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ジェノサイド の商品レビュー

4.3

1481件のお客様レビュー

  1. 5つ

    711

  2. 4つ

    462

  3. 3つ

    156

  4. 2つ

    32

  5. 1つ

    14

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2011/08/08

今のところ、2011年マイベスト1! 細かい所はいろいろツッコミ処あるけど、ストーリーは抜群に面白い!

Posted byブクログ

2011/08/07

夾雑物が多くて素直に物語にのめり込めなかった。まあ、巻末の参考文献を見れば大体分かるけど。人間の醜さ、愚行を描くって趣旨はいいけれど、その描写の多さ、一部への偏りが強くて、現実とは関係ないと言っても大体モデルは想像つくわけで。物語の構造はちょっと懐かしの作りの冒険ものっぽいテイス...

夾雑物が多くて素直に物語にのめり込めなかった。まあ、巻末の参考文献を見れば大体分かるけど。人間の醜さ、愚行を描くって趣旨はいいけれど、その描写の多さ、一部への偏りが強くて、現実とは関係ないと言っても大体モデルは想像つくわけで。物語の構造はちょっと懐かしの作りの冒険ものっぽいテイストもあって嫌いじゃないんだけど…

Posted byブクログ

2011/10/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白いとか、面白くないとかいう次元ではなく、読み終わって、腹立たしさしか感じなかった。 確かに良くできた話だと思う。ストーリーの展開は確かに面白い。 ただ、ジェノサイド(虐殺)をタイトルにしている以上、人間の残虐性を強調するのは当然としても、そこは、人間という種の残虐性を現さなければいけないはず。どうして特定の民族の残虐性だけを強調し、貶めようとするのか。 具体的に言うと、アメリカ人と日本人を必要以上に残酷に描き、貶めているような印象を受ける。 特に、日本人については、南京虐殺や、関東大震災の時の朝鮮人への虐殺など、歴史的に見てその信憑性に疑問のある事例を殊更強調しているのが目につく。 特に、南京虐殺については、参考文献に何冊か資料が見受けられるが、おそらく肯定派の本なのだろう。(確認したわけではないので申し訳ないが)否定派の文献もたくさん出ているのに、全く目を通さなかったのだろうか。 そして、それとは対照的に、不自然に韓国を美化しているのが気になった。 主人公の協力者として登場す韓国人留学生。彼の存在がどうにも不自然に感じた。最後まで読んでも、ここで韓国人をわざわざ登場させる意味がわからず、別に日本人でも全く問題ないのでは?と思ってしまう。 彼を通して韓国を美化するエピソードがいくつか語られる。それが間違っているとは言わないが、散々、他の民族の残虐性を強調しているなかでは、妙に違和感を感じてしまう。 そして、韓国人留学生が登場したことで、物語の本筋とは全く関係ない、主人公の祖父や伯父が朝鮮人を毛嫌いしていた、というエピソードが語られるのだが、作者はここで、祖父や伯父を差別的と断罪し、主人公にこう語らせる。"愚かな先祖を持つと、末代が苦労する"と。話の流れからして、おそらく作者の思いを代弁したのだと思われる。 ふざけるな、と言いたい。今の日本の繁栄は誰のおかげなのか。自分の先祖は間違った事をしたが、自分は正しいとでも言うつもりなのだろうか。 これは、エンターテイメントの形をとったプロパガンダ小説だ。

Posted byブクログ

2011/08/05

読み応えがあり、読後感も非常に良い。帯に書いてある事は正しい。今年この本を読めて良かった。 いやぁ。面白い!!

Posted byブクログ

2011/08/04

内容(「BOOK」データベースより) 急死したはずの父親から送られてきた一通のメール。それがすべての発端だった。創薬化学を専攻する大学院生・古賀研人は、その不可解な遺書を手掛かりに、隠されていた私設実験室に辿り着く。ウイルス学者だった父は、そこで何を研究しようとしていたのか。同じ...

内容(「BOOK」データベースより) 急死したはずの父親から送られてきた一通のメール。それがすべての発端だった。創薬化学を専攻する大学院生・古賀研人は、その不可解な遺書を手掛かりに、隠されていた私設実験室に辿り着く。ウイルス学者だった父は、そこで何を研究しようとしていたのか。同じ頃、特殊部隊出身の傭兵、ジョナサン・イエーガーは、難病に冒された息子の治療費を稼ぐため、ある極秘の依頼を引き受けた。暗殺任務と思しき詳細不明の作戦。事前に明かされたのは、「人類全体に奉仕する仕事」ということだけだった。イエーガーは暗殺チームの一員となり、戦争状態にあるコンゴのジャングル地帯に潜入するが…。

Posted byブクログ

2012/02/12

今年読んだ本の中で、一番読んでて興奮した本です。(まぁ、今年はあまりたくさん本読めてないけど…) 最初から最後までドキドキしっぱなし! スケールのでかいストーリーと、ぐいぐいと読ませる迫力のある展開に加えて、話の内容も考えさせられるものなので、とても読み応えがありました。 アフ...

今年読んだ本の中で、一番読んでて興奮した本です。(まぁ、今年はあまりたくさん本読めてないけど…) 最初から最後までドキドキしっぱなし! スケールのでかいストーリーと、ぐいぐいと読ませる迫力のある展開に加えて、話の内容も考えさせられるものなので、とても読み応えがありました。 アフリカのコンゴで極秘任務にあたることになった元アメリカ軍特殊部隊の傭兵と、父親を亡くしたばかりの日本の理系大学院生・・・何の接点もない2人の人生が、複雑に絡み合い物語が進んでいきます。 傭兵のイエーガーは、ハリウッド映画で主役を張れそうな雰囲気のハードボイルドな男。 一方、もう一人の主人公である日本人大学院生の研人は、「草食系」とか言われちゃいそうなタイプの口ベタで温厚な青年。 この人種も性格も育ちも境遇も、まったく異なる2人の主人公は魅力的です。イエーガーはかっこいいし、研人には親しみが持てます。 2人の前に立ちはだかるのは、アメリカ政府の陰謀と人類絶滅の危機。とにかく物語のスケールがでかい! どことなくブッシュ政権を想起させるような時代設定なのですが、とにかくホワイトハウスの腐敗っぷりが凄まじく、持てる軍事力や科学力を総動員して暗殺を謀ろうとする様子が怖いです。 この作品を読んで考えたのは、「ヒトの本質とは何か?」ということです。 この作品には、ヒトの残虐さがありありと描かれています。文中に「同種間のジェノサイド(大量殺戮)を行なう唯一の動物」という表現がありますが、この表現がすごくしっくりきます。 しかし同時に描かれている、人の命を救うために奔走する主人公たちの姿は、人間の善良さを象徴しているようで希望が持てます。 結局人間は、残虐な側面も善良な側面も持つがゆえに、生物種として不安定で不完全なのかもしれません。 自分もいざというときには、この物語の登場人物である研人たちのように善良な方向へ動ける人間でありたいです。

Posted byブクログ

2011/08/01

日本の小説というより、海外ドラマや映画の脚本を読んでるかのような臨場感。どこまでが本当でどこからがフィクションなのかが巧妙に作られている物語です。素晴らしい。

Posted byブクログ

2011/08/01

出だしは速度がなかなか上がらないんですけど、そこさえ越えればあとはまるでハリウッド映画を見ているかのよう。難しい事は何も考えず、ただただストーリーに没頭して流れに身を任せるが吉。100%純粋のエンタテインメントです。

Posted byブクログ

2011/09/20

これは面白いです。SF&謀略でストーリーが展開するのでマイケル・クライトンとか好きな方には絶対のお薦めです。ストーリーは、父親の死と謎の遺言に翻弄される日本人青年パートとアフリカに展開する傭兵パート、その両方に絡むホワイトハウスパートが交互に語られます。これらのパートが、進化や新...

これは面白いです。SF&謀略でストーリーが展開するのでマイケル・クライトンとか好きな方には絶対のお薦めです。ストーリーは、父親の死と謎の遺言に翻弄される日本人青年パートとアフリカに展開する傭兵パート、その両方に絡むホワイトハウスパートが交互に語られます。これらのパートが、進化や新薬、ハッキングといったキーワードで結びつくあたりから物語は、ぐいぐいスピードアップし気がついたら夜中の3時に読了といった感じでしょうか。

Posted byブクログ

2011/07/31

よかったら、こちらを・・・ http://tschuss12.jugem.jp/?cid=52 ご覧いただけると嬉しいです。

Posted byブクログ