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大人の流儀 の商品レビュー

3.4

247件のお客様レビュー

  1. 5つ

    21

  2. 4つ

    79

  3. 3つ

    96

  4. 2つ

    17

  5. 1つ

    6

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2021/03/04

いろんな経験をしてきた大人だからこそわかる感性で書かれてて、素敵でかっこよかった。巻末の夏目雅子さんとの思い出も短いながらも読み応えあり。

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2020/11/16

書いてあることは至極最もな事。 読めば読むほど、「なんでこんな日本になってしまったのか?」と思ってしまう。 大人が大人の流儀で物事を進めれば間違うはずがないのに。 カッコ内の(日本)を、「社会」「学校」「会社」とも置き換えられる。 今は大人がいない。年齢はいっていても、中身は子供...

書いてあることは至極最もな事。 読めば読むほど、「なんでこんな日本になってしまったのか?」と思ってしまう。 大人が大人の流儀で物事を進めれば間違うはずがないのに。 カッコ内の(日本)を、「社会」「学校」「会社」とも置き換えられる。 今は大人がいない。年齢はいっていても、中身は子供なのである。 大人なのだから、自分の判断で正しい事をすればいい。 難しいことは何も無いはずである。 (2015/9/15)

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2020/11/01

無駄な群れや馴れ合い、人前で知識をひけらかす人(伊集院さんはこの本ではグルメぶる人にとても厳しい)などを批判する内容から始まり、一方的に責められている気分になりちょっと読むのがしんどかった。ただ読み進めると、ご本人はギャンブル好きで酒癖が悪かったり、友人と表面的ではない交流を長く...

無駄な群れや馴れ合い、人前で知識をひけらかす人(伊集院さんはこの本ではグルメぶる人にとても厳しい)などを批判する内容から始まり、一方的に責められている気分になりちょっと読むのがしんどかった。ただ読み進めると、ご本人はギャンブル好きで酒癖が悪かったり、友人と表面的ではない交流を長く大事にされていることがわかり、次第に人生経験豊富な人のありがたい身の上話を聞かせてもらっているような気になってくる。 全体を通じて、伊集院さんは色々なことを批判しているが、それはつまり「自己研鑽をし、人との縁を大切にし、他人と比べたりすることなく好きに生きよ」といっているように感じた。少し励まされた気分になれる不思議なエッセイでした。

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2020/09/13

題名に名前負けした雑記。 でもこれ、シリーズでずっと出ているので それぐらい売れているわけですがそんなに良いかなあ。。 伊集院静の様になりたいけど一生なれないオッサン向けに ジャンジャン出して売っているだけの様に感じます。 最後の夏目雅子の内容は価値があったので辛うじて★2...

題名に名前負けした雑記。 でもこれ、シリーズでずっと出ているので それぐらい売れているわけですがそんなに良いかなあ。。 伊集院静の様になりたいけど一生なれないオッサン向けに ジャンジャン出して売っているだけの様に感じます。 最後の夏目雅子の内容は価値があったので辛うじて★2つ。

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2020/07/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大変失礼ながら本の内容以上に、このおっさん何者なんだ?ってのが、率直な感想です。 飲んだくれて、博打に明け暮れる。 そんな著者が日本を代表する美人女優、夏目雅子を射止め、その著書は数々の賞を受賞する。 本シリーズも累計140万部超えの大ベストセラー。 読み進め、自分の中の?を紐解いていきたい。 説明 内容紹介 苦難に立ち向かわなければならないとき。人に優しくありたいと思ったとき。どうしようもない力に押し潰されたとき。自分のふがいなさが嫌になったとき。大切な人を失ってしまったとき。とてつもない悲しみに包まれたとき。こんなとき、大人ならどう考え、どう振る舞うのだろう。二十歳で弟、三十五歳で妻・夏目雅子との死別を体験してきた作家が語る、強くやさしく生きる方法――。シリーズ累計140万部の大ベストセラー第一弾! 苦難に立ち向かわなければならないとき。 人に優しくありたいと思ったとき。 どうしようもない力に押し潰されたとき。 自分のふがいなさが嫌になったとき。 大切な人を失ってしまったとき。 とてつもない悲しみに包まれたとき。 こんなとき、大人ならどう考え、 どう振る舞うのだろう。 内容(「BOOK」データベースより) 大好きな人に手紙を書きたくなったとき。上司に意見をしなければならないとき。人を叱らなければならないとき。大切な人を失ってしまったとき。嫌でもケンカをしなければならないとき。とてつもない悲しみに包まれたとき。こんなとき、大人ならどう考え、どう振る舞うのだろう。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 伊集院/静 1950年山口県防府市生まれ。72年立教大学文学部卒業。81年短編小説『皐月』でデビュー。91年『乳房』で第12回吉川英治文学新人賞、92年『受け月』で第107回直木賞、94年『機関車先生』で第7回柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で第36回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。作詞家として『ギンギラギンにさりげなく』『愚か者』などを手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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2020/07/11

家から煙草屋までのひとときでさえ、人は何かにめぐり逢うものである。 それが私たちの生、社会なのだ。 街を理由もなく歩いてみる。 企業の真の価値は資産や資本金、株価ではなく社員。 時代に決して流されることなく、1人の大人として振る舞う、そのための心構えをほんの少ししれた気がする...

家から煙草屋までのひとときでさえ、人は何かにめぐり逢うものである。 それが私たちの生、社会なのだ。 街を理由もなく歩いてみる。 企業の真の価値は資産や資本金、株価ではなく社員。 時代に決して流されることなく、1人の大人として振る舞う、そのための心構えをほんの少ししれた気がする。でも結局、何事も経験してみないと分からない。自分が何かを経験する時にこの本の内容がやっと腑に落ちるのかもしれない。それまで大切に読み続けたい本だ。

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2019/12/13

大人って、大人に自然になるものではない。 歳をとれば、大人になるというわけでもない。 確かに、愚痴を言わないで、きちんと流儀を語ることは難しい。 若いものを批判することが、大人の流儀でもない。 世の中、幼稚すぎたり、軽薄すぎたり、いつの間にか 薄っぺらくなってきている。 人間は、...

大人って、大人に自然になるものではない。 歳をとれば、大人になるというわけでもない。 確かに、愚痴を言わないで、きちんと流儀を語ることは難しい。 若いものを批判することが、大人の流儀でもない。 世の中、幼稚すぎたり、軽薄すぎたり、いつの間にか 薄っぺらくなってきている。 人間は、ほとんど水分でできているが、 水よりも軽い存在になっているような 大人。 大人とは、いろんなものを味わい、噛み締めて、 そして、やっと 「ぼそり」と言えるものかもしれない。 伊集院静の この大人の流儀を読みながら、 不思議に、自分が 大人になりたいと思えるのがいい。 歳をとって、老人になっても、 大人になれてない自分に驚く。

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2019/11/08

読んでて小気味が良いし、ちょっと寂しさとか孤独も感じ、「大人」を感じます。こんな大人な生き方はなかなかできませんが、「あっ、こういうことか!」と一つでも気づくことがあればいいなぁと思います。 巻末のエピソードは、また深く心に残りました。

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2019/06/12

著者の大人としてのこだわり、考え方がよくわかる。 いろんな経験をしたからこそ、わかる部分の記載もある気がします。 そのこだわりは嫌いじゃないです。

Posted byブクログ

2019/06/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

伊集院さんの書籍は実はあまり読んだことがなかった。 最近、読みたいものが凪の状態だったので、普段は寄らないエッセイ系の棚で偶然手にとった。 基本的にはエッセイなので、徒然な感じで書いているのだが、まあよくも悪くも昔気質な方だなーって思ってた。 しかし、最後の夏目雅子さんとの話のくだりでそれまでとのギャップで強烈に揺さぶられてしまった。 急に色々興味が湧いたので、他の作品も読んでみたいと思った。 ■目次 春 夏 秋 冬 愛する人との別れ~妻・夏目雅子と暮らした日々

Posted byブクログ