳っているが
設立～運営までやって仕組みなのであり、
多くのケースは設立までなので
なんともいえない。

デザインを勉強されている方にとっては
こうゆう地域づくり的な応用の方法もある、
と気づくことのできる本。