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猫と針 の商品レビュー

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69件のお客様レビュー

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2014/01/27

面白かったー。人が喋ってるだけの話書かせたらほんとうにうまいなあ。舞台で見たかった。最後のぶつぎり感とか、うまく演出してれば本当に良いものになってる気がする。

Posted byブクログ

2014/01/01

舞台のシナリオ。 小説ではなく、セリフでの構成。 内容は、死んだ精神科医の同級生のお葬式に集まったかつての友人達の関係性とか。

Posted byブクログ

2013/12/11

例によってはっきりしないで終わるんだろうなとは思ってたけど 予想以上に突然あっさり終わったなぁ わかりやすい解釈もできるんだけど、それでええんかなぁ 登場人物のモノローグがなければ、みんながそれぞれ怪しい感じになったとも思うけど… まぁ戯曲やし、よーわからん

Posted byブクログ

2013/12/07

恩田さんは、最も好きな作家さんと言っても過言ではないけれど、 戯曲というものに慣れていない私には、少し物足りなかったかな。 実際にお芝居を観たら、また違う感想を持つかもしれません。 高校時代の友人5人が、同窓生の葬式帰りに集まり小宴が始まる。 やがて話題は過去の不可解な事件へと...

恩田さんは、最も好きな作家さんと言っても過言ではないけれど、 戯曲というものに慣れていない私には、少し物足りなかったかな。 実際にお芝居を観たら、また違う感想を持つかもしれません。 高校時代の友人5人が、同窓生の葬式帰りに集まり小宴が始まる。 やがて話題は過去の不可解な事件へと及び…というお話。 これを長編サスペンス小説として書いてくれたら! 恩田さんお得意のジャンルじゃないかしら?? 最後の「猫と針」日記が一番面白かった。 以前エッセイでも読んだけど、やっぱり飛行機嫌いなのね(笑)

Posted byブクログ

2013/10/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

恩田陸の初めての劇作品。戯曲というよりは、やはり台本というべきだろう。ポスターが先に仕上がっているところからすれば、キャラメルボックスによる初演を想定しての書き下ろしか。お芝居は、3人の男と2人の女によって演じられるが、彼らは同じ高校の同窓生であり、ともに30代の後半という同質性が劇をやや平坦なものにしているし、戯曲として読む時には、誰が誰だかわかりにくいという欠点ともなる。また、エンディング近くのタカハシの独白も高校演劇を見ているようだが、キャラメルボックスのお芝居なら、これはこれでいいような気もする。

Posted byブクログ

2013/09/23

戯曲というものを他に読んだ事が無いので比較は出来ないがセリフが多いのでスラスラ読めた。たぶん場面転換や動きが多いストーリーならト書きが多くて読み辛いんやろなぁ。 読み物としては少し物足りなく感じたので、恩田陸色が濃い目の小説『猫と針』を書いて欲しい。 読み始めは上に書かれてる役名...

戯曲というものを他に読んだ事が無いので比較は出来ないがセリフが多いのでスラスラ読めた。たぶん場面転換や動きが多いストーリーならト書きが多くて読み辛いんやろなぁ。 読み物としては少し物足りなく感じたので、恩田陸色が濃い目の小説『猫と針』を書いて欲しい。 読み始めは上に書かれてる役名にも目をやってたが、途中で面倒になって役名を見ずに読んだけど大体誰が喋ってるか分かった。 もし再演などでチャンスがあるなら舞台を観てみたい。

Posted byブクログ

2013/09/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

劇場公開当時、お芝居を見に行った。 キャラメルボックス×恩田陸なんて、 こんな面白そうな物を見逃す手は無いと思ったのだ。 実際見てみて、キャラメルというより恩田色が強く、 場所も六本木で、舞台セットも生演奏も何もかもが異質で 心地よい違和感を抱いて帰路についたことを覚えている。 あの時の印象が、これを読んで鮮やかに蘇った。 非常にぎりぎりのところで書かれていたという裏話も面白かったし お芝居で見た時も感じた恩田さんの凄まじさが、 活字で読むととまた違った迫力で感じられる。 いきなり雑談にぽんと放り込まれて わけが分からず引き込まれている内に明かされていく驚愕の事実。 驚きつつもどこにでもありそうな感じがリアリティがあって 肌にざらつく感じが、舞台設定のスタジオの外は嵐というのと相俟って 絡みついてくるのがとても面白い。

Posted byブクログ

2013/07/12

「人はその場にいない人の話をする」 確かにそうだな。これは読んだあと、犯人は誰かを酒飲みながら討論したくなる。何もかもスッキリしないけど、読んだ人の数だけ犯人だと思う登場人物とその理由が浮かぶんじゃないかなーお芝居でみたらどんな感じだったのだろう。恩田ワールド堪能しました!

Posted byブクログ

2013/06/11

キャラメルボックス2007チャレンジシアターvol.5の為に書かれた、恩田陸の初の戯曲。 男女5人が葬式がえり、喪服でする会話。いない人物の話をする、不在と喪失によって浮き上がる物語。

Posted byブクログ

2013/04/14

舞台用のものを小説におこしたもの。登場人物それぞれに影があり、ただの世間話をしているだけだがいろいろ謎がでてきて楽しめる。わざと解かない謎もあり、それをうまく余韻として残している

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