さよならドビュッシー の商品レビュー
ダメだった
前章と事故後の違和感がすごくて、しかも不自然さがありすぎて読み進むのを断念した。 そして結末に飛んだけど、ちょっと無理がありすぎる。 この手の手法はある程度推理モノには存在するけど、少数派。 事故後の「彼女」に不信感しか湧かない状態で気持ち悪かった。 読者に目隠しするなら...
前章と事故後の違和感がすごくて、しかも不自然さがありすぎて読み進むのを断念した。 そして結末に飛んだけど、ちょっと無理がありすぎる。 この手の手法はある程度推理モノには存在するけど、少数派。 事故後の「彼女」に不信感しか湧かない状態で気持ち悪かった。 読者に目隠しするならもう少し違和感を感じさせないで欲しかった。
ニノマエ
!!!
ただただ面白かった! 小学生の子も含め、家族全員読みました。 おすすめです。
nyan
クラシックとかピアノが好きな人だったらいいかも?詳しすぎる説明とか描写が長々と続くから段々うんざりしてきてざーっと読み飛ばしてしまった…登場人物みんな気持ち悪いし読むのしんどかった。
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今更ながら中山七里さんが面白いことに気づき 読み始めることにした「さよならドビュッシー」は有名だし、このミス大賞受賞作なので 期待して読んだ 意外とピアノ場面が多く これなら恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」が上だなと思って読んでいた あまり、ミステリー部分が出てこず期待外れと思ったら最後の最後にこの手があったかという展開。 最後にすっきりする作品
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有名だし今更読んだ感は否めないけど 読み終えて良かった〜という感じ。 特にそこまで情報なく読み始めたから この黄色の装丁の可愛さから 吹奏楽系部活キラキラ青春物語かと思ったら とんでもなく騙された!! 展開も見事に吸い込まれるし驚きもあって 文量はあるけどあっという間に読み終えました。
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「180度ひっくり返される小説」というテーマで紹介されていた本だったので、「だまされないぞ!」と意気揚々と読み始めたのですが、すっかり騙されました笑 ここが伏線だぞ!とわかるようなヒントもちりばめてくれているのに、伏線の意味がわからず、ようやく最後の種明かしで「あぁ、そういうこ...
「180度ひっくり返される小説」というテーマで紹介されていた本だったので、「だまされないぞ!」と意気揚々と読み始めたのですが、すっかり騙されました笑 ここが伏線だぞ!とわかるようなヒントもちりばめてくれているのに、伏線の意味がわからず、ようやく最後の種明かしで「あぁ、そういうことか」と腑に落ちました。 また、例えば続編とかだと誰が探偵役か等の前情報が入ってしまいますが、これは著者のデビュー作なので、全登場人物が怪しく思えてきて、犯人考察を思う存分楽しめました! むしろ犯人考察に終始するあまり、種明かしの場面では、思いもよらないところから「どすっ」と刺されたような感覚を味わったくらいです(もっと視点を広く持てばよかった。。。)。 少し音楽の描写が長く感じるかもしれませんが、それぞれの曲のタイトルが書いてあるので、携帯でその音楽を流しながら、「あ、この描写はここのフレーズを言ってるんだな」という感じで著者の表現力を楽しめるのでお勧めです!
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よく考えれば想像できそうな展開だったのかもしれないけれど、何も考えず予想せずに読んだので思わず声が出てしまった。 物語に出てくるドビュッシーやベートーヴェンを聴きながら読んだりもし、またピアノを弾きたくなった。このシリーズも好きになりそう。
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どんでん返しがあると言われ読み始めた。 色んなことを想定しながら読んだが、これまた綺麗に騙された。 音楽はあまり詳しくないが、描写が丁寧で読むだけで聞いた気になるような表現力だった。 ただ最後はポジティブな終わり方で描かれているが、両親、特に父親の気持ちを考えるといたたまれない。 妻を失い、生きていたと思っていた実の娘も失い、さらには養子に迎えようとしていた子が妻を殺していた。この事実はかなりきつい。
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スポ根+音楽小説として充分楽しめる。 しかし、ミステリーであった。 最後のドンデン返しには驚いた。 タイトルが絶妙だと思った。
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長らえる生命よりも、闘い続ける意志の方が人には大事なんじゃないだろうか、という文章が好きだった。 読み終わってから冒頭を読み返すと、遥が先生の厳しい指導に鬱憤が溜まり、「自動演奏ピアノにまかせればいいじゃない」と毒を吐いているシーンがあった。まったく、ピアノは人に想いを伝える手段...
長らえる生命よりも、闘い続ける意志の方が人には大事なんじゃないだろうか、という文章が好きだった。 読み終わってから冒頭を読み返すと、遥が先生の厳しい指導に鬱憤が溜まり、「自動演奏ピアノにまかせればいいじゃない」と毒を吐いているシーンがあった。まったく、ピアノは人に想いを伝える手段であるのに……と小言を言いたくなるぐらいにはこの本を通してクラシックやピアノに対する思いが芽生えた気がしている。とても面白かった。続編も読みたい。
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