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武士道セブンティーン の商品レビュー

4.3

263件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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  3. 3つ

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2020/04/26

友情と成長。 馴れ合いや浮き足立つ出来事なんて全然ない。 剣道を通じて二人の女子高生の剣道に対する考え方や自分の価値観と向き合い成長していく物語。

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2019/12/28

0063 2018/09/21読了 後輩ができて香織が先輩になってるのがよい。後輩思いだし。 清水くんもまた出てきて面白かった。彼も苦労している。 ラストは切ないけど、次の巻を読むのが楽しみ。

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2019/12/29

前作に続いてとてもいい話だった。 どんなにひどい言葉でも、その裏にはやさしさがあることもあるんだなと思った。そして、この本には、田原美緒という香織の後輩も新しく登場して、美緒と香織の関係にはとてもあこがれたし、いいなと思った。 この本の話の続きを早く読みたい。

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2019/12/25

前作に続いての剣道少女二人の友情の物語。 2年生から神奈川と福岡に分かれてしまって、別々の剣道をあり方を考えていくが、結局は二人とも剣道が「収め」るものであることを理解することがこの巻の主題かと思う。 香織と後輩の関係、早苗と香織のライバルとの関係が少しづつ変化していくところに「...

前作に続いての剣道少女二人の友情の物語。 2年生から神奈川と福岡に分かれてしまって、別々の剣道をあり方を考えていくが、結局は二人とも剣道が「収め」るものであることを理解することがこの巻の主題かと思う。 香織と後輩の関係、早苗と香織のライバルとの関係が少しづつ変化していくところに「なぜ」という疑問を感じながら、物語が進行していくため、もどかしい思いが残る。 この疑問は次作で解決されるのだろうか、いや、解決してもらわないとずっと引きずりそうで恐い(笑)

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2019/12/24

Bushido steals the opponent's fighting ability and rules the battle.(武士道は、相手の戦闘能力を奪い、戦いを収める)

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2019/09/29

剣道がスポーツとして競技化されている以上、そのルールの中で効率的に勝つ方法を追及するのは間違いではないでしょう。でも、納得し難い。 日本人なら大半の人が感覚的にそう思うのではないでしょうか。それは、剣道が心や精神と知った内面を育む側面を過分に含んでいるからだと思います。 なので、...

剣道がスポーツとして競技化されている以上、そのルールの中で効率的に勝つ方法を追及するのは間違いではないでしょう。でも、納得し難い。 日本人なら大半の人が感覚的にそう思うのではないでしょうか。それは、剣道が心や精神と知った内面を育む側面を過分に含んでいるからだと思います。 なので、スポーツ化に傾倒するレナに警鐘を鳴らせたことに溜飲が下がりました。

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2019/08/16

うーん、おもしろい! 2巻目でも、決して間延びした感じはなく、最後までワクワクしながら読めた。 武道としての剣道とスポーツとの違い、吉野先生のラスト付近での話でよく分かった気がする。 しかし、こんなこと思って剣道している人って、どのくらいいるのかな? 確かに剣道はオリンピック競技...

うーん、おもしろい! 2巻目でも、決して間延びした感じはなく、最後までワクワクしながら読めた。 武道としての剣道とスポーツとの違い、吉野先生のラスト付近での話でよく分かった気がする。 しかし、こんなこと思って剣道している人って、どのくらいいるのかな? 確かに剣道はオリンピック競技にはならない。でも、その理由を「剣道はスポーツじゃなくて、武道だから」と、言葉そのままに説明する人が多い。じゃあ柔道は?何が違うのか?審判の判定があるから?ルールで捌ききれない部分があるから?じゃあフィギアスケートや体操は?気剣体の一致?残心??外国人には理解できないもの? この本で少し理解出来たような気がする。

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2019/08/15

剣道にはさして興味はないのに...何でこんなに面白いんだ??武士道シリーズ第二弾。同じ高校剣道部だった香織と早苗は転校で離れ離れに。前作では荒くれものだった香織は随分まるくなり、ノホホンお気楽だった早苗は何だかお悩みモード。とにかく二人の目線で語られる物語は、各々特徴的な文体で魅...

剣道にはさして興味はないのに...何でこんなに面白いんだ??武士道シリーズ第二弾。同じ高校剣道部だった香織と早苗は転校で離れ離れに。前作では荒くれものだった香織は随分まるくなり、ノホホンお気楽だった早苗は何だかお悩みモード。とにかく二人の目線で語られる物語は、各々特徴的な文体で魅力的。前作よりも、香織が素直になったぶん楽しめた。剣道とは、スポーツなだけでない、武道である!!武士道の通った勝負がしたい!!二人の少女の熱い思いが爽やかに、ユニークに、胸を駆け抜ける良作。続編も楽しみ。

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2019/06/05

武士道シリーズ2作目 早苗は福岡へ転校 前巻でインターハイまで描いていたのはなかった事にして新学年になるとこから 今回も香織視点と早苗視点の交互 香織が精神的に成長している 「武者」ではなく「武士」になったんだね なので自分の「国」や「藩」とも言える学校のために後輩を育てたり...

武士道シリーズ2作目 早苗は福岡へ転校 前巻でインターハイまで描いていたのはなかった事にして新学年になるとこから 今回も香織視点と早苗視点の交互 香織が精神的に成長している 「武者」ではなく「武士」になったんだね なので自分の「国」や「藩」とも言える学校のために後輩を育てたり後輩に成長の機会を作ったりとかね そして玄明先生はお客さんにはそこまで厳しくはない 早苗が玄人好みという考えもわかる その辺もやはり主人公属性なんだよなぁ あと、吉野先生の言ってる「スポーツと武道の違い」の話は長年の疑問に思っていたというか腑に落ちないところが解消した 剣道の「浅い」とか「ズレている」とか「気迫がない」とかって理由で一本にならないというルール 浅くてもズレてても真剣だったらむしろ死んでるし、気迫が足りなくても斬れてるしって思ってたんだが、想定している有効打というのが違ったんだね 相手を殺すための剣ではなく、事態を収拾するための剣が武士道 なるほど、確かに礼が大事なわけだ 同じように武道が源流だけど世界的に広まってる柔道 こっちは完全に競技化の一途で揺り戻しはないようで 技あり二つで一本はともかく、効果や有効はいくらとっても一本にはならないと思うんだがなぁ 本来は一本のみが正しい勝利で、ポイントを取るための技なんてないんだけどね 諸手刈りが蔓延してレスリングっぽくなったから禁止して、立ちでの下半身攻撃禁止の流れはポイント制柔道への牽制かと思いきや、結局は柔道が着衣レスリングというポジションに成り下がったように見える 国際ルールは講道館柔道とはコンセプトも前より一層かけ離れてきたよな 武道の競技化とはこういうものであるという前例としては興味深い 多分、剣道が競技化・グルーバル化したらフェンシングっぽくなっちゃうんだろうなと思う とりあえず当たればOKみたいなのとか、そのうちポイント制が導入されたりするんだろうなぁという予測はできる 玉竜旗とかは実在の大会なので、学校もリアルにそうかと思ってしまう人がいるのかもしれない 東松のモデルが桐蔭なのは前巻の謝辞でわかってて、福岡南の元ネタは中村学園だろうなぁとは思ってたけどやはりそうだったね でも校風はフィクションだと明記されているあたり、何かご意見が届いたのかなぁ~と邪推してしまう テレビで取り上げられてたのを見るに、中村学園はちゃんと武道としての剣道をやってると思うよ あと、一度は言ってみたい言葉 「命までは取らない」(笑) 個人的には「ここは俺に任せて先にいけ!なに、後で追いつくさ」とか「俺、この〇〇が終わったら結婚するんだ」とか 明らかな死亡フラグは言ってみたい それが剣道やってる人だったら、あんなセリフになるんだね(笑)

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2019/04/13

何度読んでもいいな。 今回は早苗とレナの決闘後で吉野先生の武士道への想い。武道、武士の仕事は、戦いを収めることばい。スポーツと武道の違いは日本人として心に染みる。 香織の武士道も男前。安心しろ。命まではとりはしない。かっこいい。 また数年後読み返すのは決まってる。 その時にまた新...

何度読んでもいいな。 今回は早苗とレナの決闘後で吉野先生の武士道への想い。武道、武士の仕事は、戦いを収めることばい。スポーツと武道の違いは日本人として心に染みる。 香織の武士道も男前。安心しろ。命まではとりはしない。かっこいい。 また数年後読み返すのは決まってる。 その時にまた新しい面白さに気づくのが今から楽しみ。

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