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哄う合戦屋 の商品レビュー

3.8

66件のお客様レビュー

  1. 5つ

    8

  2. 4つ

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  3. 3つ

    17

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2013/06/29

天文18~19年、武田信玄に攻められつつある中信濃での史実を舞台にして、巧みに主人公たち(石堂一徹、遠藤吉弘、若菜姫ら)を織り込んだ物語で、読み応えがあった。 孤高の天才・石堂一徹の人物設定はかなり興味深い。また、若菜姫の愛らしさ、利発さ、優しさ、強さがよく伝わってきた。

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2013/05/05

人の才能は時代に生かされるか、それとも運命と出会えるか。 ひたすらに努力して、謙虚になったとしても、夢は報われず、それでもひたすらに思ったがゆえに、どんな結末にもなっても最後は笑える人生。 戦国時代にそんな人生を歩んだ孤高の天才軍師の物語。 主人公が完璧すぎるところと、大き...

人の才能は時代に生かされるか、それとも運命と出会えるか。 ひたすらに努力して、謙虚になったとしても、夢は報われず、それでもひたすらに思ったがゆえに、どんな結末にもなっても最後は笑える人生。 戦国時代にそんな人生を歩んだ孤高の天才軍師の物語。 主人公が完璧すぎるところと、大きな決断するシーンをもう少しカッコ良く描いていても良いのかなー、と思いました。

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2013/03/05

パーフェクトすぎるヒロインと前世からのソウルメイトでしたといわんばかりの電波チックな恋愛模様は正直ひくけど、歴史エンターテイメントとしては十分楽しめるストーリーとボリュームでした。

Posted byブクログ

2013/01/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

哀しみや苦悩を抱えながらも一徹と若菜姫が完璧すぎて、なかなか感情移入できず。器以上を求められて迷走した吉弘がなんだか気の毒に思えてしまう。 夢に通じる主からの理解は得られなかったが、苦しんだ末、自分の愛しい理解者を守るために自分の信じる理解者と立つ会心のいくさを得た一徹。 その姿に、やっと彼の心髄が見えた。

Posted byブクログ

2012/12/29

P.230 「さぁ軍師殿、何かよいはかりごとを」 この一言で終わるこの章は、まるで良い落語を聴いているかのよう。

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2012/12/22

面白いとレコメンドされて読みましたが、主人公の一徹の戦争・戦略だけでなく、文学や造形などにも優れた能力を発揮するのを見て、ここまで出来ると流石にストイックにもなりきれるんだろうなぁと。 そんな彼が人間的な判断を下そうとするのを見て、ニヤリとしてしまった。 ものすごく好きなタイプの...

面白いとレコメンドされて読みましたが、主人公の一徹の戦争・戦略だけでなく、文学や造形などにも優れた能力を発揮するのを見て、ここまで出来ると流石にストイックにもなりきれるんだろうなぁと。 そんな彼が人間的な判断を下そうとするのを見て、ニヤリとしてしまった。 ものすごく好きなタイプの男ですね。

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2012/12/04

軍配者シリーズと良く似た雰囲気。主人公のバックグラウンドがあまり語られず物語に引き込まれるのに時間がかかりました。この巻は物語の始まりに過ぎないので続編に期待することとする。今の雰囲気だと軍配者シリーズが上かな。

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2012/12/02

今に伝わる歴史の中の戦国武将達の物語は 事実と想像を基にしてあると思うけど、活かし活かされる、 ある意味運命的な出会いは相当大切だと思った。 度量のある上にしか素晴らしい下はつけないから。 姫様が城主だったら面白い天下取りが出来たかも。 ただ、この姫様も合戦屋も城主もちょっと作り...

今に伝わる歴史の中の戦国武将達の物語は 事実と想像を基にしてあると思うけど、活かし活かされる、 ある意味運命的な出会いは相当大切だと思った。 度量のある上にしか素晴らしい下はつけないから。 姫様が城主だったら面白い天下取りが出来たかも。 ただ、この姫様も合戦屋も城主もちょっと作り過ぎな気もしなくもないような。 それに、そういう方向で決断すんの? ってところにこの時代で、そうかなあ、とか思ったりもしたけど、 面白く読んだ。 一人の心で生死が決まる世の中だから、 身内同士でも諍いは起きるのは当たり前だなあ。

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2012/11/25

これまで読まずに積ん読本としていたのを後悔するレベル。 自らの力を戦場で試したいというと、武士とか県史になるんだろうけど、その上の全体を見通す軍師としての力を持っていれば、その立場で上を目指すよりも、国を治める主にと独裁者や王として領主としての人を支える立場で合戦屋は踏ん張るけど...

これまで読まずに積ん読本としていたのを後悔するレベル。 自らの力を戦場で試したいというと、武士とか県史になるんだろうけど、その上の全体を見通す軍師としての力を持っていれば、その立場で上を目指すよりも、国を治める主にと独裁者や王として領主としての人を支える立場で合戦屋は踏ん張るけど、成功すればするほど、やっぱり足を引っ張るのは味方になるんですね。 この作者は私の中では新刊が出たらすぐ買う作家に格上げされました。

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2012/11/24

テンポ良く最後まで一息に読めました。主人公の石堂一徹と周りとの人間関係、それぞれの想いが交錯しつつ、一徹の野望とは?わくわくしながら読了。この世界をもっと読みたいと思わせる作品でした。

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