1,800円以上の注文で送料無料

新世界より(上) の商品レビュー

4

675件のお客様レビュー

  1. 5つ

    204

  2. 4つ

    227

  3. 3つ

    146

  4. 2つ

    29

  5. 1つ

    6

レビューを投稿

2011/08/18

はらはらしますねー! おもった以上に面白かった。 ずっと気になっていたのを、やっと読むことができました。 あああ、上中下、まとめて購入するんだった…!

Posted byブクログ

2011/08/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読み始めたときは、まず難しいと思いました。 自分の勉強不足もあって言葉が難しくて読めるか不安だったけど だんだんこの本の世界観に入り込んでしまい一気に読み終えました。 ミノシロモドキのあたりからは特に引き込まれました! この世界に至るまでの人類の争い、歴史。 知ってはいけないことが次々に明らかになっていきます。 中毒性がありでいい意味で“怖い”本です。

Posted byブクログ

2011/08/16

最初退屈に思ったが、途中から夢中だった。この人の小説はトラウマメイカーだ。読み終わった後、かなり長いこと自分の中の答えを探して考え込んだ覚えがある。

Posted byブクログ

2011/08/26

気分的にすごく夏休みなので(実際は明日も仕事ですが)、小中学生の頃みたいに現実味のない長めのSFとか読みたいな。と思って本屋をうろついていたところ遭遇。この著者の『黒い家』とか『天使の囀り』とか『青い炎』とか、そういや中学生のとき読んだな・・・と懐かしく思い、手に取りました。 ...

気分的にすごく夏休みなので(実際は明日も仕事ですが)、小中学生の頃みたいに現実味のない長めのSFとか読みたいな。と思って本屋をうろついていたところ遭遇。この著者の『黒い家』とか『天使の囀り』とか『青い炎』とか、そういや中学生のとき読んだな・・・と懐かしく思い、手に取りました。 現時点では、義務感で読んでます。面白く・・なるんだ・・・よね?と。SFはねー・・・どうしても世界の描写が長くなるからねー・・・ 歳をとるにつれ、そこでの想像力を湧かすことに熱中できなくなってきているのを感じます。 とりあえず中巻の「読ませる力」に期待。時間かけて読むだけの読後感がありそうかどうか、中巻の1/3ぐらいを読み終えた時点で、判断したいと思います。

Posted byブクログ

2011/08/13

SF大賞受賞ということで、すごく期待して読み始めた。 最初がなかなかとっつきにくくて、世界の成り立ちを知るのに時間がかかる。 けれど、途中からどんどん止まらなくなってきた。

Posted byブクログ

2011/08/05

この人の本は読みやすく面白い。 ど派手な感じの話ではないけど、 先が気になって読み進めてしまう。

Posted byブクログ

2011/08/10

超能力を手に入れた人類の世界のお話です。一見豊かに暮らしているように見えますが、「知らぬが仏」ってこともあるんですね。すべてを知った上で、それでも人の営みは変わらない。読むたびにいろいろなことを考えさせられる作品です。

Posted byブクログ

2011/07/31

 『新世界より』(貴志祐介著,講談社,2011年)を一気に読み終えました。文庫本3冊分,上中下巻に分かれていましたが,あっという間でした。  今から千年後の,未来のお話です。しかし,現代の文明は様々な理由で滅亡し(滅亡の過程は物語の中で徐々に明らかにされます),残されたわずかな...

 『新世界より』(貴志祐介著,講談社,2011年)を一気に読み終えました。文庫本3冊分,上中下巻に分かれていましたが,あっという間でした。  今から千年後の,未来のお話です。しかし,現代の文明は様々な理由で滅亡し(滅亡の過程は物語の中で徐々に明らかにされます),残されたわずかな人々は科学文明に頼らない実に牧歌的な生活を営んでいます。電気もコンクリートも自動車もなく,千年後だというのに昔の日本のような暮らしぶりです。  この時代の人々は,全員「呪力」という超能力を持っています。また,千年後の世界は生物の進化が異常に促進されていて,現代には存在しない奇怪な生物の宝庫になっています。「バケネズミ」がその最たるもので,ある程度の知能を持つことから人間社会に服従させ,労働をさせています。この「呪力」「バケネズミ」が物語全体を貫くキーワードになっていて,なぜこのような人間・生物が生まれてきたのか,物語の中で次第に明らかにされていきます。  この舞台設定はすごく好きだったのですが,物語の中で大虐殺が次々に起こり,残虐な描写がこれでもかと続くので,正直辟易したことも否めません。それが作品のテーマと直結しているので,描写する必要はあったのでしょうが,少々過剰な気もします。映画化とかは不可能でしょう。  それにしても,千年後の世界が舞台という壮大な物語は最近見たことがなかったので,久々に楽しかったです。

Posted byブクログ

2011/07/30

今日の世相に既視感を覚えて、以前読んだ今作を再読した。 懐かしい日本の原風景の中、こどもたちは全人学級に入学。超能力を使いこなすために。 改ざんされていく記憶。 人間に使役されるバケネズミたち。 町をぐるりと取り囲む八丁締め。 孤立した町で旧来の生活を営む人々。 何かがおかしい...

今日の世相に既視感を覚えて、以前読んだ今作を再読した。 懐かしい日本の原風景の中、こどもたちは全人学級に入学。超能力を使いこなすために。 改ざんされていく記憶。 人間に使役されるバケネズミたち。 町をぐるりと取り囲む八丁締め。 孤立した町で旧来の生活を営む人々。 何かがおかしい。 そこは嘘と恐怖と人間の罪深い欲によって作り上げられた究極の平和が支配する世界。 一人の生徒が消された。 記憶を改ざんされた人々はいつも通りの生活を営む。 まるでxなぞ初めから存在しなかったかのように。 そしてまた。 嘘で塗り固めた秩序。 その強固な扉がボロボロと崩れていくさまは、必然でもあり、知らなければ良かったと思わせる恐怖を含む。 その様は、安全神話が崩れ去る原子力ムラや 斜陽の米国、日本国を見ているかのようだ。 人間は果たして変われるのだろうか。

Posted byブクログ

2011/07/28

集中して読まないと何が起こっているのかよくわからず、私には読みづらかったです。テーマはおもしろそうに思いました(そのテーマを発見するのが大変でした)。

Posted byブクログ