うさぎパン の商品レビュー

瀧羽麻子【著】

2012/06/04

かわいらしいお話。
ファンタジー要素が入っているものの、なにか大きな事件が起こるわけでもなくそのため盛り上がりには欠けるが、この作品はそれで良いのだとも思えてくる。
ほんわかしていて、その独特の空気感に癒された。
そして読んでいるととにかくパンが食べたくなってくる。読み終わったあとの何週間か、私の中でパンブームが来たほど。

2012/05/30

とにかくパンが食べたくなります。
はちみつつけて。

長編などを読んだ後に箸休め的に読むといい本かもしれません。

主人公中心とした物語なのでいいのですが
周りのバックグラウンドとか掘り下げて考えていくと
うーーーん…となるかなー。ご都合主義というか。

まあ、むずかしく考えず、パン片手に読むことをお勧めしますw

2012/05/25

優しくてほんわかして、読了感が暖かくて本当に良い。
美味しいパンが食べたくなるし、なんだか元気が出てくる。
一作目の聡子もミドリもとても優しくそれを素直に受け止められる優子もまた素晴らしい。
二作目も読みやすく、吉田先生がいい。

2012/05/23

中編小説が2編、どちらもざっくり言えば主人公の成長物語。

普段はしないんですが、この作品に限って購入前に解説を読んじゃいました、結果、過度に期待してしまった、失敗。

＞甘い。まろやかで濃厚な蜜の味が、舌にじんじん染みとおっていく。

2編目の結末近く、作品後の主人公の生活を暗示する文章です。
何か好き、きっと今後、ふとしたときに思い出してにやっとすると思います。

2012/05/22

優しくてほんわかして、きゅんきゅんするお話。ほんわか、ほっこりという言葉が似合う。登場人物が皆優しく、暖かい。高校生の可愛い恋愛にきゅんきゅん。そしてタイトルにも有るように、パンが随所随所に出てきます。読んでたらパンが食べたくなる！
はちみつもきゅんきゅんしました！

2012/05/20

ほのぼの。ほっこり。テンポがよくて一気に読めます。心地いい。
特に、後ろについてる書き下ろし短編にでてくる非モテ男子さんがヤバイ。素敵。
無言でも息苦しさのない空間に憧れる。

2012/05/15

優子は血の繋がっていない、「継母」であるところのミドリさんと二人で仲良く暮らしている。
女子高育ちの優子は高校を受験して共学に通い始め、そこで出会ったパン好きの同志、富田君や、成績が思わしくなかったことから呼ばれた家庭教師の美和ちゃんと親交を深めていく。
ところが、穏やかな日常の中で、思いがけない人物と出会い……

友人に薦められて読んだ。

素直で優しい文章で、ほわっとさらっと読める感じ。
人物の造形が堅実で、ふとした喜びだとか、居た堪れなさだとかがとても自然だった。
パンが食べたくなりました。

2012/05/14

家族や、恋愛。
そして読んでるうちに思わず焼き立ての
パンが食べたくなるような、そんなほっこりとしたお話。

2012/05/14

パンを通して、いろいろな出会いがあって読んでいてほっこりしました。
富田くんみたいな人と私も出会いたいな、と思いました(笑)

2012/08/05

うさぎパンというタイトルより、「虹と観覧車と白いうさぎ」のほうがしっくりきます。応募時のタイトルって大事ですね。

はちみつに出てくる吉田先生の気遣いが素敵だった！