ジェノサイド の商品レビュー

高野和明【著】

2011/08/16

本屋さんでも、今売れている本として見かける本。
日本人の創薬の研究者とアメリカ人の民間の傭兵が頑張るおはなし。
どきどきスリル満点。手に汗握る（？）。続きが気になり、一気に読み終えてしまいました。
自分の仕事が創薬と少し関連している部分があるため、より楽しめた気がする。

2011/08/15

ストーリーが面白いだけでなく、この壮大なものをうまく広げつつも折りたためるのはさすが。各人の問題意識によって違う読みができるのも魅力である。自分にとっては、人間のあり方、今の文明のあり方について深く考えさせられた。

2014/08/27

人類の進化と来るべき滅亡を描いたSFアクション小説。
「ジェノサイド」のタイトル通り残虐な描写が多いです。虐殺という一端にスポットを当て、人間の姿を描いているように感じました。
薬学など専門用が多く難解な箇所もあるものの、とにかく迫力とスピード感がすごい。
深いテーマを軽快なエンターテイメント性で包んでおり、難しい事に躓く事なく一気に読めました。
重厚さとおもしろさが程よく、読み応えのある小説を、気を張らずに読める一冊だと思います。

2011/08/14

非常に読みごたえのあるSFだった。
様々登場人物の視点から物語が進み、最終的に１つに帰結する話。
多くの視点から物語が進むため飽きもなくサクサク読み進めることができた。
薬学の内容とについては予備知識がないため苦労したが、その点を内容でカバーするだけの面白さが本書にはあった。2011年読んだ中でno1の小説。

個人的な意見として話の中には著者が抱いている今の世の中に対する問題意識もあるのではないかなと思う。

またジェノサイドというタイトルにも疑問が残るが・・・

2011/08/13

知り合いに薦められて久しぶりに小説読みました。一回読み出したら止まらないストーリーに、大学のときに学んだこともでてきました。大学で習った言葉がたくさんでてきます。普段は使わない専門用語だけど、久々に見て懐かしさも覚えました。薬学部を卒業した人なら、懐かしさを感じられずにはいられない本だと思います。内容は読んでみてのお楽しみ。これはおススメ！

2011/08/15

人類が如何に人類を滅ぼしていくのは現実的な問題で（滅ぼされているのは人類だけではないが）、このような進化したヒトが出現されれば非常によいことであると思う。僕、個人としてはハイズマン博士と同意見だ。
　物語としては、なかなかに面白い。僕の想定したストーリーを随時に裏切ってくれた。完全に人間側が手玉に取られる感じは妙な爽快感さえあった。
　薬学の部分は分かりにくかったが、暗号の話やそれに関する素数の話や複雑系の話は、ちょっと知っていたので、言っている意味がわかってそれが楽しかった。

2011/08/12

45w×21l×590p
面白かったわー。伊藤計画さん好きなら好きかもね。創薬な話とか科学みたいなのがふんだんにある。

2011/08/10

久しぶりに面白い...と思った。
読むと止まらない。一気に読める。読みたくなる。
「ジェノサイド」というタイトルだけど、ストーリーが面白いので、
黒い感じがあまりない。そこはハーモニーとか虐殺器官とは違う。
ただ、勢いで同著者の作品読むと面白みにギャップがある。

2011/08/10

高野氏の作品を読むのは「グレイヴディッガー」以来になります。
あのノン・ストップ・サスペンスが東京都内でなく、世界規模になったという感じです。お見事でした。

2011/08/10

はまった。

タイトルに惹かれて衝動買い。

興味のある要素がふんだんに盛り込まれていて、それが、しっかり繋がっている。

自分でもちゃんと整理しきれてないので、もっかいちゃんとまとめたい。

とにかく読んでよかった！