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大人の流儀 の商品レビュー

3.4

248件のお客様レビュー

  1. 5つ

    21

  2. 4つ

    79

  3. 3つ

    96

  4. 2つ

    18

  5. 1つ

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2024/06/01

以前から読みたいと思っていて、 ようやく読みはじめた「大人の流儀」シリーズ。共感するかしないかは別として、 伊集院さんが吐き捨てるようにおっしゃってる(書いてる)台詞が、いちいち面白くて、そしていちいち格好いい! 若い女の子に"KY"という言い方があることに...

以前から読みたいと思っていて、 ようやく読みはじめた「大人の流儀」シリーズ。共感するかしないかは別として、 伊集院さんが吐き捨てるようにおっしゃってる(書いてる)台詞が、いちいち面白くて、そしていちいち格好いい! 若い女の子に"KY"という言い方があることに対して- 「馬鹿言ってるな。なぜいい年して、女子供の吸ってる空気を読まにゃならんのだ」 後輩の墓参りに行きたかったのだが、かなわず、いつも胸の隅でくすぶっていたことに対して- 後輩の墓参りのひとつができなくて何が大人の男だ。たいした仕事をしているわけでもないのに・・・ 出かける前に自分の服装を鏡で見て、大丈夫じゃないかもと不安なら?- 出かけなきゃいい。家でやんなきゃなんないことが一杯あるでしょう。 などなど。 ホントに面白い! これからシリーズ制覇したいと思います。

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2024/01/16

受験生時代から大好きな伊集院先生の言葉全部沁みる、、 今は言葉をそのまま受け取ることしかできない箇所も少なくないのが現状だけど、その場その場で該当部に出会った時、思い出して、成長していく糧になりそう やっぱり今の大人は結構無茶してたし根性論みたいなのがオーソドックスではあったんだ...

受験生時代から大好きな伊集院先生の言葉全部沁みる、、 今は言葉をそのまま受け取ることしかできない箇所も少なくないのが現状だけど、その場その場で該当部に出会った時、思い出して、成長していく糧になりそう やっぱり今の大人は結構無茶してたし根性論みたいなのがオーソドックスではあったんだろうし、私含め今の若者は弱いとかすぐやめるとか、言われてもしゃーないなって思った。選択肢が増えた分いろんなことできるようになって、取捨選択していく力は必然的に必要だしないと生きていけないのは目に見えてて。でも深めるって観点からみたら今の若者は苦手なのかもしれない。 広く、深く、社会経験って入り組んでて、今いる世界が全てじゃないって思うと今の理不尽さも周りへの不信感もまーいっかって思えるから楽になりますよね〜^ ^

Posted byブクログ

2023/12/20

2011年作品。著者は私より9歳上です。ギャンブル・酒・喧嘩・多分女性関係。まさしく思うがままに生きた方と言う印象です。全く真逆な生き方をして来た私にとっては羨ましく思ってしまいます。著者は自分の尺度でダメなことはダメだと妥協をしません。今の時勢には逆行している感じです。でも、混...

2011年作品。著者は私より9歳上です。ギャンブル・酒・喧嘩・多分女性関係。まさしく思うがままに生きた方と言う印象です。全く真逆な生き方をして来た私にとっては羨ましく思ってしまいます。著者は自分の尺度でダメなことはダメだと妥協をしません。今の時勢には逆行している感じです。でも、混沌とした今、そんな大人がいても良いのかなあと思ってしまいます。この著作の中で、やはり気になったのは前妻の夏目雅子さんの存在です。儚くて悲しい。

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2023/12/10

本作の初出は、『週刊現代』(2009~2011年)。 著者、伊集院静さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 伊集院 静(いじゅういん しずか、1950年〈昭和25年〉2月9日 - 2023年(令和5年)11月24日)は...

本作の初出は、『週刊現代』(2009~2011年)。 著者、伊集院静さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 伊集院 静(いじゅういん しずか、1950年〈昭和25年〉2月9日 - 2023年(令和5年)11月24日)は、日本の作家、作詞家。 伊集院静は作家としてのペンネームである。作詞家としての筆名は伊達 歩(だて あゆみ)。 本名(戸籍名・日本名)は、西山 忠来(にしやま ただき)。男性。 ---引用終了 先頃、73歳にて、亡くなられました。 で、本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 苦難に立ち向かわなければならないとき。人に優しくありたいと思ったとき。どうしようもない力に押し潰されたとき。自分のふがいなさが嫌になったとき。大切な人を失ってしまったとき。とてつもない悲しみに包まれたとき。こんなとき、大人ならどう考え、どう振る舞うのだろう。二十歳で弟、三十五歳で妻・夏目雅子との死別を体験してきた作家が語る、強くやさしく生きる方法――。シリーズ累計140万部の大ベストセラー第一弾! ---引用終了 本作に登場する人物で気になった方は、 ・伊集院静(1950~2023)---著者。 ・色川武大(1929~1989)---一緒に競輪場に行った。 ・帚木蓬生(1947~)---ギャンブル依存の著作あり。 ・岡潤一郎(1968~1993)---元騎手。落馬事故で亡くなる。 ・武豊(1969~)---騎手。 ・夏目雅子(1957~1985)---元妻。

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2023/12/03

古くより日本を支えてきた男の持論、という感じ。反論しても、「だから、どうした。」って言われそう。 令和の時代にはそぐわないけど、こんな親父がいっぱいいたのかな〜と妄想する。

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2023/08/28

考え方に違いはあるものの、亡くなった父親を思い出しました。 その考え方じゃ、今の時代生きていけないよ、と心の中で思いながら聞いたり。何言うてんねん、と反論したり。 そんな昭和親父のお小言を貰った経験のない今時の人には、ぜひ読んでもらいたい。

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2023/06/13

前時代的で共感できないところもあったけど、本質的なことは時代は関係なくて変わらないから今も支持されているんだろうな

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2023/02/07

久しぶりにストレスのかかる読書をした。もちろんいい意味で。自分の価値観から大きく逸脱していない本を読むときはとても気持ちが良いし、スラスラ読めるものだが、得られるものがゼロということも少なくない。 その点、本書は自分との価値観の違いを「何故だろう?」と考えながら読み、新たな見識を...

久しぶりにストレスのかかる読書をした。もちろんいい意味で。自分の価値観から大きく逸脱していない本を読むときはとても気持ちが良いし、スラスラ読めるものだが、得られるものがゼロということも少なくない。 その点、本書は自分との価値観の違いを「何故だろう?」と考えながら読み、新たな見識を与えてくれました。時々これはと思うフレーズもあり、魅力的な文章です。岡本太郎氏の『自分の中に毒を持て』を読んだ時の気持ちと似ている気がします。

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2022/10/30

まず思ったのが、伊集院さんは寿司屋が大好きって事。もうそれしか入って来ない。 とりあえずオキニの寿司屋を見つける事。タイヤ会社の星の数で味を語る糞にはなるなと。 誰がどう言おうが自分が好きだと思う寿司屋を見つけろと。伊集院さんは決して味覚に自信が有るとは言わない、寧ろ寿司の味は...

まず思ったのが、伊集院さんは寿司屋が大好きって事。もうそれしか入って来ない。 とりあえずオキニの寿司屋を見つける事。タイヤ会社の星の数で味を語る糞にはなるなと。 誰がどう言おうが自分が好きだと思う寿司屋を見つけろと。伊集院さんは決して味覚に自信が有るとは言わない、寧ろ寿司の味は分からんと、寿司屋の味は人だと。 それについては同意する。私も味より人。寿司屋、居酒屋、焼肉屋、どんな店でも人で決めてしまう。 あ、と言うは私には既に大人の流儀が備わっているって事?またもや大勝利。皆さん応援ありがとうございます。 って、これ何の話やねん。 と言いつつ、最後の亡き前妻の夏目雅子さんの件にはジーンと来た。 50前にして読むからいいんだろうと。 歳を取るっていいよなあ。

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2022/09/06

題名は「大人の流儀」より「俺の流儀」の方がぴったりくる感じ。途中、もう読むのをやめようかな…と思ったが、最後まで読んでよかった。亡くなった夏目雅子さんとの最期に過ごした時のことが、儚くて慈愛に満ちていて切なく、胸をうった。夏目雅子さんの純粋無垢で天真爛漫な人柄が伝わってきた。外見...

題名は「大人の流儀」より「俺の流儀」の方がぴったりくる感じ。途中、もう読むのをやめようかな…と思ったが、最後まで読んでよかった。亡くなった夏目雅子さんとの最期に過ごした時のことが、儚くて慈愛に満ちていて切なく、胸をうった。夏目雅子さんの純粋無垢で天真爛漫な人柄が伝わってきた。外見も内面も掛け値なしに美しい。

Posted byブクログ