大人の流儀 の商品レビュー
最後に書かれていた”妻・夏目雅子と暮らした日々”に心を打たれた。「あなたはまだ若いから知らないでしょうが、哀しみにも終わりがあるのよ」 無所属の時間を大切に/正月、父と母と話す時間を大切さ
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うなずける部分もたくさんありますが、いかんせん男性目線。 わたしは好きですが読む人によっては、というところでしょうか。 雑記的な感じで読みやすいです。
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氏の生き様がストレートに伝わる。作家の表現力というより物事の受け止め方や考え方がかっこいい。それが顔に出ている。憧れの人だ。こんな方と知り合ってみたくなる。「人はそれぞれ事情をかかえ、平然と生きている」
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もう自分も50を過ぎて、自分自身のことや周りのことをおちついて考えてみてもいい頃。 日々の仕事や悩みに追われてその日暮らしのような生活をしているけれど、ちょっと心を落ち着かせてくれる著作。 賢い著者であるけれど、ふつうのオヤジであることも垣間見させてくれて、ホッとする側面もあった...
もう自分も50を過ぎて、自分自身のことや周りのことをおちついて考えてみてもいい頃。 日々の仕事や悩みに追われてその日暮らしのような生活をしているけれど、ちょっと心を落ち着かせてくれる著作。 賢い著者であるけれど、ふつうのオヤジであることも垣間見させてくれて、ホッとする側面もあった。 みんな、酸いも甘いも受け入れて日々淡々と生きているのだな。 こういう落ち着いた大人はいいものです。
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作家 伊集院静氏によるエッセイ集、内容の多くは粋な男の洗練された愚痴、と行った感じ。 著名人との交流の様子も描かれており、あの松井秀喜氏も何度か登場する。下手すると親子ほども齢が離れている二人だが、二人きりで食事に行くほど仲の良い友人関係らしい。食事しながらどんなお話をしている...
作家 伊集院静氏によるエッセイ集、内容の多くは粋な男の洗練された愚痴、と行った感じ。 著名人との交流の様子も描かれており、あの松井秀喜氏も何度か登場する。下手すると親子ほども齢が離れている二人だが、二人きりで食事に行くほど仲の良い友人関係らしい。食事しながらどんなお話をしているんでしょうかね。 あとがきには元妻である、夏目雅子さんとの思い出が掲載されている、今回で初めて執筆したそうだ。 自分は伊集院氏の「人はそれぞれ事情をかかえ、平然と生きている」という言葉が好きだが、この言葉が彼女の死に由来していたと知り、少し切ない気持になった。
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読みやすく、おもしろかった。 道徳の時間という感じ やはり、夏目雅子さんとの日々は読んでしまった。 また、逗子の渚ホテルの話しは興味がある。
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大人の流儀というタイトルに惹かれよんだのですが、ただのエッセイだと感じました。 夏目雅子さんへの思いや闘病時の回想など興味をそそる部分はありました。 大人のオトコとして、どう生きるべきか、死をどう考えるかを考えさせられる一冊でした。
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実家の父親から届いた本。 鮨屋のカウンターでちびちびと酒を飲みながら、 父親が隣に座る息子に語り掛けるような文章で書かれたエッセイ。 人はそれぞれ事情をかかえ、平然と生きている。(p.98) 旅をしなさい。どこへ向かってもいいから旅に出なさい。世界は君や、あなたが思っている...
実家の父親から届いた本。 鮨屋のカウンターでちびちびと酒を飲みながら、 父親が隣に座る息子に語り掛けるような文章で書かれたエッセイ。 人はそれぞれ事情をかかえ、平然と生きている。(p.98) 旅をしなさい。どこへ向かってもいいから旅に出なさい。世界は君や、あなたが思っているほど退屈なところではない。(p.15) 春夏秋冬の4つの章に分かれており、人生で誰もが味わうであろう家族の死や友の結婚、 酒の飲み方や冠婚葬祭、正月の過ごし方まで、滋味豊かに書かれている。 特に印象に残ったのは、「春」と「冬」の章、それぞれこの最初と最後の章には、 “こういう大人になりなさい”、“生きてりゃ辛いこともあるが負けるな”という、 父親から息子へのエールが込められているように感じた。 また悩んだときには役立ちそうな箇所を見つけて、親父の話にじっくり耳を傾けてみようと思える本。
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週刊誌に掲載されていたという伊集院静さんのエッセイ集。グルメへの批判、政治家への批判には思わずニヤリ。 付録のように最後に付いている、夏目雅子さんについてのエッセイは特によかった。
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「大人の流儀」というタイトルに惹かれて買ったものの・・・読んで行くうち、何度「大人の男」という文字を目にしたことか。 著者は男性です。なので仕方ないかもしれないけど、「大人の流儀」という名前を関している以上、ちょっと男性目線に偏りすぎではないでしょうか。 そんなことを悶々としつつ...
「大人の流儀」というタイトルに惹かれて買ったものの・・・読んで行くうち、何度「大人の男」という文字を目にしたことか。 著者は男性です。なので仕方ないかもしれないけど、「大人の流儀」という名前を関している以上、ちょっと男性目線に偏りすぎではないでしょうか。 そんなことを悶々としつつ読みましたが、最後の「愛する人との別れ」は、とても心に残りました。おそらく、これから何度か繰り返し読むことになると思います。
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