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紫式部の欲望 の商品レビュー

3.6

37件のお客様レビュー

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2012/08/19

千年前の人もおんなじようなことに思い悩み、それを今共感することのできる幸運。 と、あとがきに書いてあったけど、それって本当にすごいことだよね。日本人でよかった。 読みやすかった。

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2012/06/20

酒井さんからみた源氏物語。まんが 小説 いろんな源氏物語を読んできたけど 現代の感覚で源氏物語を語っているところが わかりやすく 痛快でおもしろいです。紫式部に 親近感が湧きました。

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2012/04/06

源氏物語に関するエッセイは何冊か読みましたが、一番読みやすかったかも。まあ作者の年齢、感覚が他の本よりも自分に近いからなんだろう。

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2011/12/12

紫式部がなぜ「源氏物語」を書いたか、またその文章に彼女の感情や状況はどのように反映されていたかを酒井順子の観点でかいたもの。以前、酒井の「枕草子REMIX」を読んで枕草子というのはこんなに面白いエッセイなのかと目から鱗で、それまで余り好きでなかった「枕草子」をもう1度古典の授業的...

紫式部がなぜ「源氏物語」を書いたか、またその文章に彼女の感情や状況はどのように反映されていたかを酒井順子の観点でかいたもの。以前、酒井の「枕草子REMIX」を読んで枕草子というのはこんなに面白いエッセイなのかと目から鱗で、それまで余り好きでなかった「枕草子」をもう1度古典の授業的な読み方ではなく、エッセイとして楽しむために読んでみようと思わせてくれた。今回は「源氏」に関してもそのような期待を込めて読み始めた。まさに現代の視点で当時の女性の立場や感情を解説してくれ、光源氏自身の行動感情も現代人の私たちにも理解できるよう説明してくれている。今回も「源氏」の見方が少し変わった。私が今まで思っていた「現代の私たちとの生活習慣があまりに違う、理解しがたい恋愛物語」ではなく、その底辺には今も1000年前も変わらぬ「人の感情やおもいを当時の生活の中で表現した物語」として受け入れられるようになった。さあ、次は酒井の「徒然草RIMIX」を読もう!

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2011/11/07

いつの世も、男女の行動や想いは基本的に変わらないというのがよくわかった。 それにしても、漫画「あさきゆめみし」がかなり原書に忠実であったことに驚いた。

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2011/10/27

源氏物語の入門書としても楽しめる。書かれた物から紫式部の気持ちを推し量る、なかなか楽しくてちょっと辛口な紫式部論。

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2011/10/25

源氏物語てか、作家・紫式部をやや意地悪目線で分析。源氏未読でも楽しめると思われ。どの角度でも、好きな姫は葵の上。

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2011/10/19

紫式部の内なる欲望を、イメージしながら光源氏を、酒井さん流に読み解く本。いつもの観察眼で、1000年前の世まで、活き活きと想像していてやるな〜、勢いだけじゃ書けないだろうし、実は酒井さん勉強家なんだな、と思いました。

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2013/08/28

源氏物語の行き当たりばったり的な内容が、紫式部さんの欲求を満たすためだったってのがよ~く理解できました^^

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2011/09/24

紫式部に親近感わきました。 それと同時に源氏物語のあらすじなんかも理解できて、勉強になりました。 装丁もとっても素敵。ブックカバー無しで持ち歩いてました。

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