ジェノサイド の商品レビュー
やばい!!!これは本当におもしろい!!!親子の絆、友情、善悪、進化…いろんなこと考えさせられる。絶対読むべし。
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かなり残酷な描写もあるが、リアルな表現力と息もつかせぬストーリー展開で一気に読ませる 幽霊人命救助隊 も面白かったけど、まったく趣きを異にする もっとこの作家の作品を読みたい
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この数年間で一番スケールの大きさ! あまりに都合がよすぎる展開や雑なところもあるけれど、そんな瑕疵など補ってあまりある、志の高い、次元の高い視点に圧倒されます。 人類の滅亡と進化を決定づける判断が自分に委ねられたら‥ 読書の愉しみに心躍ります。
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高野和明さんの本を初めて読みました。 とても情報量が多く、ストーリーも展開もテンポも面白く さくさくと読めて、久しぶりに楽しめました。 超越した頭脳にたいして戦いしか選択肢の大統領 まさしく起こりえる未来を見ているような感覚を覚えます。 隅々にある仕掛けもとてもすばらいい。
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久しぶりに日本語で小説を読みました。 物語のテーマのひとつが創薬化学であると聞いたので。 現実には無理があるよなーと思う面もありますが(まあ創作なので)、 専門用語や器具は、有機合成を専攻してた私にも違和感ありませんでした。 また、大学院生の冴えないぶりも結構リアルで、 確かに...
久しぶりに日本語で小説を読みました。 物語のテーマのひとつが創薬化学であると聞いたので。 現実には無理があるよなーと思う面もありますが(まあ創作なので)、 専門用語や器具は、有機合成を専攻してた私にも違和感ありませんでした。 また、大学院生の冴えないぶりも結構リアルで、 確かに研究室にいそうな感じです。。 紹介文にある通り、物語はそれだけではなく、 アメリカの政府中枢やアフリカ奥地も舞台として進んでいき、 エンターテイメントとしてもハリウッドのサスペンス映画のような面白さでした。 ただし、北米創作ではアメリカ大統領を善人として描きたがるのに対し、 この小説では支配欲に取り付かれた独裁者として描かれており、 読んでいて日本作家による小説だということを思い出します。 あとは、平和とはなにか、何故戦争がなくならないのかといった、 人類の抱える普遍的な問題も色々と考えされられます。 心臓が小さい人にはちょっと血みどろ過ぎる内容ですが、 本当に面白い小説でした!
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壮大なスケールの物語、圧倒的なディテールに裏打ちされたリアリティ、人間の心理を浮き彫りにする文章力、などなど、どの点をとってもずば抜けている。 すばらしいとしか言いようが無い。
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一気読み。ヌースが出てきてからは、ある種の安心感を持って読める。それがよくもあり悪くもあるのだけれど。
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いくつかの伏線を張りながら、3つのストーリーが進む。舞台設定のユニークさと、それぞれのストーリーの描写のバランスが巧み。描写は、踏み込みすぎず、描きすぎず、しかしリアリティがある。まさに、著者の指摘通り、文字にしか描けない世界です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読み応えのある一冊だった。 ”大量虐殺(ジェノサイド)を指向するのがヒト”という仮説を軸にしつつ、それが遺伝として伝えられた本能として避けられないものではなく、人類にもまだ希望は残されていると思わせるストーリー展開が心憎いほど爽快。 ファーザーコンプレックスな小心なアメリカ大統領、(おそらく)恵まれない家庭環境で育った日本人傭兵、主人公にまつわる親の因果が子に報い的な数々の描写からは、実は世界中を舞台にした壮大な物語の中で描いているのは、親子(特に父子)の愛情や、家庭・家族といった身近なものの大切さを訴えたい話とも読める。 ただ、物語としての面白さを出すためにも登場人物のコントラストを強調しているのは理解できるけど、悪役の急先鋒とされた大統領に対して良心的な科学者たちのいるアメリカ、日本人としては利多的な献身で目標を成し遂げる主人公と一方で戦場で残虐性を爆発させる傭兵など、両極端の存在や、他にもさまざまな立ち位置でバランスを保っている人がいる中で、純真無垢な一切の陰りのない韓国人の存在は一体何なんだ。”ジョン(情)”という韓国人独自の感情をエピソードで挿入するなど、妙に韓国人を持ち上げすぎなのは却って気になるところ。ま、他意はなく、きっと、作者にも気のおけない韓国人の友人がいるのではなかろうかと、自分の韓国人の友人にも思いを馳せつつ。。
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素晴らしい!こんな話が読みたかった!アメリカでドラマ化して欲しいわ!24より面白い!結果知っているけど(笑) 外国人の名前と仕事が覚えられなくてわからなくなつたので、メモ帳に名前、役職、など、書いて、しおりにしたら。途中まで、何度も見たよ(笑)
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