フリークス の商品レビュー
綾辻さんの推理小説っぽい推理小説(笑) 3つの短編がはいっています。 「四〇九号室の患者」が個人的に一番面白かったです。 中間あたりで「もしかして」と思う方は多いと思いますが、半信半疑でラストまでいき「あぁ・・・」と何とも言えない感情に包まれました。 私も言葉を失いそうになった(...
綾辻さんの推理小説っぽい推理小説(笑) 3つの短編がはいっています。 「四〇九号室の患者」が個人的に一番面白かったです。 中間あたりで「もしかして」と思う方は多いと思いますが、半信半疑でラストまでいき「あぁ・・・」と何とも言えない感情に包まれました。 私も言葉を失いそうになった(笑) 私含め一般人の人には非現実的な内容で、ある意味ファンタジー気分で読めるかもしれませんね。 こういう内容の小説が読める自分は平和なんだな。
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短編集はあんまり好きじゃないけれど、これは面白かった。3話ともに共通するところがあって短編を読んでいる感じがしなかった。 するする読めたし、続きをもっと読みたいなと思いました。
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久しぶりに読むのを断念してしまった。とりあえず、???という感じ。短編を全部読むと、全部お話がつながっている。それはよく分かるんだけど、でも、よく分からない。ネタ晴らし読んでも、なんだかよく分からない。私には高度でした(笑)
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anotherを読んで綾辻作品に手を出そうかと思い、読んだのがコレ。想像以上に重かった。話の構成は面白かった3話目は読み進めるのがつらかった。
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ホラーなのかミステリなのかはっきりしないけど、精神の病というテーマは、描ききれないとものすごくお粗末な感じになってしまうと思う。歴史ものに魔法少女がでてくるような反則技は、それはそれでアリ!って思わせる筆力がないときびしいな
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精神病院が舞台のサイコミステリー、 夢なのか現実なのか・・同じ所をぐるぐる 回らされているような感じは独特でした。 精神病者の世界は異常という言葉で くくってしまってもいいものか・・と 分からなくなってしまいます 私たちの普通は正常? 視点の置き方によって形はいくらでも 変わ...
精神病院が舞台のサイコミステリー、 夢なのか現実なのか・・同じ所をぐるぐる 回らされているような感じは独特でした。 精神病者の世界は異常という言葉で くくってしまってもいいものか・・と 分からなくなってしまいます 私たちの普通は正常? 視点の置き方によって形はいくらでも 変わってしまう・・・。 答えを求めて次々にページをめくりました。
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「J・Mを殺したのは誰か?」 ____巨大な才能と劣等感を抱えたマッドサイエンティストは、五人の子供に人体改造術を施し、”怪物”と読んで責め苛む。ある日、惨殺死体となって発見されたJ・Mは、いったいどの子供に殺されたのか? 表題の「フリークス」は読後すっきりしたが、他収録の2編の物語と語り部である小説家の「私」と相談相手の探偵の「彼」との関係がいまいちすっきりしてないので時間を見つけて再読したいと思う。
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読了。『殺人鬼』を表紙買いし、またまた表紙買いした作品。言い知れぬ魅力があります。内容については「すごい」の一言。特に表題『フリークス』がお気に入り。伏線の回収が鮮やかです。読み手が結論を見いだしたと思ったとき、ふと伏線に気付き悔しがってしまうような作品だと思います。
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三つの話に「主人公」が一人ずつ あわせて三人の「主人公」が物語をみせつけていく。 が、 彼らは「探偵」ではありません 真相が歪められていくからです 彼らは「被害者」ではありません 何を害されたのか判らないからです 彼らは「聞き手」でもありません 人の話を聞いているようで聞いて...
三つの話に「主人公」が一人ずつ あわせて三人の「主人公」が物語をみせつけていく。 が、 彼らは「探偵」ではありません 真相が歪められていくからです 彼らは「被害者」ではありません 何を害されたのか判らないからです 彼らは「聞き手」でもありません 人の話を聞いているようで聞いていないのです 彼らは、実は、「犯人」でもありません なぜなら・・・ それが判るのは、本当の謎を探す「読者」だけ、だからです
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