ジェノサイド の商品レビュー
アフリカの奥地に未知の生物の発見、という始まりから最初はSFチックなのかな?とも思ったけど読み進めていくと理論的、生物学的に説明付けされていて、現実にあってもおかしくはない話だなと思った。 ただ実験シーンとか、専門的すぎて理解が追いつかないところがけっこうあった。
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今までに読んだ本の中でもっとも面白かった1冊。 読む手が止まらなくて、興奮したまま一気に読み切った。人類滅亡の危機という壮大なストーリーで、ミステリーに驚き、ワクワクさせるアクション、ラストではどうなるのかドキドキしながらも、超人な能力で正義は必ず勝つ的な安心感で読んでいた。 現...
今までに読んだ本の中でもっとも面白かった1冊。 読む手が止まらなくて、興奮したまま一気に読み切った。人類滅亡の危機という壮大なストーリーで、ミステリーに驚き、ワクワクさせるアクション、ラストではどうなるのかドキドキしながらも、超人な能力で正義は必ず勝つ的な安心感で読んでいた。 現実に起こりそうなのがまた恐ろしくて面白い。 今後これを超えてくる作品はないと思う。
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単純に面白いからページをめくる手が止まらない!先が気になりすぎてあっという間に読んでしまいました。 アフリカのある少数部族を全員殺し、その際、「今まで見たことのない生物」を見つけたら殺せといった特殊任務を実行する外人部隊の話と、日本での亡くなった父親からメールが届き、謎の研究を引...
単純に面白いからページをめくる手が止まらない!先が気になりすぎてあっという間に読んでしまいました。 アフリカのある少数部族を全員殺し、その際、「今まで見たことのない生物」を見つけたら殺せといった特殊任務を実行する外人部隊の話と、日本での亡くなった父親からメールが届き、謎の研究を引き継いでいくことなった日本人の話が交互に展開されていきます。 お互い全然関係なかったストーリーが徐々に交錯していき怒涛の展開が繰り広げられます。 専門的な用語も出てきたり、残酷な描写などもありますが、先が気になってグイグイ読ませる作者の力量に感服です。
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壮大な物語だった。 導入も、途中の薬学の説明も難しく、十分には理解できなかったが、とりあえずすごい、という印象。 ラストは意外とあっさりしていたのてま、予想外だった。もう少しその後を描いてくれても良かったかもと思いつつ、そうなると冗長になったかなと。
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高校生の時に図書室で不意に手に取って読み始めたはいいものの、重すぎて読み始めたことを後悔した 本当に面白くて読みたいんだけど,辛くて 途中のアフリカの部落の虐殺のあたりは本当に辛すぎて本を開くのにもかなりの力と覚悟が必要だったけど,ここでやめたら2度と最後まで読めないと思って読み...
高校生の時に図書室で不意に手に取って読み始めたはいいものの、重すぎて読み始めたことを後悔した 本当に面白くて読みたいんだけど,辛くて 途中のアフリカの部落の虐殺のあたりは本当に辛すぎて本を開くのにもかなりの力と覚悟が必要だったけど,ここでやめたら2度と最後まで読めないと思って読み切った。今でもふと思い出すし、アフリカとかの国の話を聞くとこの本を思い出す。 読んでから何年も経つけど,自分の読書人生において衝撃すぎてずっと忘れられない 内容の深さと世界観の広さ、SF楽しいだけじゃなくて現実での恐ろしい出来事も、なんだか読んだだけでワールドニュースを何年分も観た気になった
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ものすごいボリュームの本だった。アメリカの傭兵、日本の大学生、アメリカ政府高官たち、それぞれバラバラだと思われたの考えと行動が、意外なかたちでひとつに繋がっていく…という、スケールの大きな話。専門用語や世界情勢の説明やらが多く、しかもグロテスクな表現もあるため、自分にはあまり合わなかった。でも話自体はとても面白かった。新たなステージに進化した人類も、姉弟や親類の愛する心があるのならば、世界は意外と悪くない方向に行くんじゃなかろうか。
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いいね〜。ハリウッド化に耐えうる作品やね〜。素晴らしい。 知的やし、良いですねぇ~ 何作か読んだけど、十三階段以来の良作。 いつか日本の小説(アクション?ミステリー?系で)がハリウッド化せーへんかと夢見てまうなぁ〜。ないんやろうけど。 星4.5
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亡き父が遺した不可解なメールに従ってある研究を引継ぐ事になった青年。 一方、難病の息子の治療費のため危険な任務に身を投じる傭兵。 極秘任務の内容とは。 とんでもなくスケールの大きい物語なのに、心の原始に刺さるような見事な人物描写。 正に名作、星5です。
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ヒトとは、現生人類とは淘汰されるべき生き物なのか。 すごくスケールの大きな作品だった…600頁近くの大作で日数もかかったけどさくさく読めた。 大量殺戮を行う生き物=現生人類。 私たちは他者を疑い排除することで生き子孫を残してきたから、利他的な人間は残っていない。 なるほどなーと思いながらも、それでもケントたちのような人間もいるし、自分もそうありたいと思わせてくれる作品。 唯一の日本人オペレーターミック、こういう作品の日本人て贔屓目に描かれがちだから彼はどこかで深掘りされるのかなーと思ってたらそんなこともなく、少年兵を殺しまくった非道クソ野郎のまま、「ああ、これが戦争だ!」と仲間のはずのイェーガーに銃弾ぶち込まれ即死。意外。
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タイトルがあまりにも仰々しいので読むのを躊躇ってたが、想像していた何倍も面白かった!!かなり分厚い本だが最初から最後まで次の展開が気になって読破! 新人類の誕生に直面したらきっと恐怖を覚えるのが普通だと思うが、かといってジェノサイドをすればいいというものでもない。ホモ・サピエン...
タイトルがあまりにも仰々しいので読むのを躊躇ってたが、想像していた何倍も面白かった!!かなり分厚い本だが最初から最後まで次の展開が気になって読破! 新人類の誕生に直面したらきっと恐怖を覚えるのが普通だと思うが、かといってジェノサイドをすればいいというものでもない。ホモ・サピエンスも完全な動物でないし、どこかで文明が頭打ちになる時が来ると思う。だからこそ新たな可能性を恐怖→排除という選択肢を無闇に選ばず冷静に俯瞰することが大切だと思った。 そして人間の善悪について。人類は生まれながらにして残虐性があり、その性質が強いものが生存競争に勝ち残ったという説があるが、実際、なんの金銭的にも得にならない善行を進んでする人だっている。本作ではその二面性をキャラクターに割り振り、私たちに見せつけてくれた。そして自分はどちらか?どちらの人間になりたいか?を問いかけているように思えた。
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