カササギたちの四季 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
今まで読んだ道尾作品の中では毒気の無い一作。ホームズに見せかけワトスンが活躍する推理ものとしては面白かったです。ただ、カササギのキャラとか、日暮のバックグラウンドとかあと一歩が欲しい。続編があれば読みたいです。
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数冊、道尾氏の作品を読んでいるのですが、今回の作品はいつもの感じとはちょっと違うテイストで書かれていますねぇ。またかーって言うクドサがなく、簡単にサクサク読めました。だいたい、1人の方の作品を読み続けると、その方のクセや落とし所やパターンがあるのですが・・・。今回の道尾氏の作風は...
数冊、道尾氏の作品を読んでいるのですが、今回の作品はいつもの感じとはちょっと違うテイストで書かれていますねぇ。またかーって言うクドサがなく、簡単にサクサク読めました。だいたい、1人の方の作品を読み続けると、その方のクセや落とし所やパターンがあるのですが・・・。今回の道尾氏の作風はそう言った意味じゃ、良い意味で裏切られた感がありました。
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ゆるーい、なまぬるーい推理?小説でした。 頭を使わずにさらりと読めるので、寝る前の読本に適している。程良く眠気も誘ってくれるし。 嫌いじゃないけど、私は「カラスの親指」のような道尾作品をまた読みたい。
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道尾作品にしては軽くて優しくて読みやすい印象。 タイトル通りに四季で章を分けて区切り、美しくまとまっている。 少しひっかかりを覚えるところもあったけど、 最終章がじんわり良かったのでどうでも良くなった。 結局は読後感かな。
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総合評価としてはまあまあ でも、なんか住職がじゃま 意味分からんし・・・ 華沙々木君はうっとおしいし、菜美ちゃんもうざい で、日暮君もイライラする 謎解きとしてはまあまあかな?
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道尾秀介の4編からなる連作短編集。 これは、好き嫌いが分かれるんじゃないか? 自分は、この作品は好きじゃない。 主だった登場人物は、主人公の日暮、リサイクル・ショップの共同経営者(華沙々木)なんだが、この華沙々木にまるで感情移入できない。 何故か・・・自分が最も嫌いなタイプの人間...
道尾秀介の4編からなる連作短編集。 これは、好き嫌いが分かれるんじゃないか? 自分は、この作品は好きじゃない。 主だった登場人物は、主人公の日暮、リサイクル・ショップの共同経営者(華沙々木)なんだが、この華沙々木にまるで感情移入できない。 何故か・・・自分が最も嫌いなタイプの人間だからだ。 小説を読んでいると、犯罪者やら悪人やら前任やらいろいろ出てくるが、いつも登場人物に感情移入して読んでいる。それがたとえ犯罪者であろうとも・・・。 が、この華沙々木だけには、感情移入できない。好きとか嫌いとか言う以前の問題で、生理的に受け付けないタイプ。 読んでて、不愉快な気分にさえなった。これが、全4編に登場してくるんだから、ちょっとした苦痛でもあったが・・・。 4編とも軽い推理小説仕立てだが、驚くようなトリックも無く、無難にまとめた感じでもある。 最終章の「冬 橘の寺」だけは、さすがに締めくくりの章らしく泣かせる展開なんだが、いかんせん、登場人物が軽すぎて、泣けない。
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道尾秀介さんの作品は2作目。 最初に読んだ「カラスの親指」のイメージで読んでみたらまったく違った。 イメージは明るく、朗らか。 この「カササギたちの四季」はとても読みやすくやさしい。 道尾さんは優しい人なんだろうなと想像してしまう。 話の起伏があまりないように感じるけど、...
道尾秀介さんの作品は2作目。 最初に読んだ「カラスの親指」のイメージで読んでみたらまったく違った。 イメージは明るく、朗らか。 この「カササギたちの四季」はとても読みやすくやさしい。 道尾さんは優しい人なんだろうなと想像してしまう。 話の起伏があまりないように感じるけど、この本は個人的には好き。
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季節をつなぐ4篇。明るい道尾作品。 ゆる~い感じで、キャラの雰囲気がちょっと伊坂作品っぽいなと思った。
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道尾秀介大好きだけど・・これは本をもう閉じようか?自問自答しながら最後まで読んだ。 謎解きもあるけど ダラダラ話が続いて行く感じが私にはだめだった
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道尾さんのコージーミステリー。雰囲気は好きなんだけど、ちょっと最近この手のミステリーは食傷気味であまりグイグイ読めなかったです。
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