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旅する力 の商品レビュー

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156件のお客様レビュー

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    41

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2014/12/28

私自身が旅について感じていることが、文字になっている、そんな感じ。 旅のバイブルというより、旅をすることに対する姿勢に似たものを感じて、心強い同志というか。。

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2014/10/05

これは深夜特急のメイキングみたいな感じで記述が本編とややダブります。いろいろな旅行記の紹介があった中、面白そうなので、金子光晴の三部作に挑戦することにします~

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2014/09/14

ただ旅をするだけではなくて、旅に出て自分が何を感じるかを大切にすることが旅を楽しむということかな、と思いました。友達と一緒に旅行に行って、でも何年かしてその時の話をすると覚えていることが少しづつ違って面白いですねぇ。

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2014/07/04

『深夜特急』があまりに良すぎたため、本書はちょっと残念。作者が作品を語ってはいけない例の一つになってしまったような気がする。悪くはないが良くはない。 ・過剰な修飾語を排せ。修飾したければ修飾語でなく前後のセンテンスで説明しろ。 ・たぶん、あれは冷麺だから食べられなかったのではな...

『深夜特急』があまりに良すぎたため、本書はちょっと残念。作者が作品を語ってはいけない例の一つになってしまったような気がする。悪くはないが良くはない。 ・過剰な修飾語を排せ。修飾したければ修飾語でなく前後のセンテンスで説明しろ。 ・たぶん、あれは冷麺だから食べられなかったのではなかったのだろう。異国で全く初めての食べ物に遭遇した私が、一種のパニックを起こしてしまっただけなのだろう。 ・重要なのはアクションではなくリアクションだというのは、紀行文でも同じなのではないだろうか。 ・旅の「適齢期」 ・問題は予期しないことが起きるということを予期していないところにあるのではないか

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2014/06/06

『深夜特急』自体は借り物だったんだけど、これは買ってしまった。著者自身があの旅を振り返りながら、その前後も語っていて楽しめた。 『深夜特急』はヨーロッパあたりからなんだかスピーディーに進んでいくもんだと思ってたんだけど、なるほどねと理解できたところあったし、裏事情的なものも楽し...

『深夜特急』自体は借り物だったんだけど、これは買ってしまった。著者自身があの旅を振り返りながら、その前後も語っていて楽しめた。 『深夜特急』はヨーロッパあたりからなんだかスピーディーに進んでいくもんだと思ってたんだけど、なるほどねと理解できたところあったし、裏事情的なものも楽しんで読めた。 それにしても、改めていいなーと思う。サイン会でお会いしたという歯科医の方のような形でもいいから、めぐってみたいですね。

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2014/04/02

「なぜ旅をするのか?」「旅を経て訪れる変化とは?」「どうやって旅を書くのか?」など、少しメタな視点で筆者が旅について語ったエッセイ。 旅の過程で残した文章をさまざまな媒体用に鍛え上げていく手順がたいへん勉強になる。素材を切り刻む際にどういう視点を持ったのか、どういった味付けを考...

「なぜ旅をするのか?」「旅を経て訪れる変化とは?」「どうやって旅を書くのか?」など、少しメタな視点で筆者が旅について語ったエッセイ。 旅の過程で残した文章をさまざまな媒体用に鍛え上げていく手順がたいへん勉強になる。素材を切り刻む際にどういう視点を持ったのか、どういった味付けを考えたのか、という点に触れて自分の文章を語れる人は稀だ。大体の場合、企業秘密なのだ。 それを易々と書いているのは、知ったくらいじゃこんな文章書けないからなんだよね。 具体的にどこどこを回った、という紀行的な内容がたくさんあるわけではないのだけど、一冊読むと「たしかに旅をしてきた」という気持ちになる。どこかに足を向けることばかりが旅なのではない。じっと自分と向き合い、「なぜ?」の先に自分が気付いていなかった新しい心象風景をみつけること。それも旅の一つなのだ。

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2014/03/19

これだけバックパッカーが普通になった現在と比べると、より冒険的だったに違いない深夜特急の裏話。本編を読んでいないが楽しめた。旅にいたるまで沢木氏に影響した考え方、そして、旅についての彼の考察を知ると、未知なるものとの関わることで変化する人間を知り、その可能性にわくわくするからだと...

これだけバックパッカーが普通になった現在と比べると、より冒険的だったに違いない深夜特急の裏話。本編を読んでいないが楽しめた。旅にいたるまで沢木氏に影響した考え方、そして、旅についての彼の考察を知ると、未知なるものとの関わることで変化する人間を知り、その可能性にわくわくするからだと思う。自分の大学時代には、インドに滞在する友人が、その記録をその最中にネットにのせて発信できたことも、また全く異なる印象を抱く。確か彼の文章は格好よすぎる、という感想を抱かないでもないが、どんな日常の風景であっても、何を感じるかと言うことにあるということを気付かせてくれる。 中でも触れられているが、カバーのデザインは印象的。字体、半分袖に入ったポスター。

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2014/01/22

深夜特急の裏話集。変わらずの沢木流ナルシシズム顕在。「恐れずに。しかし気をつけて」なんてほんとかっこいいですね。本編を読んでた時はそれがなんか癇に障るときがあったのだけれど、今は純粋にかっこいいと思うし羨ましい。年を取ったってことかな。 若い時だけにしかできない旅がある、年齢やそ...

深夜特急の裏話集。変わらずの沢木流ナルシシズム顕在。「恐れずに。しかし気をつけて」なんてほんとかっこいいですね。本編を読んでた時はそれがなんか癇に障るときがあったのだけれど、今は純粋にかっこいいと思うし羨ましい。年を取ったってことかな。 若い時だけにしかできない旅がある、年齢やその時のタイミングによって旅は変わるという考えは、他の事にも通じると思うけれど深く共感。そういう意味でも、まさに旅は一期一会。 大沢たかお演ずる深夜特急ドラマが見てみたくなった。そして著者の他の著作もここにきて興味が湧いてきた。

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2014/01/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

深夜特急を読んだのは20代の初めだったので、もう20年以上たってしまいました。本書は著者の沢木さんが1日で仕事を辞め、ノンフィクションライターとなり、その後旅に出て深夜特急を書くに至った経緯が書かれています。 深夜特急が旅後10年後に新聞連載として書かれ、それが2巻分までで終わってしまったこと。その後第3巻を書くまでにさらに数年がかかった事など、またこれは多分そうだと思っていましたが、「深夜特急」のタイトルは映画の「ミッドナイトエキスプレス」からとった事など、改めて知ることも多い内容です。

Posted byブクログ

2013/12/21

この本を読んで、自分が一人で欧州、米国を90日間かけて巡った単身出張 の日々を思い出し、何かに書き記したくなった。 旅することの意味をもう一度思い起こさせる、素晴らしい一冊。

Posted byブクログ