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旅する力 の商品レビュー

4

155件のお客様レビュー

  1. 5つ

    40

  2. 4つ

    59

  3. 3つ

    30

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

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2024/09/01

深夜特急を知らず少し昔に名前だけを見て直感で選んだ一冊。こんなに旅をすることに真摯に向き合ってる本はないんじゃないかなと思います。旅好きには全員におすすめしたい強さと熱さを秘めたそんな本です。

Posted byブクログ

2024/03/29

あの名作の前日譚、後日談。もちろん若いときに熱中して読んだものの旅になど出なかった私、いまだひとり旅未経験なままですが、自分の限界を知るというその効用にはうむうむと頷けます。著者がいかに若いときから非凡で群を抜いていたかが、嫌味なくさりげなく語られるのも一興。

Posted byブクログ

2024/02/22

文章を書く上ではアクションではなくリアクション 大事なのは「移動」によって巻き起こる「風」 もっと正確に言えば、その「風」を受けて、自分の頬が感じる冷たさや暖かさを描くこと

Posted byブクログ

2023/12/25

深夜特急内の旅の背景や後日談などが盛り込まれている。 そのため、深夜特急読了後に読むとより興味深い。 エッセイ内に、筆者が感じたことや所感を言語化したことばがとてもイイ。

Posted byブクログ

2023/12/07

この本買って損したな、って思わなかったら素直に「★5」でいいと思うけど。 感想書きたくなるほどの本だったんでしょ?いや、ただなんか発信したいだけか。

Posted byブクログ

2023/11/06

深夜特急を初めて読んだとき、ジリジリした、身を焦がすような思いがした。 あれは中学生のころだったか高校生だったか。 筆者は、旅には適齢期があると書いているがまさにその通りだと思う。「熱」に動かされるがまま生きてこれたから、歳を重ねた今、何も悔いはない。 70代の母が何気なく言...

深夜特急を初めて読んだとき、ジリジリした、身を焦がすような思いがした。 あれは中学生のころだったか高校生だったか。 筆者は、旅には適齢期があると書いているがまさにその通りだと思う。「熱」に動かされるがまま生きてこれたから、歳を重ねた今、何も悔いはない。 70代の母が何気なく言った言葉。「若いうちに好きなことをしなさい。行きたいところに行きなさい。歳をとったらその思い出で生きていける。」 旅する高揚感と孤独、不安と諦め。人といることの喜びや安心感。全てを分かち合えないもどかしさ。色んなことを経験することが出来たのは、深夜特急と18のわたしを外国へと出してくれた親のおかげだと思っている。 また深夜特急を読みたくなった。20年以上前に感じた、あのジリジリした感覚はもう起きないのだろうけども。

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2023/10/17

深夜特急を読んだのは随分と前の学生の時で内容はあまり覚えていない、こんな旅は自分には出来そうにもないなと思ったことくらい それからいくつもの旅に出て、海外生活も送って、旅とはなんなのだろうと思うこともあり、本書を読んでみた いくつか心に残るフレーズがある  タイの駐在員の言葉で...

深夜特急を読んだのは随分と前の学生の時で内容はあまり覚えていない、こんな旅は自分には出来そうにもないなと思ったことくらい それからいくつもの旅に出て、海外生活も送って、旅とはなんなのだろうと思うこともあり、本書を読んでみた いくつか心に残るフレーズがある  タイの駐在員の言葉である、「外国というのはわからないですね(略ほんとうにわかっているのは、わからないということだけかもしれないな。(略でも中途半端に知っていると、それにとらわれてとんでもない結論を出してしまいかねないんだ。どんなに長くその国にいても、自分にはよくわからないと思っている人の方が結局は誤らない」というところと ラストでの「私が旅という学校で学んだことがあるとすれば、それは自分の無力さを自覚するようになったということだったかもしれない。」 これらは自分も海外にいると感じることだ。 久々に深夜特急を紐解きたい気分になったが、もっと若いうちにこういう旅をしていればと今度は悔しがるのかもしれない。

Posted byブクログ

2023/10/10

「深夜特急」を書くにいたるまでの子ども時代の上野松阪屋への旅から始まり、高校時代の12日間・東北一周の旅、日本の辺境離島の旅、初めての海外旅行だった韓国、そしてユーラシア旅行に至るまでのこの人の旅の歴史が明かされる。そしてその後の「深夜特急」著作、TV撮影(大沢たかお主演)と猿岩...

「深夜特急」を書くにいたるまでの子ども時代の上野松阪屋への旅から始まり、高校時代の12日間・東北一周の旅、日本の辺境離島の旅、初めての海外旅行だった韓国、そしてユーラシア旅行に至るまでのこの人の旅の歴史が明かされる。そしてその後の「深夜特急」著作、TV撮影(大沢たかお主演)と猿岩石「進め!電波少年」の旅番組に関する逸話など、著書の影響の大きさには驚いた。そして、どうしてあんなに詳しい深夜特急を後年に書けたのか、3種の神器(金銭出納記録、心覚えの単語・断章、日本の4人への膨大な手紙)をもとに詳細な記憶が蘇ってきたという秘密が明かされる。これで記憶が鮮やかに呼び覚まされたらしいのだ、旅には適齢期がある、若い日だからこそ深く感じることができた!そして思い出すことができる!その通りだと思う。そして若い日だからこそ、冒険もできたのだろうと思う。小田実「何でも見てやろう」やこの人に影響を与えた旅の本、井上靖「アレキサンダーの道」、檀一雄「風浪の旅」、カネッティ「マラケシュの声」も読んでみると面白そう。海外の旅での必要最小限の7つの単語、「いくら、何、どこ、いつ、こんにちは、ありがとう、さようなら」で全く情報のない土地に放置されても切り抜けられる。またガイドブックは持たない、鉄道や長距離バスではなく、地元の路線バスを利用する、懐に100ドル札を忍ばせ万一に備える、などのノウハウも興味深いことばかりだった。

Posted byブクログ

2023/10/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

深夜特急を読んだのはだいぶ前だけど、今更この本を読みました。 深夜特急にかかわるエッセイ。 長い旅に出ようとするときに「やっぱり行きたくない」という気持ちになる、という話が良かった。 やっぱり旅に出ない理由を考えたり、旅を中止しなくてはならないような出来事が何か起こらないかなぁって思っちゃう(^^; でも、 ”ひとたび出発してしまうと、それまでの逡巡は忘れてしまい、まっしぐらに旅の中に入っていってしまう。"

Posted byブクログ

2023/10/04

深夜特急を読んだ勢いで読んでみた。 正直あまり面白くなかった。 著者のファンである場合は、面白く読めるのだろうなと思いながら読んでいた。 ただ1つ印象に残った事がある。 それは、したい旅によって適する年齢があるという事。 年をとってからでは得られない感動、若すぎては得られない...

深夜特急を読んだ勢いで読んでみた。 正直あまり面白くなかった。 著者のファンである場合は、面白く読めるのだろうなと思いながら読んでいた。 ただ1つ印象に残った事がある。 それは、したい旅によって適する年齢があるという事。 年をとってからでは得られない感動、若すぎては得られない衝撃があるという事。 これは旅以外にも通じるものがあると思う。

Posted byブクログ