新世界より(上) の商品レビュー

貴志祐介【著】

2011/07/22

物語の設定の説明が長くてうんざりしたが理解できてくると、一気に読み進められた。ものすごく続きが気になる！中巻へ。

2011/07/16

我慢との戦いに敗れそうになったときに一山超えた。
その世界観は秀逸、だけど、あれ？これ児童書だっけ？？と思っちゃう。
上巻は序章に過ぎないんだろう、中、下巻に期待する。

2011/07/03

１０００年後の日本が舞台のSFもの。
現代とは違う生活習慣とか。生物の多様性とかが登場する。
世界観がしっかり構成されていて、どっぷりはまりこめる。
不穏な感じもあったり、冒険にわくわくしたり、未知の世界への想像が膨らんだ。

2011/06/29

今から1000年後の日本が舞台。
一見平和で、一種牧歌的にも思える世界だけれど、どこかいびつで違和感を感じる。不穏な影がちらつく。
かつてあった文明の遺産に蓋をして、徹底的に管理された社会を構成するに至った真の理由は何なのだろう。先が気になる。

随所に描かれた生き物たちの生態が、また興味深い。

2011/06/27

架空の世界なのに描写がリアルで、どこからがフィクションなのか分からなくなる。
一見、穏やかで平和だけれど、どこか歪んでいる世界。
そのことに気付く人はほぼ皆無で、疑問を持つことは許されない。
書き手の独白が悲劇を予想させ、じわりと不気味。

2011/06/22

この世界観、面白い！！1000年後の日本。呪力という特殊な力を使えるようになった人間。結界に守られた村。
上中下巻の上だから説明的な部分が多いけど、序盤から引き込まれた。中盤から後半はさらにぐいぐい引き込まれた（笑）こういうSF読みたかった。上中下巻だけど、あっという間に読めそう。

2011/06/19

舞台は未来の日本。
その世界では人間に呪力(魔法のようなもの)が備わっています。
呪力の濫用を防ぐような秩序が構築されていて、現世で横行する犯罪行為は概念そのものが無くなっています。
一見、平和な文明社会かと思いきや、その裏では恐ろしい出来事が起きていました。そしてこうした社会が出来るまでには身の毛もよだつ恐ろしい歴史があったのです。
人間社会では秘密裡とされていたこれらの事象に、ひょんな好奇心から触れてしまう5人の子供たち
秘密を知った彼らに次々と降りかかる脅威。
序盤は世界観に馴染めず、なかなか読み進められなかったのですが、
歴史が明かされる中盤からはどっぷりハマりました。
リアルにこういう時代が来てもおかしくないんじゃないかと思わせますね。
中、下巻も早く読みたいです。

2011/06/10

文明社会が終わりを告げて、千年後。
日本は『神の力』呪力を持つ、人間達の社会を作り上げていた。

周囲を注連縄で囲い、穢れが入ってくることはない。
表面上完全に管理され、完全なる安定と平和を気付き上げた日本人。

子どもたちは野心と希望に溢れていた・・・
闇に消された先史文明の一端を知るまでは。

2011/06/10

ちょっと設定を読み解くのに時間はかかった。
ちなみにハードカバーの半分弱は読んであったけれど、それでも時間はかかる。とはいえ、絶対面白くなるのが後半でわかります。

2012/01/26

面白い。設定、背景が斬新でした。ハラハラしたりと面白っす。
能力（超能力）的な部分は小学校のときにとっても憧れましたよ！
ストーリーも幼少から成人まで長い時間軸で物語が流れていて、完成度高し。