ユリゴコロ の商品レビュー
前半のサイコパス告白パートと、後半の家族愛パート。1冊の中で全然感じが違って面白かった。けど、美沙子の雰囲気はそんな変われるものではない気がする。
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2018.9.3 読了 読み始めてすぐ「あれ?これ読んだ?」と気付く。 けど、覚えてないから 借りたんだし。。。ということで 再読。 所々 こんなだったな、と思うも 面白く読めたよ! 2017.10.22 読了 さすが 映画化されただけあった。 ...
2018.9.3 読了 読み始めてすぐ「あれ?これ読んだ?」と気付く。 けど、覚えてないから 借りたんだし。。。ということで 再読。 所々 こんなだったな、と思うも 面白く読めたよ! 2017.10.22 読了 さすが 映画化されただけあった。 いろんな伏線が絡み合ってて、面白かった。 一気に読めた。
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あまりの優しさに、ヒリヒリする。 さすがに一気読みはできなかったけれど、先が気になって仕方がなかった。 「普通」じゃない人は、この世界ではうまく生きていけない。何とかうまく生きていこうとはするけれど、その断絶、その違和感に苦しくなる。唯一見付けられたユリゴコロ、それは生きていることを感じられる、視界が開けたような、晴れた青空のような、感覚。 でも、子供を産んで、アナタが子供をあやしているのを見て、「普通」になっていく。 激しいほどの、家族愛の物語。アナタへの、恋文。
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初まほかるさん。ネットで見ると湊かなえ、真梨幸子と並んでイヤミスの女王とあったがちょっと毛色が違う感じ。途中残虐な部分はあるものの、登場人物が悪に包まれてる感じはしない。 ミステリーをずっと読んでると、展開を予想してしまうのが悪い癖。本書に関しては全てが予想通りの展開で、途中の主人公と弟の予想の方が頭に入ってこない。予想通りなのに、最後のシーンは泣きそうになった。
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映画を見るに当たって原作読んでみましたが、うーん、先に映画見た方がよかったかなあ。読んでてなんとなく見えましたが、やはりそうでした。あそこはどうなったの?と思うところはありましたが、収束は美しいです。夫婦愛、、、ですね。
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そういうのは生まれついてのモノですよね… 途中で流れは読めましたが、最後まで一気読みしました。 残酷なのに優しい。
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残酷なストーリーのはずなのに、読後感が悪くない不思議な作品。 ラストはまったく予想していませんでした。 ページをめくる手が止まらず、一気に読みました。 吉高さん出演の映像も見たいです。
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亮介が実家で偶然見つけた「ユリゴコロ」と名付けられたノート。それは殺人に取り憑かれた人間の生々しい告白文だった。これは、誰が書いたものなのか。亮介は真相を突き止めようとするのだが…。衝撃の恋愛ミステリー。 次が気になりあっという間に読み進めました。 切ないような,あっけないような。
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父の部屋の押し入れで発見した血塗られた手記。 そこからカフェのオーナーである主人公が、その手記の世界にはまり込んでいき、彼の日常まで歪んでいく…… 物語は、手記の中の世界と「僕」を取り巻く現実世界をパラレルに進んでいくが、その二つの世界が後半で交錯していくと、ページをめくる手...
父の部屋の押し入れで発見した血塗られた手記。 そこからカフェのオーナーである主人公が、その手記の世界にはまり込んでいき、彼の日常まで歪んでいく…… 物語は、手記の中の世界と「僕」を取り巻く現実世界をパラレルに進んでいくが、その二つの世界が後半で交錯していくと、ページをめくる手がもう止められない! たたみかける殺人描写によってこの作品は「イヤミス」にカテゴライズされるのだが、そんな物語にあって、清々しい主人公である「僕」の存在が、この作品に涼しげな風を運んでくる。 大藪春彦賞受賞作がどれも自分の趣味にフィットしてしまう。私はそんなに暴力的な人間なのか? とにもかくにも残酷だが温かい物語だった。 結末が切ない……
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主人公の亮介が、末期がんで余命いくばくもない父の家の押入れで見つけた「ユリゴコロ」と題された4冊のノート。 そこには、人を殺しても何の痛痒も感じない女性の半生と殺人記録が綴られていた。 この手記の作者は、もしかして自分の母なのか? そんな疑惑を押しとどめることができず、父の不在を狙ってはノートを読む亮介。 亮介には、つい最近失踪した婚約者がいる。 ノートの謎と婚約者の謎。 過去と現在がいつしか交差して、秘められた家族の秘密を暴いていく。 そんな内容ですが、圧倒的に手記部分の方が面白いです。 殺人記録ですから、時に眉をひそめてしまうような情景もありますが、サイコパスと言われる人が自分を客観視する、その描写がすごくいい。 淡々と、自分の行為を振り返る。それが殺人でも。 彼女には、自分自身を含めて、大切なものが何ひとつなかったから。 それに比べて、現在パートは凡庸。 というか、亮介、鈍くない? そして、サイコパスって性格とは違うので、後天的に変わるものではない。 と言うことを考えると、この物語は設定時点で破たんしているような気がする。 さらに、亮介の父も、母の家族も、問題に向き合うことなく現実逃避しているだけのような気がするんだよなあ。 責任の取り方を間違えている。 そして最後の最後も、本当にそれでいいの?って思った。 ネタバレになるから詳しくは書けませんが、いろんなことにもやもやしました。
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