1,800円以上の注文で送料無料

TPP亡国論 の商品レビュー

3.9

186件のお客様レビュー

  1. 5つ

    44

  2. 4つ

    75

  3. 3つ

    38

  4. 2つ

    8

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2023/08/14

十数年前に書かれているものなので状況は変わっている。しかし問題の本質は変わっておらず憂慮すべき状況に変わりはない。書かれていることに納得させられ、非常に読み応えがあった。

Posted byブクログ

2020/08/15

TPP(環太平洋経済連携協定)の危険性を提示し、戦略的な経済外交を提唱した本。 リーマン・ショック後の世界経済の構造を解説した上で、デフレ下では公共投資による内需拡大を優先すべきであることを説いています。 結論ありきの議論ではなく、戦略を持って日本経済を良くするための議論が必...

TPP(環太平洋経済連携協定)の危険性を提示し、戦略的な経済外交を提唱した本。 リーマン・ショック後の世界経済の構造を解説した上で、デフレ下では公共投資による内需拡大を優先すべきであることを説いています。 結論ありきの議論ではなく、戦略を持って日本経済を良くするための議論が必要であることを、本書は教えてくれます。

Posted byブクログ

2019/09/23

著者の主張している内容は、間違ったことはないとは思うが、すべて鵜呑みにするのは危険ではないか。 基本路線はアメリカの言いなりにならず、独立国家としての道をすすむべきだとの内容。 大手企業のグローバル化が進んでいるが、日本から多くのグローバル企業が出たからといって、日本の国益になる...

著者の主張している内容は、間違ったことはないとは思うが、すべて鵜呑みにするのは危険ではないか。 基本路線はアメリカの言いなりにならず、独立国家としての道をすすむべきだとの内容。 大手企業のグローバル化が進んでいるが、日本から多くのグローバル企業が出たからといって、日本の国益になるとは限らない。やはり平和ボケしている日本人の多くはアメリカは優しいと思っているのかもしれない。 この著者は多少過激な論調だが、やはり、日本の国益を真剣に考えるとこのような考え方になるのだろうか。北野さんあたりと同じような警告を発しているところは興味深いところもある。

Posted byブクログ

2018/10/20

議論以前の問題。平均関税率持ちだして開かれてるとか言っちゃったり「○○教授もそう主張している」とか内容説明せずに権威だけ持ってきたり一方的な主観で相手の論理を構築してそれに批判したり…。だが気になる論述が多々あるのも事実。人間性を取り戻してから書き直してほしい。

Posted byブクログ

2018/10/14

非常に論理的で納得できる良書。TPPはやめるべし。報道は疑え。見識を深める必要性を最近いつも感じる。

Posted byブクログ

2018/10/09

比較的納得感はあった.しかしこれも一意見であるということ,新書なのでおそらく十分なレビューはされていないということも注意しなければならない.

Posted byブクログ

2018/01/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読み終えて、TPP は不平等条約であることがわかった。だから、日本国は米国に不平等条約を締結されるのではないかと危惧した。しかし、トランプ大統領は大統領選挙から不参加を唱え、米国はTPP から離脱し安堵した。しかし、最近トランプ大統領はTPP への復帰を言い出した。属国である日本国は、米国が有利になるように改正するだろうから、TPP の3月発効は無理だろう。

Posted byブクログ

2015/12/27

★論理に破たんがあるようには思えず★いまさらながらTPPが成立したので読んでみた。TPPで意味のある貿易相手は米国だけであり、この連携は米国の輸出拡大策でしかないと指摘。盲目的な米国追従の外交を批判する。確かにその通りでTPPの利点はいくら聞いても実際よく分からない。賛成派は「自...

★論理に破たんがあるようには思えず★いまさらながらTPPが成立したので読んでみた。TPPで意味のある貿易相手は米国だけであり、この連携は米国の輸出拡大策でしかないと指摘。盲目的な米国追従の外交を批判する。確かにその通りでTPPの利点はいくら聞いても実際よく分からない。賛成派は「自由」という反論を許さない表現で押し切ろうとするが、勉強不足か本書にきちんと応える理屈を見たことがない。どうなるんだろうこの後。 ところで著者が京大准教授に出向したときの親分である藤井教授は、アベノミクスでの公共工事拡大の理論的支柱になった人だったはず(著者も同意見)。それがTPPでは全く反対というのは改めて面白いもんだな。

Posted byブクログ

2015/05/04

#読書開始 ・2015/5/4 #読了日 ・2015// #経緯 ・仕事で通商政策に関わる方たちと話す機会が増えたための勉強 #達成、満足 ・ #感想 ・ #オススメ ・対象者(年齢、性別、業界) ・

Posted byブクログ

2014/10/04

[ 内容 ] TPP(環太平洋経済連携協定)参加の方針を突如打ち出し、「平成の開国を!」と喧伝した民主党政権。 そして賛成一色に染まったマス・メディア。 しかし、TPPの実態は日本の市場を米国に差し出すだけのもの。 自由貿易で輸出が増えるどころか、デフレの深刻化を招き、雇用の悪化...

[ 内容 ] TPP(環太平洋経済連携協定)参加の方針を突如打ち出し、「平成の開国を!」と喧伝した民主党政権。 そして賛成一色に染まったマス・メディア。 しかし、TPPの実態は日本の市場を米国に差し出すだけのもの。 自由貿易で輸出が増えるどころか、デフレの深刻化を招き、雇用の悪化など日本経済の根幹を揺るがしかねない危険性のほうが大きいのだ。 いち早くTPP反対論を展開してきた経済思想家がロジカルに国益を考え、真に戦略的な経済外交を提唱する。 [ 目次 ] 第1章 TPPの謎を解く 第2章 世界の構造変化を読む 第3章 貿易の意味を問い直す 第4章 輸出主導の成長を疑う 第5章 グローバル化した世界で戦略的に考える 第6章 真の開国を願う [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

Posted byブクログ