うさぎパン の商品レビュー
非常にかわいいお話だし、読んでいるとパンを食べたくなります。笑 いろいろ抱えてる女の子と、その近くにいる優しい男の子、という設定は「幸福な食卓」などと似通うけど、こちらはストーリー云々ではなく、パンを食べてるシーンだけでなんだか幸せな気分になります。大学生の女の子のキャラもいい!...
非常にかわいいお話だし、読んでいるとパンを食べたくなります。笑 いろいろ抱えてる女の子と、その近くにいる優しい男の子、という設定は「幸福な食卓」などと似通うけど、こちらはストーリー云々ではなく、パンを食べてるシーンだけでなんだか幸せな気分になります。大学生の女の子のキャラもいい!けどちょっとファンタジー(オカルト)は苦手なので☆は3つ。
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この作品で第二回ダ・ヴィンチ文学賞大賞をとってデビューしたそうです。解説の藤田香織さんが「救世主作家・瀧羽麻子」としてその魅力を書いていらっしゃいますが、なるほどなぁと思いました。漢方薬のようにじんわりと気持ちを上向きにさせてくれる感じという藤田さんの表現がぴったりです。「はちみ...
この作品で第二回ダ・ヴィンチ文学賞大賞をとってデビューしたそうです。解説の藤田香織さんが「救世主作家・瀧羽麻子」としてその魅力を書いていらっしゃいますが、なるほどなぁと思いました。漢方薬のようにじんわりと気持ちを上向きにさせてくれる感じという藤田さんの表現がぴったりです。「はちみつ」という「うさぎパン」のスピンオフ作品もついていて、こちらも楽しめます。
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女子高生の主人公のほのぼのとした一人称で甘酸っぱい片思いから何気に重い家族の秘話(?)まで語られ、さらりと読めた一冊。なんていうか、自分がどれだけ高校生の感覚から離れてしまったのかと強く感じました・・・思春期はとっくに終わったのね、と(^_^;)
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タイトルの通り、ふんわり優しいお話。癒された。書き下ろしの「はちみつ」の方も、何だかいいなあ、ってほっこり。 ちょっと物足りない感じもあったけど。
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「かわいらしい物語」それに尽きる気がする。 物語の終わりが語り過ぎないで物語を手放してくれたり、自分の好みの物語進行だなんだけど。 やや贅沢をいえば、もうちょっと、こう、コクみたいなものがほしい気がするけど、どんな風になるとコクがでるのかは書き手のスキルのない自分にはさっぱり...
「かわいらしい物語」それに尽きる気がする。 物語の終わりが語り過ぎないで物語を手放してくれたり、自分の好みの物語進行だなんだけど。 やや贅沢をいえば、もうちょっと、こう、コクみたいなものがほしい気がするけど、どんな風になるとコクがでるのかは書き手のスキルのない自分にはさっぱり。 物語はパンが好きな女子高生の恋愛モノ?なんだけど、、とか書くとどうにも面白くなさそうな風に聞こえちゃいそうではある。 もう一本の「はちみつ」は同様に一人称で語られるんだけど、時間軸の整理が不十分で話が見えにくいところがあったりしてたり。これは描き分けの技なんだろうか?練りこみが弱いだけなんだろうか?
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気取っていなくて、文学っぽくなくて、現代っぽくて、なのに”ピュア”で素敵な世界観だなと思いました。でも若すぎて恋愛体質すぎて、オバサンの私には共感できなかった(涙)
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