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美女と竹林 の商品レビュー

3.6

254件のお客様レビュー

  1. 5つ

    31

  2. 4つ

    93

  3. 3つ

    86

  4. 2つ

    14

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2024/08/19

筆者本人を第3者の視点で描く。なぜか竹林にハマりつつ、だらしない作家であり、伐採がなかなか進まない、という話。かなりくだらないが、どこからが妄想でどこからが現実なのか、、、くだらねぇと思いつつ楽しんで読める。独特の表現系も良かった。 最終回にすべりこみたまえ

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2024/07/15

小説かしらと読み始めたけれど、実はそうでないらしいと気づき、しかし、では何なのか?と問われたら、一体何だかわからない、と答えるしかない、そんなヘンテコでオモチロイ作品だった。かなり好き。

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2024/03/30

登美彦氏が竹林を刈ろうとして中々刈らない話だ。 内容はもはやどうと言うことはないのだが登美彦氏の文章が読みたいそこのあなたにはとても満足の行く本ではないか知らん?

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2024/03/29

図書館でパラパラと読んで以来10年?それ以上?ぶりの再読。お変わりないようでやはりお若い。竹をめぐる本当か嘘かよくわからない文章がゆるゆる続いて「なんやこれしょうもなw(褒めてます!)」とどこにも力を入れずに読んでいられる。竹林になかなかたどり着けないグダグダ感と、作家としてめま...

図書館でパラパラと読んで以来10年?それ以上?ぶりの再読。お変わりないようでやはりお若い。竹をめぐる本当か嘘かよくわからない文章がゆるゆる続いて「なんやこれしょうもなw(褒めてます!)」とどこにも力を入れずに読んでいられる。竹林になかなかたどり着けないグダグダ感と、作家としてめまぐるしく売れに売れていかれる慌ただしくも華やかな気配が交互に現れて、ゆるいのかスリリングなのかよくわからない。とても心地よい。 有益なことから全力で逃げたいとき、なんか疲れてるとき、さみしいけど一人でいたいとき、あるいは竹林でボーッと佇んでいたいときなどにとてもよろしいかと思います。

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2024/03/27

ザ・森見登美彦ワールド!っていう感じの一冊。ただただ「竹林を切る」というだけなのにこんなに膨らませて膨らませて一冊の本になっちゃうのはすごいと思う。どの森見登美彦作品にも言えることだけれど、奇想天外な妄想が延々と広がっていって、でも収集つかないってことはなくうまいこと辻褄が合って...

ザ・森見登美彦ワールド!っていう感じの一冊。ただただ「竹林を切る」というだけなのにこんなに膨らませて膨らませて一冊の本になっちゃうのはすごいと思う。どの森見登美彦作品にも言えることだけれど、奇想天外な妄想が延々と広がっていって、でも収集つかないってことはなくうまいこと辻褄が合って収まっていくのがとても好きだなと思う。

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2024/03/03

竹林をテーマに、森見氏が竹の伐採をして事業を興し一攫千金とムキムキの肉体を手に入れる。そんな構想(妄想?)を描いて竹林と格闘する体験記の様な小説ですが、なかなか竹の伐採までに至らず、ダラダラとした状況が長く続きます。がそれもまた面白かった。森見氏の人間性がよく分かる作品でした(笑...

竹林をテーマに、森見氏が竹の伐採をして事業を興し一攫千金とムキムキの肉体を手に入れる。そんな構想(妄想?)を描いて竹林と格闘する体験記の様な小説ですが、なかなか竹の伐採までに至らず、ダラダラとした状況が長く続きます。がそれもまた面白かった。森見氏の人間性がよく分かる作品でした(笑)

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2024/02/25

「その人だけの文体」を持っている作家が大好きな私にとって、森見さんはもう最高。 何のことない出来事を書いていても、こんなに違う。 面白い話を書く小説家はたくさんいるけど、文章そのものに世界観がある書き手って、じつはすごく少ないと思う。 奇跡のような、宝石のような存在。

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2024/01/02

美女と竹林 というタイトルから森見登美彦氏による昔話のパロディ系か、きつねのはなし系かと思いきや、ひたすらにグダグダな竹林伐採や空想話し。とにかく森見登美彦氏のちょいとこじれた竹林愛のお話。よほど竹林がお好きなんですね。

Posted byブクログ

2023/05/13

森見氏が書くとんでもない連載物。竹林の奥底に美女を見出すことはできなかったが、とにかくオモチロイ小説であった。小説というのはフィクションで現実離れしたものが多いが、ここまで「妄想だよ」とわかる作品は初めて。

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2023/03/29

もう広いのか狭いのかわからない妄想の、それをこねくりまわした文章が脇道それまくりで竹を切るだけなのに良く一冊になったなと笑。ただ、やはり単純に楽しく読める。私は好きですよ。

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