猫と針 の商品レビュー
タイトル買いしたが… 戯作。 台本の作り。 少しづつ状況が見えてくる、という面白さがある。 が、ストンと終わってしまうのでそこはイマイチ。
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小説かと思って借りたら、舞台の台本でした? 登場人物を把握するのにてこずったけど、面白かったです。 実際に舞台で上演されたのを見てみたかったなぁ。
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戯曲です。 あらすじ 友人の葬式の日。高校時代の同級生5人が集まった。 その日はちょうど、映画監督としてデビューしていたタカハシのオファーで、映画のエキストラとして、5人が集まる日だった。衣装は喪服で。 5人の昔話の中、昔あったフィルムの盗難事件、そして、殺されたオギワラの、犯人はいったい・・・ 人は、そこにいない人の話をする・・・・・。 という話でした。 うーむ。 ちょっと怖い、かな。タカハシは、過去に起こったことをフィルムに収めることで、現実にしようとしている。 でも、それはタカハシという人間のファインダー越しの現実。台本を渡し、作り出した現実。 そう見えました。 ふんわりと浮かび上がってくる現実。面白かったです。 ただ、なんとなく、小さくお話をたたみすぎているかなぁ、と思いました。
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お芝居をテーマにした小説かと思って読んだら、本当にお芝居の脚本でした。劇団キャラメルボックスのために書き下ろされた恩田さん初の脚本。タナカ・ヤマダ・サトウ(ここまで男、あと2人女)・タカハシ・スズキ、という高校時代の同級生5人による会話劇。テーマは、「人はその場に居ない人の話をす...
お芝居をテーマにした小説かと思って読んだら、本当にお芝居の脚本でした。劇団キャラメルボックスのために書き下ろされた恩田さん初の脚本。タナカ・ヤマダ・サトウ(ここまで男、あと2人女)・タカハシ・スズキ、という高校時代の同級生5人による会話劇。テーマは、「人はその場に居ない人の話をする」ということ。脚本そのものも面白かったけれど、その前後に添えられていたチラシへのコメントや当時の日記式解説が、恩田さん執筆の舞台裏が垣間見えて、とても面白かったです。特にご本人による解説は、本編と同じかそれ以上に面白かったです。
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修学旅行中の移動とかのときに読む用に購入。 ふつーに面白かったかな。 薄いし、脚本(?)のだったからすらすら読みました。 これということは特に無いけど、ひとりひとりがカメラに向かって語るシーンがすき
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う〜む、戯曲を本で読むのはどうもなあ。 やっぱり、実際形になったものを見たいと思ってしまうので。 登場人物がそう多くないのに、誰が誰かわからなくなってしまった。
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「猫と針」恩田陸 恩田陸初の戯曲作品。水銀灯のスポットライト。 劇団キャラメルボックス 2007チャレンジシアターVol.5、演出/横内謙介 まんま恩田さんの人間サスペンスで、男と女のセリフ回しだとか、ハッとするような展開とか、なによりノスタルジーと美しさ・哀しさを感じさせる世...
「猫と針」恩田陸 恩田陸初の戯曲作品。水銀灯のスポットライト。 劇団キャラメルボックス 2007チャレンジシアターVol.5、演出/横内謙介 まんま恩田さんの人間サスペンスで、男と女のセリフ回しだとか、ハッとするような展開とか、なによりノスタルジーと美しさ・哀しさを感じさせる世界観。 これが実際芝居として生身の役者さんたちに演じられるとどうなるのか、不思議な感じです。 逆に、もともと恩田作品には演劇(と映画)に通じる雰囲気があるんだなあと、今さら実感。 そう考えると東野圭吾やらはTVドラマに比較的近いのではないか? 小説として読むと物足りないですが、舞台上を想像しながら読むと、プチ演出家気分(笑)(3)
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これは少し珍しいシナリオ。 「木漏れ日に泳ぐ魚」のように人の会話からストーリーを展開しているのだけど、最後には謎がすべて明らかになるって感じじゃなくて、「これはどういう事なんだろう?」「○○はどんな風に思ってたんだろう?」と考えずにはいられませんでした。 そういう想像を掻き立て...
これは少し珍しいシナリオ。 「木漏れ日に泳ぐ魚」のように人の会話からストーリーを展開しているのだけど、最後には謎がすべて明らかになるって感じじゃなくて、「これはどういう事なんだろう?」「○○はどんな風に思ってたんだろう?」と考えずにはいられませんでした。 そういう想像を掻き立てるところも小説の醍醐味って気がする。 短い話なので、あっという間に読破してしまいました。
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戯曲風に書いた小説なのかと思ったら本当に戯曲だったという。 読みやすくあっという間に読んでしまいましたが、 読みやすすぎた為名前と人物が一致しないまま終わりました。 いまだにタカハシさんしか特定されていません。 もう本当。ねえ。 ミステリ小説として読んでしまった為途中までドキ...
戯曲風に書いた小説なのかと思ったら本当に戯曲だったという。 読みやすくあっという間に読んでしまいましたが、 読みやすすぎた為名前と人物が一致しないまま終わりました。 いまだにタカハシさんしか特定されていません。 もう本当。ねえ。 ミステリ小説として読んでしまった為途中までドキドキして読めましたが、最後ストンと終わってしまった感じ。 あれ、あれ?って、迷子な感じ。 生舞台を見たらまた違った作品に見えるんだろうなあ。
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戯曲は初めて読んだが、普通の小説と違い淡々と物事が進んでいった。内容と設定は個人的には好みだが、密室劇なので話の展開は、こじんまりしていて刺激感はなかった。 ラストは少し温かくなるような、なんかスッキリした感じ(うまく表現できん…) 個人的には本編の後に載っている猫と針日記も楽し...
戯曲は初めて読んだが、普通の小説と違い淡々と物事が進んでいった。内容と設定は個人的には好みだが、密室劇なので話の展開は、こじんまりしていて刺激感はなかった。 ラストは少し温かくなるような、なんかスッキリした感じ(うまく表現できん…) 個人的には本編の後に載っている猫と針日記も楽しめた。
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