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武士道セブンティーン の商品レビュー

4.3

263件のお客様レビュー

  1. 5つ

    109

  2. 4つ

    101

  3. 3つ

    36

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2022/01/17

武蔵を師と仰ぐ香織が前作では極端過ぎていたが、1年経って自分以外にも目を向けられるようになった。一番大きいのは、対照的だった早苗が引越した事と、香織を慕う後輩ができたことかも知れない。早苗も新しい環境で、戸惑いながら剣道を続けている。二人の遠く離れていても強い絆、イジメへの対応や...

武蔵を師と仰ぐ香織が前作では極端過ぎていたが、1年経って自分以外にも目を向けられるようになった。一番大きいのは、対照的だった早苗が引越した事と、香織を慕う後輩ができたことかも知れない。早苗も新しい環境で、戸惑いながら剣道を続けている。二人の遠く離れていても強い絆、イジメへの対応や親の大怪我等の事件もあり、前作よりも読んでいて面白かった。二人の剣道勝負でも3年生となる次作が楽しみだ。

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2022/05/19

2013年11月3日 「武士道シックスティーン」に続く第2弾。 ああー、おもしろかったです!個人的には、シックスティーンよりもずっとおもしろかった。

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2021/08/20
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p.106 「エエーッ、ペア木刀?素敵ィーッ」 p.124 そんなふうに「好き」をいっぱい数える方が、私は幸せだと思う。 p.179 すべてが丸く収まるということは、誰も、誰かを恨んではいけないということでもある。それはそれで、苦しいものだ。憎まれっ子は、一人くらいいた方がいい。 p.274 カバンから携帯を出して、中段に構える。 ペア木刀…田原にはまってしまいました。 でも、やっぱり香織かな…。 前作以上におもしろかったです。

Posted byブクログ

2021/07/23

前作の続き、17歳になった香織と早苗。 武士道×女子高生の組み合わせが面白くて。 剣道を通じて、学んで成長し、道を探りながら自らの武士道を見つけるところが良かった。 離れていても、心が繋がっている同志ともライバルとも言える香織と早苗の関係性がとても素敵。

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2021/07/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前作「武士道シックスティーン」の最後、早苗は福岡へ引っ越し、磯山さんと離れ離れになる。そして、インターハイで再会。本作は、その間のお話が中心。 早苗は、福岡で剣道の強豪校・福岡南に転入する。福岡南の剣道は、これまでとは違い、競技としての勝ち負けにとことんまでこだわった剣道だった。それを最もよく現わしているのがレナ。しかも、レナは磯山さんが全中の決勝戦で負けた相手だった。 早苗は、福岡南での剣道にどうしてもなじめない。ほんとの剣術だったらあり得ない、だけど剣道のルールだったら反則でない戦い方をするレナ。早苗は、そんなの剣道じゃない、と思う。だったら、剣道って何なのか。武士道って何なのか。早苗は悩む。悩み、そしてレナに果し合い(!)で勝つ。その上で、福岡南で自分を鍛えようと誓う。 レナが目指す剣道は間違っていないと思う。早苗と会わないだけ。そもそも、果し合いなんてする機会なんてないし。強ければ良い、ということでもない。ただ、みんながそれぞれ、相手を思いやりながら、悩む。その姿をみて、いいなあ、と思ってしまうのだ。

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2021/06/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

武士は相手を倒すのではなく、戦いを収める者。 剣道は競技としての勝ちよりも武士道を貫くことに価値を見出す主人公たち。 今作では終盤に香織、早苗それぞれに防具をつけない実戦シーンがあり、心理描写がすばらしい。 お気楽不動心 早苗と母の会話 香織を意識しながら、静かに闘志と武士道マインドが込み上げてきているシーン好きです。 「早苗……寝ぼけてんの?」 「大丈夫。寝ぼけてない。普通に正気」 「どこいくの」 「屋上」 「何しに」 「素振り」 「なんで」 「寝れないの」 「ちょっと、よしてよ」

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2021/06/03

武士道シリーズ第2弾。 前回葛藤を乗り越えた香織はこの巻けっこうのほほんとマイペース。 一方早苗は剣道の超名門校に転校し苦難の日々を送る。 ホント2人いいコンビだなー。 香織が早苗のこと好きすぎてニヤニヤしてしまう。

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2021/05/11

続きが読みたくて探したらセブンティーンあったので早速。エイティーンが見当たらない。。。卒業後の話も出ているらしいですね・・・

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2021/03/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

高校2年生になった香織と早苗、早苗の家の 事情で離れ離れになった二人でしたが お互いに持っていないものに影響され 成長し「武士道」に邁進していく・・・ そもそもキャラ設定モリモリの登場人物に 加え香織の後輩や早苗の転校先の高校でも 一癖も二癖もある登場人物が盛り沢山でした。 冒頭は前作の「武士道シックスティーン」の 最後の方の話を掘り下げて描かれていて あぁ~あっちやこっちではそういうこと になってたのかと改めて納得。 前作同様、章ごとに語り手が変わり、 さらに内心で思っていることもかなり たっぷり描かれているので登場人物の 気持ちがよくわかって面白い。 剣道以外にもなかなかぶっ飛んだ エピソードもあって面白く読めました。

Posted byブクログ

2021/02/11

「セブンティーン」もおもしろかった!自分が今までこの本を読んでこなかったことが悔やまれるほどでした。 自分が福岡出身なので、物語の半分は舞台が福岡で、博多弁が大量に登場するのも心地よかったです。

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