大人の流儀 の商品レビュー
こういう大人のお話は、聴きたいし、読みたい。 生きていく上で、本当に大切なもの・・・。 心の中で整理できているようで、日々の煩わしさの中で、 ふと、わからなくなるとき手にしたい一冊。 ああ、そうだった・・・と安心できる。 あちこちで、書かれてはいるけれど、 やはり、ラスト二行は、...
こういう大人のお話は、聴きたいし、読みたい。 生きていく上で、本当に大切なもの・・・。 心の中で整理できているようで、日々の煩わしさの中で、 ふと、わからなくなるとき手にしたい一冊。 ああ、そうだった・・・と安心できる。 あちこちで、書かれてはいるけれど、 やはり、ラスト二行は、ずしりと重くて、あたたかい。
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なにかと論理づけたがる僕にとっては感情論の多いこの本を読むと、何かすっきりとする部分がある。やはり感情的に物事を見る事もかなり重要ではないのか?と、いった事を気づかせてくれた。 この本を読むに当たって、根拠を見出そうとしてはいけない。 それこそKYかもしれない。。。
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到底自分とは相入れないライフスタイルだし、様々な主張について首をかしげる部分も多いが、そういう問題ではなく、自らの考えを正しいと言える強さが、大人と感じた。
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今の自分がいかに経験不足であり未熟な人間であるかを実感する本。 これから社会に出て行くにあたって大切にしていきたい本。 生保業界とかは特に関係なく誰でも読みやすい本。
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さらっと読めてしまったエッセイです。巻末にある夏目さんとのことを書いた文章は淡々とした筆致ですが、死・哀しみというものを受け止めた重みが伝わります。
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最近地下鉄のデジタルサイネージによく登場する伊集院静 テレビでも見かける。 家内曰く、すごくもてるんだよねぇ。 で、どんなものかと 【感想】 エッセイ集なので面白いものもあれば、そうでないものも。 印象は、住んでいる世界が違うひと、なんでそんなにもてるのか? そ...
最近地下鉄のデジタルサイネージによく登場する伊集院静 テレビでも見かける。 家内曰く、すごくもてるんだよねぇ。 で、どんなものかと 【感想】 エッセイ集なので面白いものもあれば、そうでないものも。 印象は、住んでいる世界が違うひと、なんでそんなにもてるのか? そこにひそむ危なさかな? 夏目雅子との馴れ初めには驚くがやはり世界がちがうということにしよう。 【ポイント】 68/「この人は阿佐田哲也の弟子だよ。兄弟子が小島武夫」 ←イレブンPMの世界 79/車代は出す方も、受け取る方も野暮である ←これを読んで「車代」をやめた 84/墓参りの作法:永代供養というわけのわからいもの: 供養は坊主が永代にやるのが当たり前だ。←納得 冠婚葬祭に必要以上の金を出すのはみっともない。 「成金さまご一名御成ーり」と聞こえてきそう。 108/昔は競馬でも「銀行レース」というのがあった。 配当は少ないが先ず確実に儲かるレース 109/ギャンブルは愉しむのはいいが、本気はやはり困る。 ギャンブルの最大の弱みは己でしかない点。 110/八百屋や豆腐屋は懸命によいものを仕入れて美味しいものを作る。 作れば喜ぶひとがいる ギャンブラーは一切人のために生きない。 初めから死ぬまで自分さえよければいい。 だから無駄。 まして、日々の浮き沈みに没頭するギャンブルは無駄を通り過ぎて愚行である。 ←パチンコ店の朝からの行列を見てののくだり 113/企業の目的は発展的存続だと私は考える。企業の真の価値は社員である。 118/馴染み客とは、暇があってもなくても、その店に通う客。 店の生業に貢献している上客をいう。 馴染み客にはいやらしさが漂う。新客などくると何者だ?という顔が出る。 119/よいお店とは:小店で、料理が早く出る。 職人が身奇麗にして、店内、料理が清潔。 丁寧な仕事。職人、料理人が寡黙である。 120/自慢話は、二流、三流人のオハコ。 食の話には、自分はその店にいったことがあり、そこで美味しいものを食べた。 その上、これがうまいとわかる人間なんだと言いたげな自惚れが伝わる。 121/知識というものほどあやしいものはない。これほど荒唐無稽なものはない。 だから、「薀蓄を披露する」という行為は、 自分は馬鹿ですと懸命に語っていることに他ならない。 127/お洒落以前に先ず「身嗜み」。身嗜みで必要なのは先ず★「体調」。 ★潔いかたちを主旨としてすべてを整える。 170/葬儀に出席したら大人の男はどんな顔をしておくのか。 式のあいだ中、故人の思い出をずっと思い起こしておけばよい。 嘆くもよし。笑うもよし。 それが人を送ることだ。 175/愛する人との別れ 〜妻・夏目雅子と暮らした日々
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久々に出た伊集院さんのエッセイ集。 いつもと違うのは、前妻の話があること。 ようやく、筆をとる気になったのね。 巻末の話よりも、エッセイ集の中の「妻と死別した日のこと」の方がずん、とくる。 「大人の流儀」。 人生の半分を過ぎても自分は大人なのだろうか、と自問自答してしまう昨今。...
久々に出た伊集院さんのエッセイ集。 いつもと違うのは、前妻の話があること。 ようやく、筆をとる気になったのね。 巻末の話よりも、エッセイ集の中の「妻と死別した日のこと」の方がずん、とくる。 「大人の流儀」。 人生の半分を過ぎても自分は大人なのだろうか、と自問自答してしまう昨今。 伊集院さんも幼少の頃思い描いた「大人」になりきれていない気がする。
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