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旅する力 の商品レビュー

4

155件のお客様レビュー

  1. 5つ

    40

  2. 4つ

    59

  3. 3つ

    30

  4. 2つ

    2

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2021/11/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「深夜特急」を読んだのは86年か。。。 多分出版されてすぐ読んだと思う。 その頃はその旅が76年の話しとは思わなかった。 著者の年齢とか見て逆算すれば判りそうなものだったのに。。。ネットとか無かったしなあ。 この本に影響されて香港行ったり海外一人旅をしたりした。間違いなく自分の人生に影響を与えた本だった。 その「深夜特急」の背景を書いたもの。 読後35年経って、ああそうだったのかと。 以下Amazonより-------- 旅とは何か、なぜ人は旅へと駆り立てられるのか?冒険と叙情に満ちた紀行文学であり、瑞々しい青春記でもある名作『深夜特急』の誕生前夜、若き著者には秘められた物語の数々があった…。幾多の読者からの絶えざる問いかけに初めて、そして誠実に応えた"旅"論の集大成、著者初の長篇エッセイ。

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2021/10/29

本来「深夜特急」読んでから読むべきなのでしょうが、たまたま手に入れてしまったので先に読んでしまいました。 深夜特急読んでからの方が余計染みる感じだと思いますが、全く問題なく楽しめました。 思わず大きく頷いてしまったのは、未経験も財産だという事でした。知っているという事はもちろん財...

本来「深夜特急」読んでから読むべきなのでしょうが、たまたま手に入れてしまったので先に読んでしまいました。 深夜特急読んでからの方が余計染みる感じだと思いますが、全く問題なく楽しめました。 思わず大きく頷いてしまったのは、未経験も財産だという事でした。知っているという事はもちろん財産なのですが、初めて体験する時の感動は未体験でしかありえないですね。これは言われればなるほどと思うのですが、知っている方が偉いような気がしてしまうので、しっかり自分に言い聞かせて、これから体験できる喜びを喜んであげようと思うし、自分が知らない事を体験する時出来るだけまっさらな気持ちで体験しようと思います。 さらに20代の時は20代でしか出来ない旅が有るという事。年を取ったなら取ったなりの旅もあるという事。旅の適齢期があるという言葉に目からうろこでした。 確かに20代でさすらうような旅をしましたが、今同じことをしても周りの目もちがうし、絶対に同じ体験になる事は無いと確信が有ります。 深夜特急読みたくなりました。

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2021/09/07

■印象に残ったこと… ・多くの人にとって、問題は予期しないことが起きるということを予期していないところにあるのではないか。 ・偶然に対して、柔らかく対応できる能力を身につけているか。 ・人生を恐れずに。しかし気をつけて。

Posted byブクログ

2021/08/12

深夜特急を読み終えてから読みました YouTubeで大沢たかおさんのドラマもみました また旅したいなあって思う

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2021/07/07

以前旅行好きだという、女優菅野美穂さんが紹介されていて、読んでみました! 若い頃、ちょうど留学中に、休みを利用して、バックパックで短期の一人旅をした時期がありました。 旅する国には、ふさわしい年齢があると、書いてありました、が、確かに…今の年齢で、昔と同じ様に同じ場所を歩いたら、...

以前旅行好きだという、女優菅野美穂さんが紹介されていて、読んでみました! 若い頃、ちょうど留学中に、休みを利用して、バックパックで短期の一人旅をした時期がありました。 旅する国には、ふさわしい年齢があると、書いてありました、が、確かに…今の年齢で、昔と同じ様に同じ場所を歩いたら、どんな風に、景色が見えるんだろう…と、ふと、考えてしまいました。

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2021/10/11

旅という言葉に弱いのデス! 序 章 旅を作る 第一章 旅という病 第二章 旅の始まり 第三章 旅を生きる 第四章 旅の行方 第五章 旅の記憶 終 章 旅する力 著者の小学生時代初めての小さな旅マツザカヤ、生まれて初めての一人旅、JRの均一周遊券、初めて見た外国、ユーラシアへの旅。...

旅という言葉に弱いのデス! 序 章 旅を作る 第一章 旅という病 第二章 旅の始まり 第三章 旅を生きる 第四章 旅の行方 第五章 旅の記憶 終 章 旅する力 著者の小学生時代初めての小さな旅マツザカヤ、生まれて初めての一人旅、JRの均一周遊券、初めて見た外国、ユーラシアへの旅。 仕事以外での著者の旅を共有しながら、私自身の旅を重ねていました。

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2021/05/31

名作「深夜特急」の前後を語るノンフィクション。なぜ長い旅に出たのか、旅による自身の変化、そしてこれから旅に出る人に向けたメッセージ。 もうバックパッカーのような旅はできない年齢になってしまいましたが、若いころにやった、登山、バイクツーリング、船旅、そしてキャンプによる旅など、私に...

名作「深夜特急」の前後を語るノンフィクション。なぜ長い旅に出たのか、旅による自身の変化、そしてこれから旅に出る人に向けたメッセージ。 もうバックパッカーのような旅はできない年齢になってしまいましたが、若いころにやった、登山、バイクツーリング、船旅、そしてキャンプによる旅など、私にも生涯忘れられない旅があります。人や風景と出会ったり、自身と向き合ったり。今は海外に暮らしていますが、これも自分にとっては旅の延長といっていいかもしれません。 スマホもネットもいいけれど、若い人も、そうでない人も、旅はしたほうがいいと思うけどな。

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2021/03/18

#深夜特急 は旅に出たくなるだけでなく自分のしてきた旅や人生を振り返らせてくれる名作だけど、 この本はその自分のしてきた旅をどう咀嚼するのかについての示唆にあふれてる 深夜特急を読んだ人でこれはまだの人がいたらぜひ読んでほしい

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2021/03/18

『深夜特急』を一気に読みすすめたのは、社会人になって1年半が経った頃だった。 深夜特急は「バックパッカーのバイブル」と評され、多くの学生バックパッカーに読まれていた。そのことは、私が学生にみた、なにかのウェブサイトで知っていた。当時の私は留学とひとり旅に強い憧れを抱いていた。 し...

『深夜特急』を一気に読みすすめたのは、社会人になって1年半が経った頃だった。 深夜特急は「バックパッカーのバイブル」と評され、多くの学生バックパッカーに読まれていた。そのことは、私が学生にみた、なにかのウェブサイトで知っていた。当時の私は留学とひとり旅に強い憧れを抱いていた。 しかし、そのときは何故か、明確な理由もなく、これは読まない、と決めていた。 あるいはそれは、あえて読まない、という反骨心のようなものだったかもしれない。 そして、深夜特急を読まないまま、学生時代の私はフランス南部からスペイン最西端まで900キロの道のりを踏破した。ひとり旅の楽しさに取り憑かれた私はその後、中欧の国々に赴き、そして南米を旅した。 帰国後、アルバイト先で出会った筋金入りの社会人バックパッカーの女性にプレゼントされたのが、沢木耕太郎の『イルカと墜落』だった。 しかし、その時も何となしに読む気にはなれず、書棚に仕舞われたままだった。 外国での日々を忘れられないまま社会人になり一年が経った頃、新型コロナウイルスという感染症が世界中でパンデミックを引き起こした。 私の勤めていた会社は直接的に大打撃を受け、2ヶ月間の休業が決まった。 またいつか外国へ行きたい、と思いながら、あるいは外国に行くために仕事を辞めたいと思いながらもだらだらと社会人を続けていた私は、仕事も、外国へ行くことの出来る世界をも失った。 私が旅に行けないなら、本で旅に行こうと思い手にしたのが『イルカの墜落』であり、『深夜特急』だった。社会人になり、いつの間にか自分自身は何かに縛られているように感じていた私は、活字の上で自由に旅する沢木耕太郎にある種のヒロイズムを感じた。 その3ヶ月後、私はあてもなく仕事を辞め、さまざまな本を読んだ。 その多くは、沢木耕太郎の本だった。 別に本を多く読んでも何かが変わるわけではない。 しかし、今回『旅する力』を読んでこれまでの読後感とは違うものを感じている。 それは、ある種自身の経験に基づく忘れかけていた、旅する力なのかも知れない。 この本に出会えて良かったと心から思う。

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2021/01/19

深夜特急をまだ読んでいないで手をつけてしまったが、旅行記を書くに至るまでの話、その後のこと、旅の適齢期の話や旅で得られる力など、今の自分にちょうど響く言葉が多く書かれていて勇気をもらえた。旅をする人でも、最初は逃げるように帰ったり、慣れた今でも旅をいざするとなると布団が恋しくなっ...

深夜特急をまだ読んでいないで手をつけてしまったが、旅行記を書くに至るまでの話、その後のこと、旅の適齢期の話や旅で得られる力など、今の自分にちょうど響く言葉が多く書かれていて勇気をもらえた。旅をする人でも、最初は逃げるように帰ったり、慣れた今でも旅をいざするとなると布団が恋しくなったりするんだ、というのは救われた。そんなもんでいいんだ。よかった。

Posted byブクログ