連続殺人鬼カエル男 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
面白すぎてほぼ徹夜で一気読みしてしまった。このミス大賞候補ということで納得。同じ作者の別のタイプの小説が同時候補というところがまたすごい。もう一個の候補も読んでみたい。最後の犯人当ては難しいなあ。
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よくあるこのミス系どんでん返しミステリー。まあ出来はいいと思います、でも何かこの手のミステリーって読み飽きたなあ。どんでん返しは綺麗です。
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「さよならドビュッシー」の中山七里のサイコスリラー。一見B級映画っぽい設定に見えるが、アガサクリスティーの名作へのオマージュ、時間軸や想像力を利用したミスリード、ラスト一行までのどんでん返しなど、とてつもない完成度をほこる小説。さよならドビュッシーが大賞を受賞した同じ年の「このミ...
「さよならドビュッシー」の中山七里のサイコスリラー。一見B級映画っぽい設定に見えるが、アガサクリスティーの名作へのオマージュ、時間軸や想像力を利用したミスリード、ラスト一行までのどんでん返しなど、とてつもない完成度をほこる小説。さよならドビュッシーが大賞を受賞した同じ年の「このミステリーがすごい!」で最終選考まで残ったことを考えれば、この作家のポテンシャルはとんでもないと思う。
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予想以上に面白かった!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆ 最後のどんでん返しには、やられた。 題名からは、想像つかない残虐な殺人事件から始まり、意表を突かれた。この話が好きな人は、「魔女は甦る」もオススメかも。
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題名、表紙からは想像もつかないほど、えげつない表現が多い。途中まではスローペースだったが後半からの意外な展開から読む手が止まらなかった。サスペンスに近いのかと思いきや様々な伏線と最後のどんでん返しでミステリーとして秀逸ながらも、刑法39条について読者に問いかけるメッセージ性があり...
題名、表紙からは想像もつかないほど、えげつない表現が多い。途中まではスローペースだったが後半からの意外な展開から読む手が止まらなかった。サスペンスに近いのかと思いきや様々な伏線と最後のどんでん返しでミステリーとして秀逸ながらも、刑法39条について読者に問いかけるメッセージ性があり、とても完成度が高い作品だと感じた。
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最初は解説的、押し付け的な感じがはなについたが、どんどん読み進められた。 構成も最後を予感させ、ある程度は読みもあたったが、最後の展開ははるか上をいっていてた。
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猟奇的殺人シーンがややグロいけど、私は平気でした。 なかなか読み応えのあるストーリーで、手に汗握るシーンも。 そして最後にまたゾっとさせられる、よく出来た内容でした! ・・・しかし、実は少し前に読んだので、記録を書こうと思い出していたのですが全然内容が思い出せず。 ネットでネタ...
猟奇的殺人シーンがややグロいけど、私は平気でした。 なかなか読み応えのあるストーリーで、手に汗握るシーンも。 そして最後にまたゾっとさせられる、よく出来た内容でした! ・・・しかし、実は少し前に読んだので、記録を書こうと思い出していたのですが全然内容が思い出せず。 ネットでネタバレを読んで思い出して書きました。 あんまり記憶には残らなかったみたいです^^;
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ミステリーとしては面白かった。 二転三転するスピード感のあるストーリー展開もどんどん読み進めてしまう魅力くらい魅力がある。
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あとあと尾をひく作品。 なんかふとしたときに思い出す。過去の自分を語る部分が印象的。 たまに思い出したときにその部分が、ニュースかなにかで聞いたことだっけ。と思うくらいリアル。 絶対映像化はされたくない!!小説だからこそのこのどんでん返しだと思った。
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読み進める間中痛くて、イタくて。 少年法や刑法第三十九条等で裁かれる事件は、 世論や真実か否で本当や正しい事、 間違った事が変わってしまう、扱い難い現実。 カエル男が何故そうなったのか。 人の常識や正気や狂気は曖昧で、人格や尊厳って何なのか。 人は自分の目で見て感じて考えた事で...
読み進める間中痛くて、イタくて。 少年法や刑法第三十九条等で裁かれる事件は、 世論や真実か否で本当や正しい事、 間違った事が変わってしまう、扱い難い現実。 カエル男が何故そうなったのか。 人の常識や正気や狂気は曖昧で、人格や尊厳って何なのか。 人は自分の目で見て感じて考えた事でしか、 物事を把握出来ないものなんでしょうか。 最後は自分が決着を着けるのではなく、着かされるんだろうけど、 そうなってしまってもいいよね、って思えてしまう。
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