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感染遊戯 の商品レビュー

3.6

178件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

    78

  3. 3つ

    68

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    1

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2012/12/31

前半では複雑な構成に面食らったが、読み進むにつれて、なかなか面白い書き方だと思った。独特な視点の移動がポイントになっていて新鮮な感じがした。でてくる人物はステロタイプではあるけれど、なかなか味があっていいと思う。

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2012/12/22

すっごくコワイ本。大義名分に包まれているようで、実のところは欲望が剥き出しだからこそ、この物語が成り立っている。

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2012/12/02

初めは短編集なのかな?と思い、姫川玲子シリーズは長編じゃないと面白くないよなーと思ってましたが、個々の話がだんだん繋がっていく感じはかなりいい。 でも、そんなにテクニックを見せつけなくても、普通のストーリーの方が充分面白いような気もする

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2012/12/01

短編集かと思ったら、がっつりつながってました。しっかり帯読みなさい。 これ、ドラマでもやったよね。「感染遊戯」は。 倉田の「連鎖誘導」までは、それぞれ別物と感じてました。葉山の「沈黙怨嗟」の途中かrあ、気づいた感じですか。 これって、全部、つながるんじゃない? 最後の「推定...

短編集かと思ったら、がっつりつながってました。しっかり帯読みなさい。 これ、ドラマでもやったよね。「感染遊戯」は。 倉田の「連鎖誘導」までは、それぞれ別物と感じてました。葉山の「沈黙怨嗟」の途中かrあ、気づいた感じですか。 これって、全部、つながるんじゃない? 最後の「推定有罪」。殺人の標的となった元官僚と、首謀者の辻内に対する名づけですか。 一連の事件のタイトルは、本のタイトルの「感染遊戯」になるんでしょう。 「遊戯」って言っちゃうところが、ブラックなネーミングだと感じました。 辻内が、愉快犯ということではないのだけど。情報提供してるだけです、という態度のときだけ考えると、「遊戯」っていうのも納得かな、と。 ガンテツとかは、そう思ったでしょうしね。 べっつにー、俺が何かしたわけじゃないしー。 という態度。そうじゃないけど、そういう慇懃無礼な印象が、辻内にはありましたね。 事情知ると、違ってきますが。 ラストは、後味良くない。 復讐に次ぐ復讐。でも、辻内個人は、あれでいいのでしょうね。

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2012/11/12

ドラマ化されたものを最初に見ていたのでそのイメージで読んだ。 短編が絡み合ってひとつの大きな話になっているので読み やすかった。

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2012/11/09

最初4本のオムニバスかな?と思った。内容は題名の通り、登場人物が入り組んでいるのでやや複雑。2回読んでいろんなものが繋がった。

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2012/11/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

姫川シリーズだけど、姫川は主役ではなく、ガンテツ、葉山、シンメトリーに登場した倉田がそれぞれ語りの短編があり、その3つにつながる中編が1つ、という構成。元官僚が殺されるというありえなくもない話。実際、殺したいと思ってる人は大勢いるんじゃないだろうか。薬害エイズといい、年金問題といい、それだけのことをやってきたのだから。しかし、最後に自分の情報をオープンにして殺されるっていう最後は壮絶だ。

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2012/10/22

姫川シリーズの脇を固める面々、ガンテツ・倉田・葉山が出てきたりして(もちろん姫川も)スピンオフ企画みたいで面白い。 一つ一つの事件が根っこのところで繋がっていて、引き込まれました。 ただ、出版された順に読んでるわけではなかったり、テレビドラマが記憶に残ったりしていて、ちょっとこん...

姫川シリーズの脇を固める面々、ガンテツ・倉田・葉山が出てきたりして(もちろん姫川も)スピンオフ企画みたいで面白い。 一つ一つの事件が根っこのところで繋がっていて、引き込まれました。 ただ、出版された順に読んでるわけではなかったり、テレビドラマが記憶に残ったりしていて、ちょっとこんがらがったりもしましたけど。 事の大きさに違いはあれど、現実社会でもあり得る話で、実際にあるんだろうと思うとゲンナリしてしまうのも事実。 それにしても、ガンテツってこんなに下品な感じでしたっけ?嫌な奴ではあったけど、これほどだったかしら?と。 【捜査一課殺人犯捜査係のガンテツこと勝俣健作が手がけた、製薬会社サラリーマンの殺人事件。息子の起こした殺人事件によって刑事の職を追われる直前、倉田修二がかかわることになった、二人の男女を襲った路上殺傷事件。姫川玲子班解体直前、殺人犯捜査第十係に所属していた葉山則之が担当した、世田谷の老人同士の小競り合い。事件の規模も様相もさまざまだが、共通している点が、ひとつあった。それは、被害者の個人情報を、犯人は何らかの手段で手に入れているらしきこと。事件の背後には何があるのか!?―。 】

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2012/10/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

全4作の短編集なのかとおもいきや、一つの大きな物語として完結していた。 シンメトリーで登場した倉田刑事の息子の話が完結していた、微妙にドラマとは違うけどおおよそ同じだった。 この作品全体のテーマとしては、「役人への問題提起」、そして、1980年代に実際にあった「薬害エイズ」問題を物語に織り込んでいる、実際に登場する製薬会社が緑製薬って・・・(実際はミドリ十字) 当時のニュースで、自分とは直接関係ないのに、腹たったことを思い出した。 後味は悪いが。。。。本書の犯行動機(直接は手をくださない)は有りだと思う。

Posted byブクログ

2012/10/06

ドラマ見てなかった(ぶーこ失礼!が嫌いだったから)ので、読んだかどうかわからない、読んだような・・記憶がない。読んだことあるのに買いそうなパターン。危険!あ、感想になってねーーー

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