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シューカツ! の商品レビュー

3.7

204件のお客様レビュー

  1. 5つ

    28

  2. 4つ

    82

  3. 3つ

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2020/07/05

就活生の今読んでよかった〜〜 黒髪、スーツの全員同じスタイルで挑む日本の就職活動は確かにおかしいなぁって思うことも沢山で、何よりあれだけ短い時間で人柄を判断されるのはなんだか悔しいと感じてた。さらに今年は対面の面接なんてほとんどなくて、パソコン越しのなんだか実感の湧かない面接ばか...

就活生の今読んでよかった〜〜 黒髪、スーツの全員同じスタイルで挑む日本の就職活動は確かにおかしいなぁって思うことも沢山で、何よりあれだけ短い時間で人柄を判断されるのはなんだか悔しいと感じてた。さらに今年は対面の面接なんてほとんどなくて、パソコン越しのなんだか実感の湧かない面接ばかり…そんなこと言ったって企業側も大変だし仕方がない事だって分かってる。だけど、これからはもっと就活生ではなくて1人の個人として見てもらえて、テンプレートなんて作らずに全員が自分らしさを持って就活に挑める時代になればいいのになあ〜〜と改めて思った。

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2020/06/24

仕事柄、大学生や高校生と接する機会も多く、 私自身就職活動をほぼしたことがなく、 彼ら彼女らに何かしらアドバイス出来たら、 と思って読み始めたのだけれど。 普通に楽しんで読んじゃいましたね!笑 就職活動に、自分自身に、しっかりと向き合う。 これが大事だなと改めて思った。 就...

仕事柄、大学生や高校生と接する機会も多く、 私自身就職活動をほぼしたことがなく、 彼ら彼女らに何かしらアドバイス出来たら、 と思って読み始めたのだけれど。 普通に楽しんで読んじゃいましたね!笑 就職活動に、自分自身に、しっかりと向き合う。 これが大事だなと改めて思った。 就職をするために就職活動をするのではなく、 自分を見つめ、自分を知り、成長するために、 就職活動出来ると良いですね。 就活をする全ての人が 楽しんで活動出来ます様に☆ミ

Posted byブクログ

2020/05/24

2020/5/24読了 就職活動をテーマにした小説。 こんな高いレベルの就活はしてないけれど、当時のことを鮮明に思い出した。 就活中の不安や焦りが克明に描かれていたので、すごく入って行きやすかった。 一人で戦うのは不安だが、仲間と支え合って取り組む。いろんなキャラクターがいるチー...

2020/5/24読了 就職活動をテーマにした小説。 こんな高いレベルの就活はしてないけれど、当時のことを鮮明に思い出した。 就活中の不安や焦りが克明に描かれていたので、すごく入って行きやすかった。 一人で戦うのは不安だが、仲間と支え合って取り組む。いろんなキャラクターがいるチームだからこそ乗り越えられた部分も多かったと思う。 自分だけじゃなくみんなが同じ不安を抱えながら生活をしてたんだなと改めて思った。 仕事をしている今、読んだのですごくリラックスして、そして応援する気持ちで読めた。

Posted byブクログ

2020/05/13

主人公は大学3年生。 就職活動を控え、マスコミへの内定を狙うゼミ仲間7名でシューカツチームを結成する。 目標は「全員合格」。 大学受験とは違い、知識だけでなく人間性を問われ正解のないシューカツ。 出口の見えない不安に押しつぶされそうになりながらも懸命に乗り越えていく学生の...

主人公は大学3年生。 就職活動を控え、マスコミへの内定を狙うゼミ仲間7名でシューカツチームを結成する。 目標は「全員合格」。 大学受験とは違い、知識だけでなく人間性を問われ正解のないシューカツ。 出口の見えない不安に押しつぶされそうになりながらも懸命に乗り越えていく学生の話です。 ・・・自分の就活時代を懐かしく思い出しました。 進路に悩み、エンドレスな不安を抱えたこともあったけど 結果、今楽しい社会人生活を送ってるから意外と人生どうにでも楽しく生きれるものかも♪

Posted byブクログ

2020/03/10

大学3年生の女子が主人公。就活を控えマスコミ志望の仲間たちと就活チームを結成し、共に就活戦線を戦っていく。自己PRを批評しあったり模擬グループディスカッションをやってみたり、あるテレビ局のインターンに行ってみたりなどの準備編と実際に就活が始まって筆記試験や面接などに挑む実戦編。落...

大学3年生の女子が主人公。就活を控えマスコミ志望の仲間たちと就活チームを結成し、共に就活戦線を戦っていく。自己PRを批評しあったり模擬グループディスカッションをやってみたり、あるテレビ局のインターンに行ってみたりなどの準備編と実際に就活が始まって筆記試験や面接などに挑む実戦編。落ち込んだり浮かれたり、仲間を助けたりなど就活を通して主人公とその仲間たちが成長していく様を描いている。 正直言って大人向けの本ではない。高校生とか大学生が読むのには良いかも。就活のノウハウ本に近い。自己PRはこうやって書いたほうが良いとか、面接ではマニュアル通りではなく自分を出していったほうが良いなど。 でも、この本の登場人物たちは一流大学の学生だからそれだけでかなり少数派。さらにマスコミ志望だということはかなり優秀な学生たちなわけで、実際作中でも企業分析をしっかりしていたり、一般教養試験の問題集をやりこんでいたりなど、ちゃんとしている。 と言うか、そうでもないと就職ってできないものなのだろうか。

Posted byブクログ

2019/07/28

就活のリアルだが、こんなにうまくはいかない。 今時の就活のリアルを描いていて、良い本だが、自分が就活を終えて思うのは、この本に出てくる学生たちは就活生でも上位層だということ。主人公は大手放送局から出版社のどちらからもオファーをもらったっぽく終わるが、こんなうまくいく人は難関大で...

就活のリアルだが、こんなにうまくはいかない。 今時の就活のリアルを描いていて、良い本だが、自分が就活を終えて思うのは、この本に出てくる学生たちは就活生でも上位層だということ。主人公は大手放送局から出版社のどちらからもオファーをもらったっぽく終わるが、こんなうまくいく人は難関大でもごく一部。 本当はもっとキツイし、こんなうまくはいかない。 志望してた会社に全落ちして行きたくない会社に泣く泣く就職することとか、諦めきれず就職留年するのも普通。 リアルを書いてるにしては綺麗すぎる。

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2019/05/19

シューカツを乗り越えるため7人で結成したチームが助け合いながら現実の社会に乗り込んでいく。ちょっと設定が古くなってしまった感が否めないが、各人の悩みは今も昔も変わらない。

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2019/03/10

順風満帆、挫折知らずで大学生活を終えようと言う時に訪れる最初の挫折が就活。 多くの人が七転八倒するわけですが、この小説では、水越千晴、ほか仲間7人の七転八倒を描いています。 文系の学部(四大の院でない)卒としての就活。 時代背景や、実情などは、文庫の森健の解説が網羅的に親切でわか...

順風満帆、挫折知らずで大学生活を終えようと言う時に訪れる最初の挫折が就活。 多くの人が七転八倒するわけですが、この小説では、水越千晴、ほか仲間7人の七転八倒を描いています。 文系の学部(四大の院でない)卒としての就活。 時代背景や、実情などは、文庫の森健の解説が網羅的に親切でわかりやすいです。 僕の場合は、理系の学部卒。卒業研究でやるような実験室の仕事はマスター以上じゃなきゃ仕事としてはありません。が、そんな無理を望まなければ、推薦入学のような就職でした。 小説は、私立のトップの大学をモデルにしていると思います。公立の大学ではだいぶ様子が異なるでしょうし、マスター卒や専門性の高い勉強をしている人たちも異なるでしょう。さらには、大学以外の学校の人の場合はもっとだいぶ違うでしょう。むろん僕のような私立理系とも違います。しかし、とても面白く拝読しました。 ハイライトは、関東テレビの最終面接で失敗し不合格となった後の千晴だと思います。 挫折をどのように乗り越えるのか。人それぞれの性格が反映されるシーンです。 二種類の人がいると思います。 恨みに思い、敵と認識し、戦いを決意する人。 それとは対象的に、自分の課題として認識し、自分でできる対処法を考える人。 この二種類の人間の間には、深くて大きな溝があります。が、僕がそうと気がついたのは、だいぶ歳を取って、近年になってからです。 ちなみに、この小説のヒロイン水越千晴は後者で、失敗の原因を分析し(本人が分析するのではなく、事実が地の文で解説されるのですが)いくつか、学習し、最終的にはほかのものがうらやむような就職先から内定を二つもゲットします。 この逆転劇までの千晴の変化をどう読むか、がこの小説の味わいになると思います。もちろん人それぞれだと思いますが。 今で言えば、少し盛って「この本読みました。」と書いた、失敗のネタについて。 「ずうずうしく適当な感想でもいっておけば合格だったんだろう」 と言う良弘に対し、 「あんなにつまらない本で見栄を張ったわたしが悪いんだし。」 と、自分の中で整理しています。 こういう人と一緒に仕事をしたいな。と僕は思いました。 全ての不具合の原因を他者に求めて、自らは唯我独尊を装い、ハッタリ、口八丁手八丁でうまく泳ぐ人も、 正直に実力で勝負する人も、 就職した後のそれぞれの人生は、それぞれ。うまくいく場合も、失敗する人もそれぞれの場合でいろいろです。一概にどちらが成功し、失敗するとは言えないようです。 ただし、ハッタリが効く人が実績評価も高く、出世する傾向にあるようです。つまり、そこそこ出世した人は皆ハッタリが効く人です。が、評価されなくてもまじめに仕事に取り組んでいる人もいるはずです。(はったりが利くのは、実効性のある仕事をしている人がいるからです。) このバランスをどう取るかは、もっとえらい経営者層の手腕次第ですので、ぼくらにはなんともすることはできません。それぞれの会社の特徴って、この二種の人間のバランス具合によるところが多いようです。 現場で働く自分としては、千晴のような人と一緒に働けたら気持ちが良いだろうな、と思います。 世の中にはいろんな人がいます。外に出れば七人の敵がいると言いますが、正直に実力で勝負する方向に切り替えた、千晴のような人となら仕事も楽しい、と思いました。

Posted byブクログ

2018/02/08

久々に石田衣良で読みやすかった。こう深くないし跡が引かないから短編くらいに気軽に読めるので、入り込まなくても楽しめるのは石田衣良のいいとこかなー? ただ、がっつり読みたいときは物足りないが、、 今回は就活の話だったので、大手就職希望はそんなに大変なんだ!と、改めて思ったが、も...

久々に石田衣良で読みやすかった。こう深くないし跡が引かないから短編くらいに気軽に読めるので、入り込まなくても楽しめるのは石田衣良のいいとこかなー? ただ、がっつり読みたいときは物足りないが、、 今回は就活の話だったので、大手就職希望はそんなに大変なんだ!と、改めて思ったが、もう時代も変わったのかな、、、? 少子高齢化でむしろ働く若い人が少なくなるから、今後こんなことはなくなるんだろうけど、大変だなぁ。と、読み進める都度思ってしまいました。 こういうのを読むとやっぱり苦労は買ってでもした方がいいというのも分かる気がする。 私もしてみたかったな、、とか安易に思ってしまう青春の一ページでした。

Posted byブクログ

2017/12/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大学生になるまでは「少しでも良い大学に!」というある種共通の正解がある線路をひたむきに走って行けば良かったのだが。就活は決められた正解な道がなく、人生で始めて自分で道を決断しなければいけい活動で、色々と思い悩んでたっけなー。モンモンと苦悩していたあの頃が、なんとも懐かしい。この本を読むことで、そんな若かりし学生時代を思い出し、久しぶりにフレッシュな気持ちに立ち戻ることが出来ましたー。働くことが当たり前になってしまった大人たちに、ぜひ読んで頂きたい一冊。きっと自分の原点を見つめ直す良い機会になりますよ。

Posted byブクログ